概要紹介

このプログラムは、1990年に米国防省の健康管理活動の一環として、向こう5年で1,070万ドルの予算で開設されたもので、その任務、目的は、1.連邦法に従い、国防省内の障害のある就労者に対して、公平にアクセスできる情報環境と機会を保障するための支援技術や調整(適応化)サービスを提供すること。2.国防省並びに連邦関係省庁での障害者雇用とその維持をサポートすること。3.公共のアクセシビリティ向上のための各種国防省プログラムとその活動を支援することなどである。

ダイナー・コーエン(Dinah F.B.Cohen)氏を理事長とし、開設以来、省内の17,000件以上のサービス要求に応えてきた。現在の予算は、毎年260万ドルである。

コンテンツ:「調整サービス」では、個々の要求に対する評価と、各障害に応じて提供される支援技術が列挙されており、「イニシャティブズ」ではCAPの参加する省内の先導的プログラムが紹介されている。「CAPTEC」は支援技術評価センターのことで、ペンタゴンの一室に各障害者のためのワークステーションを設置し、そこで実際の支援技術などが体験できたり、また、そのためのイベントが頻繁に行なわれている。「リソース」は関連サイトへのリンク集であり、「ニュース」では、CAPについてのニュースの他、公報、障害者のための各種イベントのお知らせ、CAPが作成した文書などがある。その他、「連絡先」「要求申込書」「フィードバック」「サイトマップ」「検索ページ」の各項目で構成されている。

特記事項

(1)CAPとプロップの関わり

  • 1999年10月にプロップ代表ナミねぇは、労働省の委員としてアメリカへ2週間の視察に出掛け、シアトルでの「国際テレワーク会議」で行なわれた分科会「チャレンジド・テレワーク」に参加した際、講師であったCAPのダイナー・コーエンさんに出会った。ナミねぇは、彼女の「すべての国民が誇りを持って働けるようにすること。それが国防の第一歩です」。という言葉に感銘を受け、帰国後もメール交換をしながら交友を暖め、2000年8月のプロップのチャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)への来日参加をお願いしてきた。
    今年に入ってペンタゴンを実際に訪問し、ダイナーさんに直接会見。その後のメール交換などで、ダイナーさん自身の来日参加が決定した。ダイナーさんが代表するCAPのサイトを翻訳紹介することで、彼女を含むアメリカ行政の取り組みの一端が紹介できればと思う。
    • 注)CAP理事長のダイナー・コーエンさんは、2000年8月、チャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)に参加するため来日された。また、2003年8月のチャレンジド・ジャパン・フォーラムには、ペンタゴンから、インターネットを通じて特別講演者として参加されている。

(2)翻訳に際して

  • 最初の5項目(A-G)の大、中項目についてはホームページの原文に即してほぼ全訳し、小項目については、適宜最新のものや有用と思われるものを全訳ないし要約または説明している。
  • イメージ画像版とテキスト版で簡単に概要が分かるように工夫されたプレゼンテーションについては、そのほとんどは本文で触れられており、上の「概要」に引用した他、本文項目にない事項だけを項目Iで取り上げた。
  • CAPの文書「人間工学ワークブック」は、具体的な人間工学的職場環境作りの部分を項目Jとして訳出した。
  • CAPサイト以外の情報へのリンクはそのURLを付した。
  • 固有名詞についてはできる限り訳し、必要な限り原語を付した。

(3)CAPについての感想

  • CAPの展開するプログラムは多彩で、具体的な障害者別の利用機器のサービス提供や、CAPTECでのデモンストレーション、他の機関団体の数多くの関連プログラムの紹介など、アメリカ行政の障害者への取り組みの幅広さと真摯さが伺える。
    障害者がサイトにアクセスし、また各人の様々な要求を出しやすいように連絡先や要求書なども個々具体的に記載、準備されている。
    しかし、CAP文書の中に、このプログラムに対する利用者調査があるが、CAPのプログラムについて、インターネットで知った者は監督者や利用者を含めてほとんどいないというのは、ウェブをわざわざ利用せずとも必要な情報が取れ、対応が得られるシステムが現場に既にあるからだろう。

ようこそ、CAPへ

CAPの新しいパンフレットが電子化されました。オンライン申込はこちら※1

コンピュータ・電子調整プログラム(CAP)は、個々の活動にコスト負担をかけることなく、障害のある国防省職員に対して支援技術や調整サービスを提供します。CAPの任務は、国防省において、障害者に対し公平にアクセスできる情報環境と機会を保障することです。CAPは司法省の推進する508条(リハビリテーション法)の評価やガイドラインの実施も含め、さまざまな電子調整を支援します。508条の詳しい情報はhttp://www.section508.gov/ にあります。

CAPの新しいパンフレットは、オフィスマネージャーへご連絡頂ければ入手できます。CAPプレゼンテーションがサイトに追加されました。CAPの主な内容がこのリンクを辿ることで得られます。(注:閲覧がしやすいように新しいブラウザ-画面が開きます。この画面を閉じるだけで元のCAPサイトに戻ります。)

CAPはゴア副大統領から、国防省職員に対する低コストで時期に適った支援技術の提供を認められ、ハンマー賞を受賞しました。CAPの新しいビデオではこの副大統領のコメントを一部紹介しています。このビデオは一般情報要求書で要求できます。

このウェブ・サイトでは、調整とサービス、イニシャティブズ、CAP技術評価センター(CAPTEC)、CAP連絡先、ニュースと発表、そして要求書などに関する情報を提供します。

軍の健康システム・ウェブ(The Military Health System Web Site)http://www.tricare.osd.mil/*は、副国防長官(健康情勢)とTRICARE管理活動の公式サイトです。※2

  • ※1. “こちら”の部分はリンクボタン:訳者
  • ※2. “軍の健康システム〜公式サイトです。”はこのページ以外では省略した:訳者
  • 2000年4月21日更新

A. 調整サービス

国防省は長期に渡り、障害者の公平な採用に努めてきましたが、その最終目標は障害者の雇用率を全職員の2パーセントにすることです。そのためにCAPが設置され、国防省内で以下のことをします。

  • 連邦法に従って、障害のある職員に対して、コンピュータや遠隔コミュニケーションに対するアクセシビリティを確保するのに必要な物を購入する。
  • 長期訓練(2日以上)の職員のための手話通訳者、読み手、個人的なアシスタントについて資金を提供する。
  • ソフトウェア、ハードウェア、その他必要な技術を用いてアクセシビリティを確保するための専門技術を提供する。

CAPの目的は、聴覚、視覚、肢体(運動)、認識あるいは会話障害のある職員にとって、国防省の職場環境をもっとアクセシブルにすることです。1990年10月の設置以来14,000件を超える必要物を提供してきました。国防省の設備と並行して、意識の啓蒙、チーム編成、再編成など、CAPは国防省の環境整備のために必要かつ適切な支援を行なってきました。

また、省内事業者には負担をかけずに、障害のある全職員が最適な装備を得る事を目的とし、省内の病院、診療所、全職員のオフィス、訓練所、付属学校のアクセシビリティ確保に必要なものを提供します。CAPは、国防省内の障害のある人々が周囲の情報環境に公平にアクセスができるよう、技術や調整を提供し、副国防長官事務室(健康情勢)のTRICARE管理活動が現場活動の執行機関としてその任に当ります。

ここにCAPのスタッフが常駐し、省内職員、監督者、管理者のサポートにあたります。適切な調整サービスがあれば障害者も意欲が出るでしょう。さらに詳しい情報は、CAP連絡先まで。

  • 最終更新:1999年5月13日

1. 支援要求についての評価

CAPは、障害のある国防省職員がコンピュータ及びデータ通信システムへアクセスできるように、1990年に設置されたプログラムです。CAPは個々人の具体的な状況、機能及びコンピュータ操作について考慮します。

CAPの目的は、管理者に負担をかけないで、障害のある職員のニーズに合った装備を得させることにあります。また、全職員に対して不自由な環境が生じないよう支援します。

新たに障害のある職員に対して適切な調整を選択することは、本人やその監督者にとっても一つの挑戦であり、障害が続くとすれば、それは習慣的な活動となります。

CAPは、聴覚、視覚障害者、身体、認識障害のある人に対して支援サービスを行ないます。適切な支援を受けられるよう、数種の視点からのニーズ評価を行ないます。また、その手続きについてもこのページで概説します。

仕事

要求評価は個々人の具体的な状況に適した調整を明確にしなければなりません。要求評価を行なう最適のチームを作ることがもっとも大切です。障害者本人並びにその監督者がその核とならなければなりません。そのほかの人員は省内のコンピュータサポート、健康担当、調達、施設管理、連邦関係部門などの適宜必要な人材で構成されます。

要求評価の第1段階は、業務分析のチェックと管理です。まず、その職員に最適な部署を決定することから始まります。続いて、次のような具体的な分析に移ります。

  • その業務の基本機能は何か?
    • 現在の業務内容を再チェック
  • その職員の責任範囲は?
    • 個々人とその内面的、外面的に渡る対話
  • オフィスの電子環境は?
    • コンピュータの配置、遠隔コミュニケーションのシステム、その他の機器(コピー機、ファックス、電子郵便量りなど)の配置を確認
  • その業務にはどんな身体的、知的能力が必要か?
    • 業務の流れを調査
    • その業務が機能するための日常業務を確認

個人

個々人の要求を満たすことがもっとも大切です。個々人の機能の限界の程度や幅は千差万別です。次の問いかけはその代表です。

  • 業務を遂行する上でその人の制限は何ですか?例えば、動作の限界、弱視、全盲、聾、それとも・・・?
    • 個々人の業務を観察し、その人の障害を補うのに必要な技術は何かを見つけなければなりません。

聾あるいは難聴者に対して

  • 業務上コミュニケーションに必要な手段は何か?
    1. 必要な手段を明らかにする
      • 電話、会議、大ホール等でのその人の聞き取り能力と話す能力の把握
    2. 個々の会話手段を明確にする
      • 手話(例えば英語の手話)か、話し言葉か、触っての会話か、コンピュータ支援による会話か
    3. 必要な会議を取る
      • スタッフミーティング、監督者もしくは職員でのミーティング、訓練会議、種々の会議等
    4. その会議に必要な枠組みを明らかにする
      • 内部か外部か、時間の長さ、使われる会話手段の種類、コンピュータでの書取りが必要かなど

視覚障害者に対して

  • 読み取りあるいは情報アクセスに必要な手段は何か?
    1. 個々の読み取り方法を把握する
      • たとえば、拡大したコンピュータ画面や印刷物、音声出力、点字リーダー、スキャナーあるいはその他読取装置が要るかどうか。
        それに応じて、コンピュータ、文書、書簡、タッチ式会話、データベースなど必要なものを確認する。
    2. 個々の読めるものを明確にする。
      • 印刷(拡大印刷)、音声出力、点字
    3. 各自が印刷物をどの程度読み取る能力があるかを測定する。
      • 印刷情報を読むのにどこまで目を近づけるか
      • 通常のフォントの印刷物をどの程度速く、正確に読み取るか
      • 色の識別(白黒、その他各色の組み合わせ)
      • 必要な大きさとフォントは何か
    4. 音声出力の必要性
      • 難聴問題があるかどうかの確認
      • 音声合成装置の速度と明晰性
      • 音声ソフトとオフィスのアプリケーションの適合性の確認

肢体(運動)障害者に対して

  • 肢体(運動)障害者にとっての職場と職場環境はどうあるべきか?
    1. 各人にとって、(CAPサイトで述べるような)人間工学的に配慮された職場かどうかを確認する。
    2. 個々が日常に必要とする道具や装置を把握する。
    3. 両手指の機能について確認
    4. 各人の動作の範囲を確認
      • 腕または手を前、横、頭上に持っていけるか
    5. 上半身機能の総合把握
      • すべての指が使えるか、大小のものを掴めるか、各種書くための道具、タイプなどが使えるか  
    6. 下半身の機能の確認
      • 持ち場に座れるか
    7. 個々の疲労度の確認と業務遂行のために工夫ができないかを考える

認識障害者に対して

  • 仕事上、認識障害者に必要なものは何か?
    1. 仕事を遂行するためには時間的制約があることを確認する
    2. 個々の読み取りに必要なものを確認する
    3. 個々の読解力を確認する
      • スクリーン・リーダーを使う
      • スクリーンハイライターを使う
    4. 個々のコミュニケーション能力を確認する
      • コミュニケーション拡張装置を使う
    5. 基本業務遂行能力を確認する

解決法

個々人の現在の業務位置をチェックし、潜在的な障害を確認した上で、適切な調整を提供することによって仕事はうまく達成されるでしょう。職員と監督者が自分の職場を評価できるようにすることもまた重要です。CAPの調整専門員が援助することができるのは、以下のことです。

  1. 個人の要求に応ずるために、ワークステーション、コンピュータ及び遠距離通信システムと互換性を持つ調整の確認。
  2. 個々の仕事環境において、その人により適している代替アプローチと調整の確認。
  3. 職員が技術支援とサービスを受けるまで、そのことに専念できるようにする。

障害者やその監督者は、常に総合的なアプローチに努め、彼らが同僚と対等に働ける環境が得られるよう、最も適切な調整を図る必要があります。

CAPの要求評価プロセスに関するさらに詳しい情報は、CAP事務局まで、電話か(703)681-8812(V/TTY)、または電子メールcap@tma.osd.milで連絡してください。
または、このサイトの「CAP連絡先」まで。

  • 最終更新:2000年6月9日

2. 聾あるいは難聴者への調整

テレタイプライタ(TTY)

TTYは、電話回線に接続されたタイプライターのような装置で、その上でタイプして、メッセージを読めるようにし、難聴者の電話通信を可能にするものです。TTYの中には、送受話機能があり、PCモデムと互換性を持つものもあります。TTYは、机上あるいはポケットサイズで利用できます。

訳者引用:TTYの一例(TTY電話:Minicom TTY)
参照:こころWeb

PC TTY

PC TTYとは、ソフトウェアとモデムを使い、コンピュータ上でTTY会話をするものです。TTYソフトウェアには、TTY会話用の画面と遠隔地のTTYメッセージを検索する機能が付いています。

拡張装置

FM、赤外線やループ聞き取り支援装置は、会議室と傍聴室を難聴者のためにアクセスできるようにします。電話音声拡大装置も利用できます。

音声拡大(電話)

難聴者には、電話での会話を拡大するいくつかの方法(トーン、ピッチ、ボリュウム)があります。

クローズド・キャプション・デコーダと訓練用テープに字幕を付けること

字幕を付けると、トレーニング・ビデオやテレビ放送を理解しやすくなります。字幕には2つのタイプがあります。一つはオープン型、話された情報が追加設備で視覚的に画面に表示されます。そして、クローズド型は字幕を見るのにデコーダが必要です。ビデオテープ上に字幕をコード化する装置及びクローズド・キャプションを見ることができる装置(デコーダ)が利用可能です。また、ビデオテープに字幕を付ける際、財政的な補助が出ます。字幕を付けるためのソース一覧はhttp://www.captions.org/(Cloded Captioning Webへ)を訪問してください。

合図を送る装置

環境にある聴覚の信号(例えば電話のリング音またはコンピュータ・ビープ音)を示すのに、視覚または振動で合図を送る装置が使われたりします。

コミュニケーション拡張装置

AC装置は入力されたり、メモリに保存されたことを話す装置です。この装置は、データ入力のためのキーボードを備えていて、スピーチ・シンセサイザーを使って入力された情報を話します。このシステムは、バッテリー駆動のコンピュータ、音声合成装置とソフトウェアなどで構成されます。

TTY電話

TTY電話は送受話器とキーボードを持ち、TTY、電話両方の使用が可能です。TTYでの会話は、LCDスクリーンで読めます。

公衆TTY電話

公衆電話には、取り出し式TTYを下の方に持つものや、TTY番号を呼び出し、料金のコインを入れるとTTYが使えるものがあります。

さらに詳しい情報は、CAPの聾、難聴問題アナリスト、ポール・シングルトン(Paul Singleton)まで。もしくは、情報要求書を送ってください。

  • 最終更新:2000年6月9日
  • URL移転対応等:2002年12月21日

3. 盲、弱視者のための調整

スキャナー/リーダー

スキャナー/リーダーは、タイプ入力や活字のテキストを明瞭な合成音声に変えます。テキストをそのまま読んだり、コンピュータ・ディスクに保存したり、文書処理アプリケーションに保存したり、点字に変換することができます。

スクリーン・リーダー

スクリーン・リーダーは、音声合成装置を操作し、コンピュータ画面の内容を読んでくれます。また、スクリーン・リーダーは、文書処理、表計算、データベースにも使え、画面拡大製品とともに使うことができます。

プリント拡大装置

これらの装置はコンピュータ画面の内容を拡大したり、閉回路テレビ(CCTV)を使うことによって、印刷された材料、手書き情報、図表(有線回路図でも)を拡大します。イメージは、4倍から60倍まで拡大することができます。ユーザーは、プリントサイズ、カラーコントラストや色の選択ができます。

点字ディスプレー

これは、コンピュータ画面の点字出力を提供します。ピンディスプレーでは、一度に一行ずつ表示されます。これらのディスプレーは、文書処理、データベースや表計算アプリケーションと互換性を持ちます。

携帯書き取り装置(ポータブル・ノートテイカーPortable Notetakers)

この装置は、最高640Kのメモリを積み、机や膝の上で軽快に動作します。1,000ページ以上の保存ができ、メモリに保存されたテキストを明瞭に話す音声合成装置を持っています。記録内容は、編集、テキスト・ファイルに保存、プリントアウト、コンピュータにダウンロード、コンピュータからアップロードすることができます。ノートテイカーは、7キーの標準点字キーボードまたは標準のキーボードで利用できます。

点字出力装置(Braille embossers)

これは、コンピュータから、点字出力として打ち出す装置です。この装置は、点字翻訳ソフトとともに使われ、点字のフォーマットや型を制御します。1秒あたり20字から50字印刷します。

さらに詳しい情報は、視覚障害者のためのキャップ・プログラム・アナリスト、セビリャ・アレン(Seville Allen)*まで、もしくは、情報要求書*をお送り下さい。

  • 最終更新:1999年5月13日

4. 肢体(運動)障害者のための調整

音声認識システム

音声認識システムは、ユーザーが声だけで、あるいはマウスまたはキーボードを併用して入力できるようにし、声でテキストをつくったり、コンピュータを操作できるようにします。これらのシステムは、ユーザーの声や話すスタイルを学習します。システムがユーザーの声を学ぶので、アクセントやスピーチのくせを調整することができます。音声認識システムによって、タイプ入力することができないユーザーも、話すことによって簡単にメモ、レポート、表計算表をつくることができます。

代替キーボード

代替キーボードで、コンピュータの使用を容易にすることができます。ミニチュア・キーボードは、特に口棒ユーザーまたは片手タイピストに有用です。
人間工学的キーボードは、手や手首の形と動きに沿うように作られています。これらは、反復性ストレス障害(RSI)(例えばカーパル・トンネル症候群Carpal Tunnel Syndrome(CTS)や累積性外傷不調(Cumulative Trauma Disorders (CTD))の一因となるストレスを減らしてくれます。

キーボード強化ソフト

キーボード強化ソフトは、Windowsのアプリケーション内で、タイピングの精度や速度を改善するもので、ユーザーは、マクロや単語登録ソフトでキーボードをカスタマイズすることによって、打つのに必要なキーの回数を減らすことができます。

代替ポインティング装置

標準のマウスを使うことができない人のために、多くの製品があります。人間工学的に設計されたマウスやタッチに敏感なパッドやトラックボールは、ユーザーに少ない動作で済むよう、また、キーボードに対して適正な位置になるように考案された装置です。多くの場合、装置はキーボードに組み込まれています。

代替入力システム

これらのシステムは、軽量の装置をコンピュータ・モニターに向けることによって、入力可能にするものです。この装置は、ユーザーの頭、肘、手首または体の他の部分に装着することができます。キーボード・イメージが画面に表示され、画面を指すことによってキーを選択します。これらのシステムは、多くのソフトウェア・アプリケーション・パッケージで動作します。

ハンズフリー・システム

このシステムは、脳の電気的信号や顔全体の動きを捉えて、カーソル運動と電子キーボードをクリックすることに変換します。したがって、ほとんど動けない人でもコンピュータを制御できます。

連続キー入力

この機能は、「スティッキー・キー(sticky keys)」としても知られていますが、同時にキーを押すところを順に押すことで同じ効果を得るようにするもので、キー動作に制限のある人がキー・コマンドの全部を打てるようにするものです。

さらに詳しい情報は、肢体障害問題担当、シャロン・テリル・リンゼイ(Sharon Terrell-Lindsay)まで。もしくは、情報要求書をご利用下さい。

  • 最終更新:1999年5月13日

5. 認識の障害とコミュニケーション障害をもつ人のための調整

スキャナー/リーダー

スキャナー/リーダーは、タイプ入力や活字のテキストを明瞭な合成音声に変えます。音声出力とハイライトされたテキストによって、読解を容易にします。
人に応じて、読みの速度、画面の色、ハイライトの程度、書き取り能力の度合いを調節できます。

スクリーン・リーダー

スクリーン・リーダーは音声合成装置を使って、画面の内容を読みます。読んでいる箇所はハイライトされます。

聞き取り補助装置

聞き取り補助装置は、リスナーが話し手に集中するのを助け、聴き分け能力と聴覚集中力を高めます。乱雑な背景雑音を抑えて、通信能力を効果的に高めます。

拡張コミュニケーション装置

この装置は、コミュニケーションを容易にするスイッチ・システムを使用し、デジタル化された音声を作るものです。プログラム化された情報は、言語会話能力を支援するための多くの拡張装置のベースになります。

言語予測ソフトウェア:

予測は直近に使われた言葉や重複に基づいて行なわれ、その文の前後関係において『意味をなす』語を予測することによって文法と文構造を改善します。

  • 最終更新:2000年6月9日

6. 障害者のための支援訓練

CAP事務局を通して得られる障害者のための長期訓練(2日以上)サービスを下記にリストアップします。サービスを受けようとする人は、通訳、読み手、またはアシスタントの手配に責任を負い、トレーニング・セッションが始まる4週間前までに、要求書をCAP事務局に提出しなければなりません。詳しい情報はCAPの各担当者まで、または各所属段階でお尋ね下さい。

手話通訳

CAPは、長期コースに参加する難聴者に対して、手話通訳者にかかる費用を負担します。

「通訳サービス・データベース」では通訳者のデータベースの検索ができます。

読み手

CAPは、長期コースに参加する視覚障害者に対して、訓練期間中の読み手にかかる費用を負担します。

個人のアシスタント

CAPは、肢体不自由者のための訓練に必要な個人アシスタントの費用を負担します。個人アシスタント利用は、訓練期間だけに限られます。要求には、サービス提供者を示さなければなりません。

訓練

コンピュータや遠距離通信システムにアクセスする際、障害のある職員が補助具の使用を学ぶ必要がある時、CAPはその訓練の費用を負担します。(最小限2日の必要条件は、この種の訓練にはあてはまらない。)

  • 最終更新:2000年2月7日

B. イニシアチブ(先導的プログラム)

障害のある国防省職員に対する支援調整サービスを提供するほか、CAPはいくつかの先導的な活動に参加します。障害のある大学生のための新人要員募集プログラム(Workforce Recruitment Program for College Students with Disabilities:WRP)、自由勤務デモンストレーション・プロジェクト(Flexiplace Demonstration Project)、労働者の補償(Workers' Compensation)、健康業務実施プログラム(Healthy Work Practices Program)−CAP人間工学プロジェクト(CAP Ergonomics Project)、軍の健康システム・アクセシビリティ(Military Health System Accessibility)、国防省教育活動(DoD Education Activity)、そして、特別家族会員プログラム(Exceptional Family Member Programs)と技術移転(Technology Transfer)です。

1. 障害のある大学生のための新人要員募集プログラム(WRP)

障害者雇用に関する大統領委員会(President's Committee on Employment of People with Disabilities:PCEPD)(http://www.pcepd.gov/)と国防省のコーディネートにより、WRPは、障害のある大学生のための夏季職業体験と場合によってはフルタイム雇用を提供します。
このプログラムでは、他の連邦機関と共同して夏季の仕事及び、要員募集のためのスタッフを提供します。毎年、スタッフは国中の大学と大学キャンパスで、障害のあるおよそ1,000人の学生に会い、各々の学生の資質をリストアップしたデータベースを作ります。
1996年には、個人分野の雇主も、データベースを利用することができるようになりました。個人及び公共部門の管理者で、プログラムに関するさらに詳しい情報が必要な方は、ポール・マイヤー(Paul Meyer)まで。また、2000年にキャンパス内で新人募集を予定する大学職員カウンセラーまたは障害学生サービス・プロバイダーは、ベッツィ・フリードマン(Betsy Friedman)までご連絡ください。
プログラムに興味がある学生は、現在の大学を卒業しなければなりません。スタッフの人員が限られているため、大統領委員会は、学生からの直接の問合せに応ずることはできません。

CAP、WRP両プログラムは連携しながら、この夏季プログラムに参加する学生に対して適切な調整や支援技術を提供し、アクセシブルな情報環境を作ります。新人要員募集プログラムで、大学生が利用できる調整に関するさらに詳しい情報は、WRP問題に関するCAP・プログラム・アナリスト、ポール・シングルトン(Paul Singleton)まで連絡してください。

  • WRPプログラム情報
  • WRPに参加する障害学生のための調整についての考察
    • (2項目内容要約:訳者)
    • このプログラムは夏休みを利用して、卒業予定もしくは最近卒業した障害のある学生を対象に、コンピュータ等の調整を利用して、主に省内の短期ないし長期の職を与えるものである。調整については主に学生とその監督者とのインタビューを通してその間に決定される。要求評価の方法は項目Aの1に準じる。これにより、さまざまな資質を持つ学生の能力についてのデータベースが作られ、国防省のみならず一般の雇用にも役立てることができ、学生にとっても、自分の能力開発やその資質をアピールすることができる。
  • WRP参加者のための調整
    • (訳者)
    • 翻訳項目A(調整サービス)の各障害別の支援技術と調整に準じた内容が列挙されている。
  • WRP参加者のための要求書
    • (訳者)
    • 各種要求書項目G参照
  • WRPへの情報要求
    • (訳者)
    • 各種要求書項目G参照

2. 在宅勤務/自由勤務

国防省は、自由勤務の全国的なデモンストレーションを障害のある人々のために実施しています。自由勤務または在宅勤務と呼ばれるこの計画は、職員が自宅または職場以外の場所で、一日の全部あるいは一部、仕事をできるようにするものです。
1993年10月21日に、人事管理事務所(Office of Personnel Management:OPM)は、自由勤務雇用の機会増加を奨励するメモを連邦機関に提出しました。さらに、1996年5月に、大統領の管理会議は、3年に渡って連邦の職員参加を3,000人から60,000人に増やすことを目的とし、国家在宅勤務先導計画を承認しました。国防事務次官の指揮監督で、この先導計画をいろいろな在宅勤務設備関連でサポートしています。

CAPは、障害のある自由勤務職員のために、自宅または他の場所で使用する設備を購入します。利用できるアイテムは、コンピュータのハードウェアとソフトウェア、電話設備、ファックス等を含みます。CAPによって供給される装置で次のような効果があります。

  • 負傷した職員の能力が劣っても働き続けられる
  • 職員の負傷後の職場復帰をより円滑にする
  • 能力の更なる減退を防ぐ

自由勤務は、障害のある人々にとって効果的な調整で、しかも、新人募集や質の高い人材保持のための貴重な制度です。次のような人々が対象となります。

  • 労働者補償の受取人
  • 障害で引退をした人
  • 障害のある国防省職員で、自宅または他の場所で週の全てもしくは一部働くことでより生産的な働きができる人
  • 既存の連邦の職場では十分にその能力を発揮できない障害者

この運動には期限を設けません。参加最終期限がなく、公式の「採用」または「承認」手続きもありません。管理者及び監督者は、柔軟で創造的な対応が求められます。

労働者補償を受けている人々が働くのを支援するために特別な制度があります。国防省の職員であった間に負傷した受取人は、国防省の雇用に対する制約から除外されます。

この国防省先導プログラムの詳細については、先導プロジェクト役員、ポール・ロスバック(Paul Rossbach)まで、電話(703)695-1076またはファックス(703)697-9768で連絡してください。もしくは、あなたの組織の障害プログラム・マネージャーに連絡を取ってください。

3. 健康業務実施計画/CAP人間工学プログラム

仕事関連の負傷で職員が障害を負い、生産性の低下をもたらすという現状があるため、CAPは国防省及び連邦のプログラムと共同歩調を取って、その防止と調整のサービスを提供してきました。
健康問題への関心が高まる中、CAPの前向きな障害管理へのアプローチは、教育ワークショップ、情報普及と肢体(運動)障害のある職員のための調整を通して、各監督者に助言を与えます。

人間工学とは、何か?

人間工学とは、人間を仕事に適応させるというより、仕事を人間に適応させようとする研究分野です。これは、仕事場、環境、作業目的、設備、そして、仕事場における人間の能力や相互作用関係にある作業過程に対する評価と設計によって達成されます。仕事場に変化があればどんな時でも(新規職員、新しい椅子、新しい机)、新しい人間工学的な工夫が必要になります。
全ての家具(椅子や机)や他の付属品が個々の作業者のニーズに応じて調節できることは重要です。なぜなら、2人として同じ人はいないからです。人間工学は、椅子、ワークステーション、照明を含む全ての仕事領域に及びます。
人間工学の効果的な使用は、痛いし、費用もかかる職員の負傷を避け、職員の満足を増し、高レベルの生産性を維持するのに役立つでしょう。
人間中心に仕事を設計することによって、職員は仕事中の負傷のリスクが減り、仕事に対して「作業者中心」という職場感覚を身に付けることになります。

プログラムの特徴

CAPは労働者補償当局らと組むことによって、職員の職場復帰を支援します。ケースチェックとニーズ評価プロセスを利用することで、もっと安全で生産性の高い環境で、職員は個性に応じた働き方を見つけることができます。CAPは、必要な調整用具の用立てを確実にして、これらの職員が省内の活躍する一員として働き続けられるようにします。

自由勤務プログラムは、職員が一日の全部または一部を外部で仕事できるようにするものです。CAPは省内管理者に対して自由勤務の実施を支援し、障害者の自由勤務参加者にコンピュータや支援設備を提供します。

1995年8月に、ウィリアム・ペリー(William Perry)前国防長官閣下はペンタゴンにおいて、基調議長を勤め、CAP技術評価センター(CAPTEC)を開設しました。CAPTECには、デモンストレーションと評価に使える多種多様な支援装置があります。筋骨格障害で苦しむ職員などのためにその適切な調整を捜している職員と監督者は、CAPTECを訪問して、いろいろな装置を実際に体験することができます。

[参考資料]

職場の人間工学ワークブック(Word 6.0 document)
  • (訳者)

1.CAPプログラムの概要、2.調整と予防プロジェクト、3.人間工学とは、4.人間工学的要求評価の4項目からなっていて、人間工学的評価では、具体的に椅子の構造や調整、机の上のコンピュータや付属物の配置、照明、職場の広さ、健康への配慮(物の配置、換気、休憩、体操など)、出入り口のアクセス、支援技術など事細かな記述がある。この4.人間工学的要求評価の指針については、別項Lを設けて訳した。

人間工学自己評価のためのガイド
  • (全訳)

このチェックリストは、あなたの机が働きやすくなっているかを素早く診断するためのものです。該当する不調があれば、「職場の人間工学ワークブック」を参照し、調整を図ってください。このリストであなたの机にどのような人間工学的調整が要るかをチェックして見てください。

  1. 両方の手首が自然な位置になるよう、ワークステーションは調節されていますか?
    • キーボードの高さは、手首はまっすぐで上腕と前腕の間が90度になるように。キーボードの高さと角度は調節できなければなりません。
  2. 文書を参照する際、適切な文書ホルダーがありますか?
    • 文書ホルダーはコンピュータ画面の隣にほぼ同じ高さと角度で置くようにしましょう。
  3. 電話を使う時は、ヘッドホンか、電話台かスピーカーホンが使われていますか?
    • 電話使用中の不自然な姿勢は不健康です。電話業務が多い時は何か適切な電話方法を考慮すべきです。
  4. あなたの一番よく使うアイテムはすぐ近くにありますか?
    • よく使うものは手の届く範囲に、そうでない物は離して置くようにしましょう。机上には物を置く適当なスペースがないといけません。モニター、電話、ホチキス、テープ・ディスペンサーは腕や手の曲がりやねじれを最小にするため、ユーザーの近くに位置しなければなりません。
  5. モニターの上部はあなたの目と平行ですか?
    • 画面の上端が目の高さにあるようにしましょう。もし、あなたが遠近両用眼鏡を掛けているなら、モニターはそれより低くしてください。
  6. モニターの画面は窓や頭越しの光でまぶしくないように置かれていますか?実際、まぶしくないですか?
    • モニターは窓と直角あるいは、窓が正面や真後ろにならないように置かなければなりません。頭越しの光はまぶしいものですが、拡散パネルを使うことでまぶしさを低減できます。このパネルは光を部屋の外へ導くというより、まっすぐ下に落とすものです。
  7. あなたはポインティング・デバイスを長時間あるいは何度も手を伸ばさずに使えますか?
    • ポインティング・デバイスは、キーボードの間近で手の届く最小範囲になければなりません。キーボードとマウスには、小休止を取る時のために手首置きと、もしくはマウス置きがなければなりません。
  8. ポインティング・デバイスはキーボードと同じ平面にありますか?
    • キーボードとマウスは両方とも、少なくとも28インチ(約71cm)の広さのプラットホーム上にあって、しかも、あなたの正面、モニターの真下になければなりません。
  9. あなたの片足が床または足置きに完全に付くように椅子の高さが調節できますか、その時膝の後ろは椅子よりも少し高い位置にありますか?
    • 膝頭の真下に席の上端が来るように高さを調節しましょう。椅子を正しく調節した後、足が床にぴったり付かない時は足置きを使ってください。
  10. あなたの椅子は、5本以上の足を持ちますか?
    • 椅子は、5個のキャスターと360度の回転台を持たなければなりません。
  11. あなたの机の照明は快適ですか?
    • 作業補助光と一緒に減光調整のできる照明がなければなりません。作業光は非常に狭い範囲で照度を上げ、全体としてはまぶしさを低減するように設計されなければなりません。
  12. あなたの机周りには、過度の熱、冷気、振動やノイズがないですか?
    • 健康な仕事環境には、適切な換気がなければなりません。プリンターやノイズの多い設備を遠ざけることで雑音を調節したり、また、視覚的に気が散ることのないように机の配置をしなければなりません。
  13. あなたはタイピングの合間に短い休みを取っていますか?
    • 規則的な休憩を取ってください。筋肉を伸ばすため、45分ごとに立ちましょう。20分ごとにモニターから目を離し、25フィート(約7.6m)離れた物を見ましょう。
  • この内容は、1999年10月14日に更新。
要求書
  • (訳者)

項目G「一般情報要求書」

職場チェック図
  • (訳者)

女性が椅子に座って机で作業するイラストがある。座る位置や手足の具合、モニターの位置などが図示されている。

人間工学リソース
  • (訳者)

項目D.5

人間工学連絡先
  • (訳者)

項目E.2

4. 公共地域と保健医療者のためのアクセシブルな軍の健康システム

国防省は、障害のある人々に公平なアクセスとサービスを与えるため長年努力してきました。この目的を達するために、国防省はコンピュータ/電子調整プログラム(CAP)を創設しました。CAPは、最近、副大統領ゴア氏からハンマー賞を受賞しました。CAPは、軍の処置施設(Military Treatment Facilities:MTF)のコミュニケーション・アクセシビリティを障害のあるMTF職員の個々の必要に応じて確保するために支援します。
コーエン長官が最近署名した「患者の権利のための国防省指令(the DoD Directive for Patients' Rights)」によって、国防省は全ての患者のためにコミュニケーションとアクセシビリティを増やすことに新しい努力を傾けています。
CAPは、国防省指令6000.14(DoD Directive 6000.14)と連邦法に則って、国防省職員やプログラム及び施設が障害者個人にとってアクセスしやすくなるよう、適切な技術的強化を購入する際に支援する専門のスタッフを置きます。また、CAPは、あなたの施設を連邦の基準と必要条件に則り、アクセスを容易にするために必要な電子、通信設備を提供します。また、聴覚、視覚、コミュニケーション障害を含む全ての障害者のためにアクセシビリティを確保するための設備を提供します。

各施設のアクセシビリティ確保のため、聾、難聴者のためにCAPは次のものを購入します。

  • テレタイプライタ(TTY)を緊急用、待機用、リカバリー・ルーム、病院受付、患者サービス部門に設置する。
  • 医者/患者相談用の補聴装置。

視覚障害者が読んだり、用紙記入の際に役立つようCAPは次のものを備えます。

  • 電子拡大装置
  • 点字装置

CAPは、また、コミュニケーション障害のある人を援助するためのコミュニケーション補助装置を提供します。

相談または設備注文については、CAP事務局(703)681-8811(声/TTY)まで連絡してください。

さらに、「司法省アメリカ障害者法(Department of Justice Americans With Disabilities Act)」http://www.usdoj.gov/crt/ada/adahom1.htmには、技術支援情報として、公共健康施設のアクセシビリティに関する詳細な情報があります。

5. 国防省教育活動

国防省は、障害のある人々に公平なアクセスとサービスを与えるため長年努力してきました。この目的を達するために、国防省はコンピュータ/電子調整プログラム(CAP)を開設しました。CAPは、最近、副大統領ゴア氏からハンマー賞を受賞しました。CAPは、国防省教育活動(DoDEA)を支援し、コミュニケーション・アクセシビリティ(学生及び障害のある職員各個人の必要に応じて)の確保に努めます。
CAPは、連邦法に沿って、国防省プログラムを確実にし、また各施設のアクセシビリティを障害者にとって容易にするため、適切な技術的強化設備を購入する際に援助できるよう、専門家スタッフを置きます。

DoDEA会員が利用できるサービスは次のようなものです。

  • 視覚障害者や聾、難聴者が情報や遠距離通信の世界を利用しやすくする支援技術
  • 認識障害、運動障害、コミュニケーション障害にとっての技術
  • 支援技術に関する訓練
  • クローズド・キャプション及び連邦製作ビデオ

障害のある学生がこの教育活動に登録したり、または教師、行政職員が要請されるとき、CAPは、その際に必要な補助用具またはその要員を得るために支援します。CAPは、教師、特殊教育監督者、学生、職員と管理者、その他必要な人員と共に、適宜、設備ニーズを決定して、利用できる解決法を見出し、支援技術を提供するための活動をします。
CAPから支援技術を得るプロセスは、学生が教育関連サービスに必要だと確認された時、あるいは、障害のある教師または行政職員を借りる決定がなされた時に始まるものとします。これによって、その学生が教育関連サービスに就く準備ができた段階、あるいは、職員が働き始める時に関連設備の利用ができるでしょう。

相談または設備注文はCAP事務局まで、(703)681-8813(声/TTY)に連絡してください。

6. 特別家族会員プログラム

国防省は、障害のある人々に公平なアクセスとサービスを与えるため長年努力してきました。この目的を達するために、国防省はコンピュータ/電子調整プログラム(CAP)を開設しました。CAPは、特別家族会員プログラム(EFMP)を支援し、EFMP会員及び障害のある職員の必要を考慮しながら、コミュニケーション・アクセシビリティの確保に努めます。
CAPは、連邦法に従い、国防省プログラムを確実にし、また各施設のアクセシビリティを障害者にとって容易にするため、適切な技術的強化設備を購入する際に援助できるよう、専門家スタッフを置きます。
EFMP会員が利用できるサービスは次のようなものです。

  • 視覚障害者や聾、難聴者が情報や遠距離通信の世界を利用しやすくする支援技術
  • 認識障害、肢体不自由、コミュニケーション障害に取っての技術
  • 支援技術に関する訓練
  • クローズド・キャプション及び連邦製作ビデオ

CAPは、必要に応じて、EFMPコーディネーター、教師、特殊教育監督者、学生、職員と管理者、その他必要な人員と共に、設備ニーズを決定し、利用できる解決法を見出し、支援技術を提供するために活動します。
家族会員がEFMPで登録するとき、あるいは、障害のあるEFMP コーディネーターが付く時は、CAPに連絡し、適切な支援技術が提供されるようにしてください。

相談または設備注文はCAP事務局まで、(703)681-8813(声/TTY)に連絡してください。

7. 技術移転

国防省は技術移転の進展に際し、歴史的に重要な役割を演じました。先端技術に対する国防省の旺盛な需要と、多数の連邦の研究所と上級管理機構の支援によって、国防省は技術開発の最前線に置かれました。過去、防衛技術から障害者のためのコンピュータ支援技術への移転されたものに次のようなものがあります。

音声認識
ユーザーがキーボードとマウスを使う代わりに、声で命令できる。
グローバルな位置決めシステム(GPS)
知らない場所で盲目の人々を導くツールとして現在テストされている。
視線追尾システム
目の動きでコンピュータと他の設備の制御を可能にする。

研究開発や消費者需要、新技術の商業化の中で生じる成果を利用し、障害者の人々が先進技術を利用できるようにするため、連邦機関や研究所はさらに増えています。

参照

リハビリテーション工学及び支援技術北米協会(Rehabilitation Engineering and Assistive Technology Society of North America:RESNA)http://www.resna.org/
RESNA技術協力プロジェクトは、全国の様々な支援技術プログラムに情報と相談を提供し、障害者がプログラムやそのサービスを得るのを容易にします。
703-524-6686 (声)
703-524-6639 (TTY)
703-524-6630 (ファックス)resnata@resna.org
連邦研究所組合(Federal Laboratory Consortium:FLC)
FLCは連邦研究機関の組合で、各機関の研究調査結果や新装置を、政府開発技術の潜在的ユーザーに対して早急に提供できるよう設置されました。
FLCは、提供方法の開発、テストを行ない、その障害となるものを報告し、訓練を実施するなど、国家の技術移転の先導性をアピールします。
360-683-1005 (声)
360-683-6654 (ファックス)webmaster@zyn.com
障害とリハビリテーションの調査に係る国家研究所(National Institute on Disability & Rehabilitation Research:NIDRR)/リハビリテーション工学調査センター(Rehabilitation Engineering Research Centers)http://www.ed.gov/offices/OSERS/NIDRR/
これらのセンターは障害者問題の新しい工学的解決法の開発やテストのための先進的調査プログラムを指揮します。さらに、技術的及び工学的情報の交換システムを開発したり、障害者に技術的な装置や設備を効率的に配布する責任も負います。
800-346-2742 (声)
301-588-9284 (声)
301-495-5626 (TTY)
301-587-1967 (ファックス)

8. 訓練センター

国防省は、障害のある人々に公平なアクセスとサービスを与えるため長年努力してきました。この目的を達するために、国防省はコンピュータ/電子調整プログラム(CAP)を開設しました。CAPは、最近、副大統領ゴア氏からハンマー賞を受賞しました。
CAPは、訓練センターを支援し、障害のある職員の必要に応じて、センターのコミュニケーション・アクセシビリティの確保に努めます。
CAPは、連邦法に従い、国防省プログラムを確実にし、また各施設のアクセシビリティを障害者にとって容易にするため、適切な技術的強化設備を購入する際に援助できるよう、専門家スタッフを置きます。

CAPは、聾、難聴者のために訓練センターに対し次のものを購入します。

  • センタースタッフとの電話を容易にするテレタイプライタ(TTY)
  • 口頭で行なわれる教室での補助聴き取り装置

視覚障害者を援助するために、CAPは次のものを提供します。

  • 自己学習プログラムのための、電子拡大ハードやソフト
  • 自己学習プログラムのための、スクリーンリーダー
  • スクリーンリーダーと併用して、盲目のユーザーに点字出力を提供する点字ディスプレイ
  • 訓練センター図書館にある資料などを自己学習での読み上げを容易にするための、スキャナー/リーダー

CAPはまた、運動障害者がコンピュータを使う際に役立つ代替キーボードやポインティング・デバイスを提供します。

相談はCAP事務局(703の)681-8813(声/TTY)まで連絡してください。

  • 2000年6月9日更新

C. CAPTEC(CAP技術評価センター)

ペンタゴンのCAP技術評価センター(CAPTEC)へようこそ。

CAPTECは、支援技術の評価をするための施設です。CAPTECには、障害者に役立つ多様な設備を備えたコンピュータ・ワークステーションがいくつかあります。

ペンタゴンの全景ペンタゴンを訪問するには、CAPTEC管理者の案内が必要です。693-5160(声)または693-6189(TTY)に連絡後、2A259号室(CAP技術評価センター(CAPTEC))に入ります。センター前のディスプレイ・ウインドウに、CAPTECで評価する支援技術について環状の選択肢が表示されています。CAPTECの中には、いろいろな障害者別の支援についての5つの専用のワークステーションがあり、その他、部屋には、さまざまな独立装置と代替キーボードやポインティング・デバイスが置いてあります。

このページでは、CAPTECの5つのワークステーションについて述べます。その後に、ワークステーションのマルチメディア・ツアーのためのオプション・リストもあります。これらは、多くの訪問者が利用できるようなマルチメディア・フォーマットにしてあります。RealPlayer G2は、トラックにSMIL式字幕が付いたストリーミング・メディア・タイプです。QuickTimeオプションは、PCまたはマッキントッシュ・ユーザーがダウンロード可能なメディア・クリップで、字幕をつけられます。AVIファイルは、最も単純なフォーマットで、字幕を付けることができません。遅いインターネット接続の場合、こちらのAVIファイルと添付のコピーを読んだ方がいいかもしれません。アクセシブルなインターネット、マルチメディアの詳細については、「アクセシブルなウェブをめざす国家プロジェクト・センター(National Center for Accessible Media Web Access Project)」http://ncam.wgbh.org/を訪問してください。

ワークステーション1
ワークステーション1は、聴覚障害者のためのもので、PC-TTYソフトとモデムのためのテクノロジー、遠隔ビデオ会議(Video Teleconferencing,VTC)、独立型でコンパクトなTTYと聴覚補助装置などがあります。
ワークステーション2
ワークステーション2は、視覚障害者用に設計されています。コンピュータ・モニターの隣に閉回路テレビ(A closed circuit television,CCTV)があり、拡大/スクリーン・リーダーがロードされています。CCTV上には、音声を使用しない通信拡張装置があり、そして、トラックボールが組み込まれた代替キーボードが付いています。CCTVとコンピュータ・モニターの間には、大きいボタンのついた拡大電話と拡大ヘッドホンがあります。
ワークステーション3
ワークステーション3は、主に盲目のユーザーのためのものです。スクリーン・リーダー、80文字更新の点字、スキャナー/リーダー、点字出力装置、キーボード・キャップとトラックボールがセットされています。
ワークステーション4
ワークステーション4は、肢体(運動)障害のある人のための技術移転アイテムと支援技術に焦点を当てています。音声認識ソフトがインストールされていて、声のやりとりで命令、制御が可能です。スイッチ付きの赤外線カーソル制御メカニズムと、元々、空軍調査研究所で開発されたハンズフリー・コンピュータ・インタフェースを持ちます。このインタフェースは、脳の電気的な信号をコンピュータ信号に変え、オンスクリーン・キーボードを使って、カーソルと画面制御を行ないます。運動障害のある人のための赤外線ワイヤレス・キーボードが付属しています。
ワークステーション5
ワークステーション5は、認識障害のある人のための設備として、人間工学的な配置に焦点を当てています。光学読取装置(OCR)、スキャナー/読み取りソフトは、コンピュータ上にインストールされ、電子辞書が自由に配置できます。作業プレートには、トラックボール付きの分離キー型キーボードがあります。2段階の調節ができるテーブル、自由に調節できる事務椅子と文書ホルダーは、座る人に適切なワークステーションの配置を提供します。CAPは、オフィスの備品を職員に適した配置にするのに役立つよう「職場人間工学ハンドブック」を出しています。

CAPTECの訪問可能時間は、月曜日から木曜日の午前9時00分から午後3時00分までです。要請によって他の時間も可能です。また、ビデオ遠隔会議やリアルタイムVTCツアーの可能な人は、別途時間調整ができます。 さらに、CAPTECはいろいろな技術を公開するために定期的にデモンストレーションの日を設けます。これらのイベントについて知りたい方は、CAPTECメーリングリストに参加してください。

さらに詳しい情報、あるいはスケジュール相談は、703-693-5160(声)または703-693-6189(TTY)まで、もしくはCAPTECに電子メールを送るか、スケジュール予約書に記入してください。

  • 最終更新:1999年3月17日
  • URL移転対応等:2002年12月21日

1.CAPTECのイベント

過去のイベント

2000年6月14日:「新人要員募集プログラムの日」
  • (説明:訳者)

WRP参加学生及び関係者を招いて、支援機器の体験。及び、ペンタゴン内カフェテリアでネットワークしながらの食事の予告。内容報告なし。

2000年5月23日:「CAPイニシャティブズ・デー」
  • (説明:訳者)

障害者のための人間工学的支援機器の展示。内容報告あり。

2000年3月15日:「目を見張るCAPのアクセシビリティ」
  • (説明:訳者)

日時、場所の表示とブルドッグが椅子に座ってコンピュータを見ているイラストがあり、盲導犬の会社「シーイング・アイ社(Seeing Eye,Inc.)」の参加が特色とある。

2000年2月29日:「健康業務実施デー」
  • (説明:訳者)

日時、場所と「職場の環境調整を体験しませんか!」という呼びかけのコピーの入ったイラストがある。

1999年8月11日:「バック・トゥ・スクール・デー」
  • (全訳)

デモンストレーションの報告

[展示品]

  • 代替キーボードとポインティング・デバイス
  • リング・アラウンド・ベル(Ring Around Bells)
  • 話す熊スピノザ(Spinoza the Talking Bear)
  • 話す泡(Talking Bubble)
  • 拡張コミュニケーション装置

[報告]

  • およそ205人が、ペンタゴン2A259号室でのコンピュータ/電子調整プログラム・技術評価センター(CAPTEC)のデモンストレーション「バック・トゥ・スクール」を訪問しました。国防省教育活動(DoDEA)と特別家族会員プログラム(EFMP)のコーディネーター、国防省職員及びその家族が、障害のある学生のための支援技術や国防省職員とその家族のためのCAPのサービスを学ぶためにCAPTECを訪問しました。国防軍家族協会(NMFA)の代表者は、紹介用に多数の印刷物を持参し、CAPスタッフはCAPTECの支援装置とソフトウェアを紹介しました。
    デモのハイライトは、各障害(視覚、聴覚、運動、認識/学習障害)に対する、いろいろな支援技術でした。アイテムの1つ、スピノザは盲目や弱視の人のために紹介されました。インプットされたテープや音楽、本を演ずるクマです。これは、視覚あるいは認識障害のある子供や知恵遅れの成人のために、言語/音声での会話技術を向上させるために設計されたものです。
    リング・アラウンド・ベルは、難聴者のための調整として紹介されました。これはちょっと変わったアイテムで、固定された木槌を叩いて音階を鳴らしながらくるくる回る8つのカラフルなベルでできています。
    聾唖者のために2つのコミュニケーション拡張装置が紹介されました。1つはトーキング・バブル、これはボタンを押すことで、4-5秒のメッセージの記録、再記録と話すことができる装置です。もう1つは、予めセットされた語とフレーズを伝えるための音声出力に絵を組み合わせたものです。その他にCAPスタッフは、キディ・キーボード(Kiddie Keyboard)、マイ・ファースト・キーボード(My First Keyboard)、キッドボード(kidBoard)、イージー・ボール(EasyBall)、タッチ・ウィンドウ(Touch Window)、キッド・トラック(kidTrac)など、さまざまな代替キーボードとポインティング・デバイスのデモを行ないました。
    センターと他の支援技術見学のためのCAPTECツアーも同時に催されました。
    NMFAに感謝します。さらに詳しい情報はCAP703-681-8813 (声/TTY) か、 CAPTEC 703-693-5160 (声)703-693-6189 (TTY)まで。
  • この内容は、1999年8月19日に更新されました。
1999年5月18日:「技術と高齢化要員のためのデモ・デー」
  • (全訳)

[デモの報告]

  • およそ200人の人々が、「技術と高齢化要員のための」デモンストレーションのために、コンピュータ/電子調整プログラム技術評価センター(CAPTEC)、ペンタゴン2A259号室を訪問しました。農務省、国務省他の連邦機関の代表者や国防省職員が、障害のある高齢者のための支援技術や国防省職員のためのCAPのサービスについて学ぶためにCAPTECを訪問しました。
    引退者アメリカ協会(AARP)の代表者は紹介用のパンフを多数持参し、CAPスタッフはCAPTECの支援装置とソフトウェアを展示しました。
    デモのハイライトは、各障害(視覚、聴覚、運動、認識/学習障害)に対する、さまざまな支援技術でした。アイテムの1つは弱視者用の独立型
    CCTVでした。これは、テキストに色のコントラストを付けると同時に16倍にまで拡大して読みやすくするものです。その他のアイテムはズームテキスト(Zoomtext)・ソフトウェア、大きいボタン電話、手持ち拡大鏡などでした。
    送受話音声拡大装置は、難聴者のためのものです。これは、電話の耳の部分または電話機本体に取りつけて、ボリューム・レベルを調節します。他のアイテムには、携帯用独立型テレタイプライタ(TTY)とFM会議装置がありました。
    聾唖者ために、独立型の拡張コミュニケーション装置が紹介されました。この装置は、予めセットされた語とフレーズを伝えるために音声出力に絵を組み合わせます。その他、CAPスタッフは、多種多様な代替キーボードとポインティング・デバイスを展示しました。技術評価センターと他の支援技術見学のためのCAPTECツアーも催されました。
    AARPの方々に感謝します。詳細は、CAP703-681-8813(声/TTY)またはCAPTEC703-693-5160(声)703-693-6189(TTY)まで連絡してください。
  • この内容は、1999年3月17日に更新されました
1999年3月31日:「触れる電子機器の日」
  • (訳者)

熊のスピノザ、スクリーン・リーダー、プリント拡大装置、ノート・テイカー、点字ディスプレーの展示品の写真とイラスト図のみ。

1999年1月12日:「遠隔コミュニケーション円滑化のためのネットワーク手段」
  • (内容要約:訳者)

約200人の来館。目玉は、NXi社のNXiテキスト・サービス(NXi Text Services:NTS)というソフト。これをLANまたはWANにインストールし、必要なところにTTY互換モデムを配置することで、3人以上の難聴者同士の同時会話を可能にする。
NexTalk-VM モデムは、TTY機能をノートパソコンに持たせるもので、難聴者の出張に便利である。
CAPスタッフはビデオ会議(VTC)とNexCom300 を使ったデモンストレーションを行なうことで今後の難聴者の会話手段のあり方を提示した。
その他、音声認識ソフト、人間工学キーボードなどの入力装置や点字リーダーなどの見学があった。

  • 1999年3月17日更新
1998年12月1日:「音声認識と人間工学の日」
  • (内容要約:訳者)

健康的な職場環境を目指した人間工学的な机、椅子、その他代替キーボード、トラックボール、文書ホルダー、足置きなどを紹介。
また、ポスターを作成、あるべき職場環境を図示した他、他の関連機関の情報、パンフ、ポスターなどを配布した。
その他、視覚、聴覚障害者用の音声認識ソフトの紹介や情報提供。

  • 1999年3月17日更新
1998年9月15日:バック・トゥ・スクール・デー
  • (訳省略)
1998年1月27日:職場環境における人間工学
  • (訳省略)
1997年11月20日:聾・難聴者のためのコミュニケーション・アクセシビリティ
  • (訳省略)
1997年10月14日:国際障害者雇用啓蒙月間開始
  • (訳省略)
<1997年9月9日:支援技術の橋渡し/dt>
  • (訳省略)
1997年8月12日:バック・トゥ・スクール・デー
  • (訳省略)
1997年3月21日:障害のある女性
  • (訳省略)
1997年4月23日:視覚障害のためのデモ・デー
  • (訳省略)
1997年2月4日:人間工学デー
  • (訳省略)
1995年8月16日:CAPTEC開設式
  • (訳省略)
  • 2000年6月27日更新

2. 予約時間の申し込み

  • (訳者)

項目Gの各種要求申込書の内「CAPTEC連絡要求書」を参照。

3. メーリングリスト

  • (訳者)

項目Gの各種要求申込書の内「CAPTECとCAPのメーリングリストの登録」を参照。

4. フリーウェア

  • (全訳)

多くの支援技術のリソースが、フリーウェア、シェアウェア、デモ版ソフトとして、ネット上で無料ないし低コストで入手できます。

(1)フリーウェア

テキスト・ブラウザ
リンクス(Lynx)(http://www.lynx.browser.org/)は、インターネットのためのフリーのテキスト・ブラウザです。
マウス拡張
ドルフィン(Dolphin)は2-16色のマウスポインタに加えて、視覚障害者補助オプションとしてのウインドウが出るようになりました。http://www.dolphinuk.co.uk/downloads/cursors.htm
キーボード・レイアウト
ドボルザーク・レイアウト(Dvorak layouts):
両手、左手または右手用配置によって、標準の「クワーティ(QWERTY)」配置が使いにくい人にとって、キーボード上で頻繁に使うキーを使いやすくします。片手用キーボード配置は、棒を使っている人に役立つことがあります。
省略/展開
ロボタイプ(RoboType):
長いテキストをタイプする時、ユーザーは短い省略形をタイプした後、2、3のキー入力またはマウス・クリックで復元します。
ロボタイプは、省略形と関連付けされた復元をライブラリ・ファイルに保存して、エクスプローラーで自動的にその文書タイプを登録します。

(2)デモ版/体験ソフト

スクリーンリーダー
ジョーズ・フォー・Windows(JAWS for Windows):
このソフトはサウンドカードを使って、電子情報を音声出力するスクリーン・リーダーです。
このフリーウェアはWindows環境に変わったばかりのユーザーに利用できるよう開発されたものです。
http://www.freedomscientific.com/fs_downloads/jaws.asp
スクリーン拡大
ズームテキスト・エキストラ・レベル2(ZoomText Xtra Level Two):
これは、スクリーン拡大/スクリーン・リーダーとドキュメント・リーダーとを組み合わせたソフトです。デモ版は、30日間試用できます。
http://www.aisquared.com/

(3)フリーウェア/シェアウェアの他のサイト

  • トレース・センター(Trace Center)は、ワイズマン・センター(Waisman Center)にあるリハビリテーション工学調査センター(Rehabilitation Engineering Research Center)として、ウィスコンシン-マディソン大学(University of Wisconsin-Madison)の産業工学部にあたります。
    トレースのコンピュータ・アクセス・プログラムには、各種フリーウェア/シェアウェアがあります。
    http://imperial.park.org/Guests/Trace/pavilion/compute1.htm
  • バーチャル支援技術センター(翻訳館に翻訳あり)
    (Virtual Assistive Technology Center)には、情報とダウンロードできるフリーウェアとシェアウェアがあります。
    http://vatc.freeservers.com/
  • DRMガイドは、インターネット上で支援技術情報を毎月掲載しています。

(4)一般的なダウンロードの方法(個々のサイトに具体的な指示があります)

  • ダウンロードするページ上で、ダウンロードすべきアイテムを選ぶ。(例えばdemo.exe)
  • プロンプトが現れ、ファイルを開くか、ディスクに保存かを聞いてくる。
  • 保存を選んで、OK。
  • 保存したいディレクトリを入力する。(例えばc:\windows\)そしてOK(どんなパスを選ぶかに注意する。)
  • 若干のファイルは、特に遅いモデムの場合、ダウンロードに時間がかかる。
  • ファイルをダウンロードし終えると、「保存率…x%」の表示が消える。
  • ブラウザやそれまで開いていたウインドウはすべて閉じる。
  • Windows 95/98またはWindows NT 4.xであれば、スタート・バー/RUNを選び、パスとファイル名を入力し(例えば、c:\Windows\demo.exe)、OK。
    Windows3.xの場合は、プログラム・マネージャーでファイル/RUNを選び、パスとファイル名を入力し(例えば、c:\Windows\demo.exe)、OK。
  • そのプログラムの指示に従う。
  • 1999年6月11日更新
  • URL移転対応等:2004年3月18日

D. リソース(各種機関の関連プログラムや情報)

1. 国防省

(1)陸軍

  • 健康促進と予防薬のためのセンター(Center for Health Promotion and Preventative Medicine)
  • 障害のある人のためのプログラム(Program for Individuals with Disabilities)

(2)海軍

  • 海兵隊保安局(Marine Corps Safety Office)
    http://www.hqmc.usmc.mil/safety.nsf
  • 海軍職業安全保健部門(Navy Occupational Safety and Health)
    http://www.norva.navy.mil/navosh/

(3)空軍

  • 空軍の身体障害部門(Air Force Physical Disability Division)

(4)国防軍家族協会(National Military Family Association )

2. 連邦政府プログラム・リソース

障害に関する国家委員会(National Council on Disability:NCD)http://www.ncd.gov/
NCDは大統領に対して、アメリカ人障害者5400万人に影響を及ぼす問題に関する評議会の開催を勧告する独立した連邦機関です。
(202) 272-2004(声)
(202) 272-2074(TTY)
(202) 272-2022の(ファックス)mquigley@ncd.gov(電子メール)
労働省:障害のある成人の雇用に関する大統領特別委員会(Department of Labor:Presidential Task Force on the Employment of Adults with Disabilities)http://www.workworld.org/ptfead.html
障害のある成人の雇用に関する大統領特別委員会は、障害成人の雇用率を一般成人の雇用率にできる限り近づけることを目的として設立されました。
(202) 219-6081、x 154(声)
(202) 219-0012(TTY)
ptfead@dol.gov(電子メール)
建築及び輸送障壁適合委員会(Architectural and Transportation Barriers Compliance Board:Access Board) http://www.access-board.gov/
このアクセス委員会は、アメリカ障害者法(Americans with Disabilities Act :ADA)と建築障壁法(Architectural Barriers Act:ABA)に適合する最低限の指針、遠距離通信法(Telecommunications Act)に適合する遠距離通信設備と使用者の屋内設備のアクセシビリティの指針、リハビリテーション法(Rehabilitation Act)の508条に適合する電子情報技術のアクセシビリティ基準に基づく指針を作成し、それらの指針や基準に応じた技術支援を提供することで、建築障壁法を実施する機関です。
(800)USA-ABLE(声)
(800)993-2822(TTY)
(202)272-5447(ファックス)info@access-board.gov*(電子メール)
障害者雇用に関する大統領委員会(President's Committee on the Employment of People with Disabilities :PCEPD)http://www.dol.gov/odep/
この委員会は、ハリー・S・トルーマン大統領によって1947年に作られ、その任務は、障害のあるアメリカ市民が職場を得られるように援助することです。PCEPDは委員会としては消滅し、労働省の一省庁、障害者雇用政策局(ODEP:Office of Disability Employment Policy)に事業が継承されています。
(202) 376-6200(声)
(202) 376-6205(TTY)
(202) 376-6219(ファックス)info@pcepd.gov*(電子メール)
職業調整ネットワーク(Job Accommodation Network:JAN)http://janweb.icdi.wvu.edu/
PCEPD(障害者雇用に関する大統領委員会)の一部として、JAN は職業調整に関する情報やアメリカ障害者法の雇用機会を無償で提供します。
(800) 526-7234(声/TTY)
(800) ADA-仕事(声/TTY)
(304) 293-5407の(ファックス)jan@jan.icdi.wvu.edu(電子メール)
農務省−ターゲット・センター(Department of Agriculture - TARGET Center)
このセンターは、支援技術やアクセシブルな事務用設備と器具に関する有益な情報を提供し、テストのための実際の環境を提供します。
センターへの連絡で、デモンストレーションが手配されます。
(202) 720-2600 (声/TTY)
(202) 720-2681(ファックス)target-center@usda.gov(電子メール)
教育省-主任情報役員室-支援技術チーム(Department of Education - Office of the Chief Information Officer - Assistive Technology Team:OCIO)http://www.ed.gov/offices/OCIO/programs_services/assistive_technology
/brochure.html
OCIOの支援技術チームは、障害のある職員に対する有効な支援技術と調整サービスの提供に際して、教育省管理者及び監督者を支援します。これらのサービスは、要求評価、専門設備とソフトウェア・デモンストレーションを含む。支援技術チームは、また、省全体のシステムのアクセシビリティ改善のために、ソフトウェア開発問題についても研究します。
(202) 708-7298(声)
(202) 708-8956(ファックス)
ocio@ed.gov
エネルギー省−情報管理技術評価室(Department of Energy - Office of Information Management Technology Assessment Team)http://cio.doe.gov/assistive/
エネルギー省は、調整選択過程における援助を行ないます。支援技術のコーディネーターが、要求評価、技術的支援と製品訓練にあたります。
(202) 586-1342(声)
(301) 903-4101の(ファックス)Alton.McPhaul@hq.doe.gov(電子メール)
司法省ADAホームページ(Department of Justice ADA Home Page)http://www.usdoj.gov/crt/ada/adahom1.htm
アメリカ障害者法(ADA)は、雇用、国や公共団体の提供するプログラムやサービス、民間企業が提供する商品やサービス、または商業施設における障害に基づく差別を禁止していますが、ADAの第2章、3章の技術支援と実施のために、司法省(DOJ)に規制を発する権力を与えます。
ADAホームページでは、関連情報と技術支援を提供します。
(800) 514-0301(声)
(800) 514-0383(TTY)
復員軍人情勢省-障害者のためのコンピュータ訓練プログラム(Department of Veterans Affairs - Microcomputer Training Program for Persons with Disabilities:MTPPD)http://www.va.gov/oirm/itss/itc/brochsb.htm
MTPPDは、米国復員軍人のために費用保障的な支援技術訓練を提供します。製品評価、デモンストレーション、相談や施設見学を行ないます。現在のプロジェクトでは、MTPPDは誰もがアクセスできる情報環境を作るための、この省の「全国オフィス・オートメーション」計画の実施を支援しています。
(202) 273-6542(声)
(202) 273-6555の(ファックス)boaz@mail.va.gov(電子メール)
連邦政府調達庁-技術情報調整に関するセンター(General Services Administration - Center on Information Technology Accommodation:CITA)http://www.cessi.net/contracts/at/gsa_ogwp.html
CITAは、各種の支援ハードウェアとソフトウェア・プログラムのデモンストレーションを行ないます。
コンピュータの調整に関する一般知識、計画全般に渡るサポート、オートメーション・システムの設置サービスが受けられます。
(202) 501-4906(声)
(202) 501-2010(TTY)
(202) 501-6269(ファックス)marilyn.estep@gsa.gov(電子メール)
連邦コミュニケーション委員会(Federal Communications Commission)http://www.fcc.gov/
FCCは、障害者にとって遠距離通信システムをアクセシブルなものにするために責任を負います。
FCCサイトには、1996年の遠距離通信法第255条に関するクローズド・キャプションとそのビデオ、一般的なサービス、補聴器具の互換性とE911-TTYの互換性などの情報があります。
(202) 418-7200(声)
(202) 418-7172(TTY)
micove@fcc.gov(電子メール)
国税庁−情報資源アクセシビリティ・プログラム(Internal Revenue Service - Information Resources Accessibility Program:IRAP)
国税庁のIRAP事務所は、障害のある利用者に、アクセシブルな電子情報技術を提供するとともに、相談、技術的な支援、デモンストレーションと施設見学を提供します。IRAPは、また、支援技術のアクセシビリティと互換性を確実にするためにIRSシステムや製品類をテストします。
http://irap.no.irs.gov/(これは、イントラネット・サイトである)
(202)283-0283(声)
(202)283-6566/67(TTY)
(202)283-6565(ファックス)
商務省−末端利用者のためのアクセシブルな電子技術委員会(Department of Commerce - Committee on Resources for Electronic Accessible Technology to End Users:CREATE)
CREATEは、障害者のための支援技術に対する意識向上のために各種活動の企画やコーディネートをします。
(202) 482-3201(声)
(202) 482-4675(TTY)
(202) 482-0411(ファックス)ZoeMcDonal@DOC.GOV(電子メール)
住宅都市開発省−アクセシビリティ資源プログラム(Department of Housing and Urban Development - Accessibility Resource Program:HARP)
HARPは、広範な参考材料や文献を置いた情報図書館を持ちます。HARPは、また、省内の管理者や職員が、USDAのターゲット・センターを活用し、支援技術の見学や評価の機会を与えます。
(202) 708-0288 x268(声)
(202) 708-4401(TTY)
(202) 708-4445(ファックス)
国立健康研究所-ターゲット・アクセス・プログラム(National Institutes of Health:NIH - TARGET Access Program:TAP)
TAPは、NIHマネージャーや障害のある職員が、USDAのターゲット・センターを活用し、支援技術を評価するよう積極的に働きかけます。障害のある当省職員は、支援装置の設置や評価に積極的に参加しなければなりません。
(301) 594-DCRT(声)
(301) 496-8294(TTY)
4DCRT@nih.gov(電子メール)
国家安全保障局−コンピュータ支援技術センター(National Security Agency - Center for Computer Assistive Technology:CCAT)
CCATは、障害のある局員を支援するさまざまなコンピュータ調整を紹介するデモンストレーションを行ないます。また、局員をプロの支援者に付けて、質の高いサービスを受けることができるよう配慮します。
(301) 688-6961/7779(声)
(301) 688-7636(TTY)
(301) 688-5405(ファックス)
疾病対策センター二次感染予防部会(Center for Disease Control Secondary Conditions Prevention Branch)
二次感染予防部会はアトランタにある疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)の、国立健康環境センター内にある子供の発達と障害及び健康を取り扱う部門です。この部会では、障害がある家族、成人、子供の健康の維持、増進を目的としたいくつかのプログラム、プロジェクト、活動を支援します。
(770) 488-7667(電話)
(770) 488-7075(ファックス)
lvs4@cdc.gov(電子メール)
雇用機会均等委員会(Equal Employment Opportunity Commission:EEOC)http://www.eeoc.gov/policy/docs/accommodation.html
雇用機会均等委員会(EEOC)のウェブサイトでは、「アメリカ障害者法(ADA)に規定された不当差別と適切な調整」のための政策指針があります。この指針は、障害を持つ求職者と従業員に対して、ADA第1章が求める「合理的な調整」とは何かを雇主に示すものです。また、委員会は、「小規模事業主と合理的調整(Small Employers and Reasonable Accommodation)」と称されるガイドラインの簡易版を出しています。
(800) 669-3362(声)
(800) 800-3302(TTY)

3. 州や地方の組織

テクノロジー・アクセス同盟(Alliance for Technology Access)http://www.ataccess.org/
(地方の関連センターのディレクトリを含む)
障害者のためのヴァージニア・センター(Virginia Center for Human Disabilities)
 
国立障害調査普及センター(The National Center for the Dissemination of Disability Research:NCDDR) http://www.ncddr.org/
ここでの先導プロジェクトは、障害と国立リハビリテーション調査研究所(NIDRR)をサポートし、その資金提供を受けた研究者は、彼らのプロジェクトとプログラムの結果を公表します。(たいていはウェブサイトで行ないます)NCDDRウェブサイトで、プロジェクトとプログラムのリストがあり、検索( http://www.ncddr.org/forms/nidrrprofiles.html )できます。
800-266-1832 (声/TTY)
512-476-2286 (ファックス)
lharris@ncddr.org(電子メール)
障害者自立のためのコンピュータ・プログラム(Computers for Handicapped Independence Program) http://polio.dyndns.org/chip/
このプログラムは運動、視覚、学習、聴覚、認識などに制限がある障害者のためのハードウェアとソフトウェアの情報を提供します。この情報サービスは、電子メールを通してインターネットで無償で提供されます。また、このサイトでは、障害に応じた支援技術をリストアップしています。
(509)457-4506の(電話)
dr_bill@wolfenet.com(電子メール)

4. アクセシブルなウェブを作るための情報

コンピュータ/電子調整プログラム(CAP)は、国防省を通して、障害者のアクセシビリティ改善の情報を提供します。
この活動の一部として、CAPは障害者がアクセスしやすいインターネット環境を作るための調査と活動を支援します。
ウェブサイトが「ユニバーサル・デザイン」の原則を心がけて設計されない限り、先進支援技術が掲示されても、多くの障害者はその情報にアクセスすることができません。インターネット社会は大きく拡大しました。しかし、サイトが増え、インターネットを利用する人が増えるにつれ、CAPは、障害者にもアクセスしやすい「ユニバーサル・デザイン」を取り入れたウェブサイト作りを強調し続けるつもりです。
以下のサイトは、アクセスしやすいウェブ・サイト・デザインの基準に関する情報のための機関です。

トレース研究開発センター(The Trace Research and Development Center)http://www.trace.wisc.edu/world/web/index.html
マディソン郡ウィスコンシン大学
ドゥ・イット(DO-IT) http://www.washington.edu/doit/
ワシントン大学(ワシントンの全米科学財団(National Science Foundation)の協力)
国立アクセシブル・メディアセンター(翻訳館に翻訳あり)(National Center for Accessible Media:WGBH) http://ncam.wgbh.org/
マサチューセッツ州ボストン
特殊技術応用センター(Center for Applied Special Technology) http://www.cast.org/bobby
マサチューセッツ州ピーボディ
IBMアクセシビリティ センター(IBM Accessibility Center) http://www-306.ibm.com/able/
 
全米盲人同盟によるウェブ・ページ・アクセスのための指針(翻訳館に翻訳あり)
(National Federation for the Blind Guidelines for Web Page Accessibility) http://www.nfb.org/tech/webacc.htm
 
ワールド・ワイド・ウェブ協会(World Wide Web Consortium:W3C)/ウェブ・アクセシビリティ・イニシアティブ(Web Accessibility Initiative:WAI) http://www.w3.org/WAI
 
情報技術調整センター(Center for Information Technology Accommodation) http://www.gsa.gov/Portal/gsa/ep/channelView.do?pageTypeId=8203
&channelPage=%2Fep%2Fchannel%2FgsaOverview.jsp&channelId=-13127
連邦政府調達庁、ワシントンDC

5. 人間工学に関する情報

米労働省(U.S. Department of Labor)
職業的安全と健康庁(Occupational Safety and Health Administration:OSHA)
人間工学サポート事務所(Office of Ergonomic Support )
200 Constitution Avenue, NW
Washington, DC 20210
広報: (202)219-6478
Fax: (202)219-7068
http://www.osha-slc.gov/SLTC/ergonomics
米保健社会福祉省(U.S. Department of Health and Human Services)
疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)
国立職業安全健康研究所(National Institute for Occupational Safety and Health:NIOSH)
4676 Columbia Parkway
Cincinnati, OH 45226-1998
広報: (513)533-8383
FAX: (513)533-8510
http://www.cdc.gov/niosh/homepage.html
連邦政府調達庁(General Services Administration:GSA)
器具応用品センター(Tools and Appliance Commodity Center )
Bldg. 6 (6FETK-A)
1500 Bannister Road
Kansas City, MO 64131
広報:(816)926-7520
FAX:(816)926-1371
http://www.itpolicy.gsa.gov/coca/index.htm
米農務省(U.S. Department of Agriculture)
ターゲット・センター(TARGET Center)
1400 Independence Avenue, SW Room 1026
Washington, DC 20250-9876
広報: (202)720-2600(声/TTY)
FAX: (202の)720-2681
http://www.usda.gov/oo/target/pdfs/beingcomfortableatwork.pdf
  • 1999年7月8日更新
  • URL移転対応等:2004年3月18日

E. 理事長紹介とCAP連絡先

私たちはCAPのウェブサイトを楽しんでいただけることを望んでいます。サイト訪問を容易にするため、履歴とスタッフの連絡先をお知らせすると共に、サイトマップと検索ページを用意しました。

CAPには、国防省の障害のある職員の要求に対応するため、常時3人のスタッフがいます。ダイナー・コーエン理事長の履歴と、連絡先として、CAP・プログラム・アナリストのポール・シングルトン(Paul Singleton)、セビリャ・アレン(Seville Allen)とシャロン・テレル-リンゼイ(Sharon Terrell-Lindsay)、アナリストのブリタニー・マシューズ(Brittany Matthews)、そして、事務局受付とCAPTECとそれぞれ順に、電話/TTY番号、ファックス番号と電子メール・アドレスを掲載します。

1. CAPの履歴:ダイナー・コーエン(Dinah Cohen)

ダイナー F. B.コーエンは、国防省コンピュータ/電子調整プログラム(CAP)の理事長です。CAPの目的は、国防省において、障害のある人々の多種多様なバリアを除去し、障害のある個人がその能力を十分に発揮できるようにすることです。キャップ事務局は、「政府エグゼクティブマガジン(Government Executive Magazine)」主催の「1996・連邦技術・リーダーシップ賞(1996 Federal Technology Leadership Award)」を獲得し、ゴア副大統領から最近「ハンマー賞(Hammer Award)」を受賞しました。
コーエンは、CAPに対する運営手腕とリーダーシップによって、1998年10月、「国防省特別市民サービス賞(Department of Defense Exceptional Civilian Service Award)」を受けました。また、国防長官から「1991・特別推進プログラム賞(1991 Special Emphasis Program Award)」も受けました。彼女はまた、連邦政府のIT(情報技術)の開発、獲得と管理に対する貢献によって、商務省の「連邦コンピュータ・ウイーク(Federal Computer Week )」から「1992・優秀連邦管理者賞(1992 Distinguished Federal Manager Award)」と「1995・連邦100(1995 Federal 100)」賞を与えられました。そして、彼女は国防省の代表として活躍すると共に、現在、「国際リハビリテーションに関する米国委員会(United States Council on International Rehabilitation)」の副議長を勤めます。
コーエン自身障害者であり、CAP以前に国際開発局で連邦婦人計画管理者をしていました。そこでは、ワシントンでの一般サービス、国外部門での女性と障害者関連の計画の実施、その他関連する国際的な任務に対して責任ある仕事をしていました。他の連邦経験としては、雇用機会均等委員会と海軍の調査研究所に勤めたことがあります。連邦政府と関わる前、メインストリーム社(Mainstream, Inc. )の企画管理者、情報専門家の立場にありました。そこで、彼女は障害者雇用に関わる雇主のために、訓練機材の開発や研究会の開催等に関わっていました。
彼女は、1980年10月、公認リハビリテーション・カウンセラー(C.R.C.)になり、また、バッファローにあるニューヨーク州立大学からリハビリテーション・カウンセリング専門のカウンセリング心理学で修士号を得ているほか、トロイ(ニューヨーク)のラッセル賢人大学(Russell Sage College)から社会科学/初等教育の理学士資格を持っています。

2. CAP連絡先

一般的なプログラムの問合せと講師要請
ダイナー・コーエン(Dinah Cohen)
コンピュータ/電子調整プログラム理事長
5111 Leesburg Pike, Suite 810
Falls Church, VA 22041
703-681-3976(声/TTY)
703-681-9075(ファックス)Dinah.Cohen@tma.osd.mil(電子メール)
視覚及び認識障害者、コミュニケーション支援装置の問合せと個人の読み手要請
セビリャ・アレン(Seville Allen)
コンピュータ/電子調整プログラム・アナリスト
5111 Leesburg Pike, Suite 810
Falls Church, VA 22041
703-681-8812(声/TTY)
703-681-9075(ファックス)Sevelia.Allen@tma.osd.mil(電子メール)
聾、聴覚障害もしくは、新人要員募集プログラムの問合せと手話通訳サービスの要請
ポール・シングルトン(Paul Singleton)
コンピュータ/電子調整プログラム・アナリスト
5111 Leesburg Pike, Suite 810
Falls Church, VA 22041
703-681-3978(TTY)
703-681-9075(ファックス)Paul.Singleton@tma.osd.mil(電子メール)
肢体(運動)障害、自由勤務、労働者補償または人間工学関係の損傷についての問合せ、個人アシスタントの問合せ
シャロン・テレル-リンゼイ(Sharon Terrell-Lindsay)
コンピュータ/電子調整プログラム・アナリスト
5111 Leesburg Pike, Suite 810
Falls Church, VA 22041
703-681-8811(声/TTY)
703-681-9075(ファックス)Sharon.Terrell-Lindsay@tma.osd.mil(電子メール)
CAPの資料要求(パンフレット、ビデオ、ニュースレターまたはリクエスト・フォーム):
ジェローム・ライアンズ(Jerome Lyons)
コンピュータ/電子調整プログラム・オフィス・マネージャー
5111 Leesburg Pike, Suite 810
Falls Church, VA 22041
703-681-8813(声/TTY)
703-681-9075(ファックス)Jerome.Lyons@tma.osd.mil(電子メール)
CAPTECへの問合せまたは訪問要求
コンピュータ/電子調整プログラム
5111 Leesburg Pike, Suite 810
Falls Church, VA 22041
703-693-5160(声)
703-693-6189 (TTY)
703-681-9075(ファックス)Michael.Young@tma.osd.mil (電子メール)
  • 最終更新:2000年7月13日

F. ニュース

CAPは、新しく更新された支援技術や、過去あるいは近い将来のイベントや先導的プログラムについて、電子媒体などを通じて、四半期毎の公報、報告あるいはその他適当な方法で発表します。公報は、国防省職員と監督者、他の連邦機関とCAPの友人に対して年4回郵送されます。公報の郵送を受けたい方あるいはメールアドレスを持っていて公報や新規発表、文書を電子メールで受け取りたい方は、「一般情報要求書」をお送り下さい。

1. ニュース

CAP、「ハンマー賞(Hammer Award)」を受賞する。

  • (全訳)

CAPは、調達プロセスの改善で、ハンマー賞を受賞

国防省のコンピュータ/電子調整プログラムは、管理者にコストをかけず、障害のある職員に対して最新の支援技術と調整サービスを提供するための中核プログラムです。国家行政の評価において、CAPは文書業務を減らし、業務を合理化し、顧客サービスを強化するほか、職員の福利を改善するためにその業務プロセスを刷新しました。

人員とその準備のための国防前事務次官、エドウィン・ドム(Edwin Dorn)が名付けた「1つの買い物中止」計画を前進させ、CAPは視覚、聴覚、肢体(運動)、認識に障害がある職員に支援設備を得るその方法を再構築しました。それまで設備調達に3ヶ月以上掛かっていたのを止め、政府のクレジットカードを使い、通常10日以内に支援技術を届けるように調達プロセスを変更しました。この変更によって、調整転換時間を76%節約しました。

転換時間の短縮は、業務困難な条件を持っている国防省職員がより速く生産性を回復し、その重要な業務の全てを実行するのを可能にするものです。また、CAPはスタッフの役割も再編成したので、要求者にとって連絡先が一つになり、調達までの間、スタッフへの問合せや、彼らの専門知識を得るのが容易になりました。

CAPのスタッフは、情報システム技術を活用し、新しくネットワーク化されたデータベースを使うことによって個々人の要求についての電子情報にアクセスできます。注文の要求開始から調達終了まで、各要求者に関する全ての情報がこのデータベース上に保管されます。要求サービスの向上だけでなく、このデータベースは、将来、業務改善が必要な部分を示唆する資料にもなるでしょう。

要求者へのサービス向上だけでなく、このプロセス改善によって、スタッフの仕事満足度も高まりました。これまでの業務では、すべての要求がそれぞれ担当の異なるスタッフの机で止まっていましたが、今は一人のスタッフが一つの障害分野のすべての要求を取り扱います。この再編成によって、各障害についてのスタッフの専門的な知識が活用されます。調達プロセスを改善することで得られた時間は、スタッフが会議に出席し、話したり、業者と会ったり、新技術の議論に参加することで彼らのプロの知識を向上させることに使えます。

CAPのプロセス改善は、単純に基本に戻り、より良い政府を作るということでした。プロセスは、文書業務を減らし、業務を合理化し、職員に権限を与え、職員の満足を高めたのです。

  • 1999年3月12日更新

2. 公報

2000冬

  • (訳省略)

1999秋

  • (訳省略)

1999夏

  • (訳省略)

1999春

  • (訳省略)

1999冬

  • (訳省略)

さらに古い公報が欲しい方はCAP(連絡先)まで、または郵送または電子メールで情報が欲しい方は「一般情報要求書」をお送り下さい。

3. CAPの発表

定期的に、この欄でCAPは、障害者に有用なこの先行なわれるイベント(主に国防省とその他連邦機関主催による)についての情報をお知らせします。何かイベントを主催していたり、知っている方は、この欄かCAPの公報に載せることもありますので、イベントの正式名称、期日、場所、関係連絡先をCAPまでお知らせ下さい。イベントについて電子メールを受けたい方は、CAP・メーリングリストに登録してください。

2000年3月20日-24日
CSUN「技術と障害者」第12回年次会議(CSUN "Technology and Persons with Disabilities" 12th Annual Conference)
ロサンゼルス、CA.
818-677-2578(声/TTY)
http://www.csun.edu/cod/
2000年4月30日−5月4日
ソフトウェア・技術会議(Software Technology Conference:STC)
ソルトレークシティ、UT.
801-775-4932(声)
http://www.stc-online.org
2000年5月-9月
GSAの連邦ITアクセシビリティ・イニシャティブ(FITAI)は、ウェブページをアクセシブルにする技術講習会を無料で実施。
ウェブマスターのための講習についてはこちらで。
登録はこちらで。
Christine Frazier: 202-501-4906
  • ※. “こちら”の部分はリンクボタン:訳者
2000年6月14-18日
21世紀のためのデザイン第2回会議(Designing for the 21st Century II Conference)
Providence, RI
(617) 695-1225 Ext. 0
21stcentury@adaptenv.org
http://www.adaptenv.org/21century/
2000年6月28日−7月2日
RESNA2000:新千年紀のための技術(RESNA 2000: Technology for the New Millennium)
Orlando、FL.
703-524-6686(声)
703-524-6639(TTY)
http://www.resna.org
2000年7月3-8日
全米盲人同盟の年次定例大会(National Federation of the Blind Annual Convention)
アトランタ、GA
410-659-9314(声)
http://www.nfb.org
参照:全米盲人同盟については一部翻訳館に翻訳あり。
2000年7月3日-8日
全国聴覚障害協会(45th Biennial National Association of the Deaf:NAD)第45回2年次会議
ノーフォーク、VA
NADinfo@nad.org
http://www.nad.org/infocenter/Conf2000story/Conf2Kpg1.html
2000年7月12日-15日
2000年の向こうに:「Y2KC:より高い教育におけるユニバーサルデザイン」(AHEAD '00: "Y2KC: Universal Designs in Higher Education")
カンザスシティー、MO.
604-269-2200(声)
2000年10月31日-11月5日
ウェブネット2000と共同のユニバーサル・ウェブ・アクセシビリティ・シンポジウム(wwwとインターネットのための世界会議)
サン・アントニオ、Texas
http://www.swt.edu/~df12/accessiblity/symposium.htm

4. CAP文書

CAPプレゼンテーション

  • (訳者)

項目Iで本文にない部分のみ紹介

1999年利用者満足度調査

  • (全訳)

次の質問に対して、右側の数字は回答者数とその比率です。

(1)利用者への質問
  • 利用者質問 1: 何でCAPを知りましたか?
    • 監督者: 18 ( 9 %)
    • 障害者コーディネーター: 58 ( 29 %)
    • パンフレット: 12 ( 6 %)
    • 刊行物: 8 ( 4 %)
    • CAPプレゼンテーション: 16 ( 8 %)
    • CAPのデモンストレーション: 12 ( 6 %)
    • インターネット: 1 ( 0 %)
    • その他: 76 ( 38 %)
    • 合計: 201
  • 利用者質問 2: CAPからどのようなサービスを受けましたか?
    • 支援技術装置: 149 ( 75 %)
    • 個人アシスタントサービスの資金: 13 ( 7 %)
    • 通訳サービスの資金: 14 ( 7 %)
    • 読み手サービスの資金: 4 ( 2 %)
    • 要求評価: 8 ( 4 %)
    • 人間工学的評価: 12 ( 6 %)
    • 合計: 200
  • 利用者質問3: あなたの障害は?
    • 視覚: 41 ( 21 %)
    • 聴覚: 71 ( 36 %)
    • 認識: 1 ( 1 %)
    • 運動: 83 ( 42 %)
    • 合計: 196
  • 利用者質問5: 要求書を提出してからどれくらいでサービスを受けましたか?
    • 1 - 15 日: 30 ( 15 %)
    • 16 - 30 日: 63 ( 32 %)
    • 1- 3 月: 55 ( 28 %)
    • 4 -6 月: 24 ( 12 %)
    • その他: 26 ( 13 %)
    • 合計: 198
  • 利用者質問 6: 要求書の書式は分かりやすかったですか?
    • はい: 167 ( 90 %)
    • いいえ: 18 ( 10 %)
    • 合計: 185
  • 利用者質問 7: 要求書はどのようにして送りましたか?
    • ファックス: 84 ( 44 %)
    • 直接持参: 23 ( 12 %)
    • 郵便: 82 ( 43 %)
    • 合計: 189
  • 利用者質問8: 誰が要求書を書きましたか?
    • 自分自身: 114 ( 71 %)
    • 管理者: 20 ( 13 %)
    • 同僚: 10 ( 6 %)
    • その他: 16 ( 10 %)
    • 合計: 160
  • 利用者質問 9: CAPの要求プロセスにどの程度関わりましたか?
    • 非常に関わった: 115 ( 59 %)
    • 多少関わった: 66 ( 34 %)
    • まったく関わらなかった: 15 ( 8 %)
    • 合計: 196
  • 利用者質問 10: 支援技術の選択に関わりましたか?
    • はい: 157 ( 81 %)
    • いいえ: 36 ( 19 %)
    • 合計: 193
  • 利用者質問 11: 全体としてCAPのサービスに対する感想は?
    • 非常に良かった: 140 ( 72 %)
    • 平均以上: 19 ( 10 %)
    • 平均的: 32 ( 16 %)
    • 平均以下: 2 ( 1 %)
    • まずい: 2 ( 1 %)
    • 合計: 195
(2)管理者への質問
  • 管理者質問1: 何でCAPを知りましたか?
    • 職員: 54 ( 45 %)
    • 障害コーディネーター: 23 ( 19 %)
    • パンフレット: 7 ( 6 %)
    • 刊行物: 3 ( 3 %)
    • CAPプレゼンテーション: 12 ( 10 %)
    • CAPのデモンストレーション: 1 ( 1 %)
    • インターネット: 0 ( 0 %)
    • その他: 20 ( 17 %)
    • 合計: 120
  • 管理者質問 2: どのタイプの調整に許可を与えましたか?
    • 支援技術装置: 81 ( 69 %)
    • 個人アシスタントサービスの資金: 5 ( 4 %)
    • 通訳サービスの資金: 17 ( 14 %)
    • 読み手サービスの資金: 0 ( 0 %)
    • 要求評価: 7 ( 6 %)
    • 人間工学的評価: 8 ( 7 %)
    • 合計: 118
  • 管理者質問3: 要求書の書式は分かりやすかったですか?
    • はい: 107 ( 96 %)
    • いいえ: 5 ( 4 %)
    • 合計: 112
  • 管理者質問 4: CAPの要求プロセスにどの程度関わりましたか?
    • 非常に関わった: 31 ( 27 %)
    • 多少関わった: 48 ( 41 %)
    • ほとんど関わらなかった: 25 ( 22 %)
    • まったく関わらなかった: 12 ( 10 %)
    • 合計: 116
  • 管理者質問 5: 利用者はCAPのプロセスに関わりましたか?
    • はい: 107 ( 91 %)
    • いいえ: 11 ( 9 %)
    • 合計: 118
  • 管理者質問 6: 装備が利用者の生産性向上に寄与したと思いますか?
    • はい: 109 ( 96 %)
    • いいえ: 4 ( 4 %)
    • 合計: 113
  • 管理者質問 8: 全体として、CAPのサービスはあなたもしくは職員に役立ちましたか?
    • 非常に: 80 ( 68 %)
    • 平均以上: 25 ( 21 %)
    • 平均: 11 ( 9 %)
    • 平均以下: 2 ( 2 %)
    • まずい: 0 ( 0 %)
    • 合計: 118
  • 管理者質問 9: もっと何について知りたいですか?
    • CAP先導計画: 37 (40%)
    • 障害政策: 28 (31%)
    • 障害情報: 27 (29%)
    • 合計: 92
  • この文書の更新:1999年8月30日

・1998年度CAP会計報告

  • (訳省略)

1997年度CAP会計報告

  • (訳省略)

通訳サービス・データベース

  • (訳省略)

人間工学ワークブック

  • (訳者)

項目J

CAPの指針:要求評価プロセス

  • (訳者)

項目Aの1

イベントのアクセシビリティ確保

  • (全訳)

イベントを計画するとき、障害者を含む訪問者がすべて等しくそのイベントに参加できるように配慮することが大切です。1973年のリハビリテーション法(Rehabilitation Act of 1973)は、障害による差別を禁止するとともに、連邦政府の実施する計画や活動におけるアクセシビリティの確保を命じています。アクセシブルなイベントを計画するために、企画者は使用されるコミュニケーション手段と施設のアクセシビリティを考慮しなければなりません。

手話通訳:

  • 通訳サービスの準備
  • 照明の配置
  • 必要な通訳の人数
  • 必要な会話手段
  • 通訳に必要なマイクロホンの準備
  • 議事録やパンフレットの準備

プレゼンテーションの方法:

  • 使われるビデオテープには必ず字幕がついていること。
  • さまざまなフォーマットの配布物を提供する。
  • 拡大コピーした手持ちの資料で、OHPやスライドの鑑賞を補助する
  • OHPを大きな声で読み、また絵やグラフは説明すること
  • 会場の質疑応答は反復して読み上げること

用意すべき配布物の様式:

  • 大きい印字(18ポイント、またはそれより大きいフォント)
  • 点字(テキストのみ)
  • 電子媒体
  • オーディオ・カセット

施設の条件:

  • 車椅子使用者に配慮した駐車場とスロープなどがあること
  • 38インチ(約97cm)の開けやすいドア
  • 車椅子使用者がプログラム見学ができるような会議室の設置
  • 施設の場所を示す物は点字か、盛り上がった文字で表示されること
  • 出入りしやすい休憩室
  • テレタイプライター(TTY)
  • 聴覚補助システム
  • この文書の更新:1999年8月10日

他の文書が欲しい方は、詳しい要求内容とともに、CAP(連絡先)まで

  • ニュースページ更新:2000年7月12日

G. 各種要求申込書

  • (表紙訳と内容紹介)

通常の要求書式として次のものがある。

調整サービスの要求書

要求書はマイクロソフトワード6.0のファイル形式でダウンロードできます。ダウンロードに問題がある時はトラブルシューティングを見るか、CAP・ウェブマスターまで電子メールを送って下さい。

質問がある場合は、CAP703-681-8811(声)か703-681-3978(TTY)まで、もしくは、cap@tma.osd.milに電子メールを送って下さい。
ファックスの場合は、書式を満たした上で703-681-9075まで、あるいは、通常郵便で下記まで。(どれか一つの方法だけにしてください)

国防省コンピュータ/電子調整事務所(DoD Computer/Electronic Accommodations Program Office)

TRICARE Management Activity, OASD (HA)
5111 Leesburg Pike, Five Skyline Place, Suite 810
Falls Church, VA 22041-3206

  • (内容紹介:訳者)

氏名、所属、住所、障害の種別、要求品目(用紙1枚に付き一品)とその理由、監督者の住所と署名を受けて提出する。また、資金援助を受けたいサービスがあれば、読み手、通訳、個人アシスタント、コンピュータ支援の書き取り、その種類を選んで、受けるサービスプロバイダーの名前、所在と費用の受け取り方法を記載し、2日以上の訓練を受け、その訓練開始の15日以内に提出すること。

学生実習要求書(夏季実習のみ)
  • (内容紹介:訳者)

上記と同じダウンロード形式。書式内容もほとんど同じだが、現在のコンピューターの性能とその支援技術を記入する項目がある。

一般情報要求書
  • (内容紹介:訳者)

オンライン記入方式で、氏名、所属、住所などその他必要項目を記入し、チェックを入れてCAPとCAPTECのメーリングリストに加入できる他、パンフレット類をディスクか、点字か、拡大印刷か、普通かといった形式で要求したり、ビデオ、公報、CAP要求書の請求ができる。

情報要求書 ― 視覚障害者
  • (内容紹介:訳者)

オンライン記入式でメーリングリストまでの項目は上記と同じ。一般情報の他にスクリーン・リーダー、スクリーン拡大装置、閉回路テレビの情報について要求できる。

情報要求書 ― 聴覚障害者
  • (内容紹介:訳者)

オンライン記入式でメーリングリストまでの項目は上記と同じ。一般情報の他にTTY、聴覚補助装置、通訳サービスのデータベースの情報について要求できる。

情報要求書 ― 運動障害者
  • (内容紹介:訳者)

オンライン記入式でメーリングリストまでの項目は上記と同じ。一般情報の他に代替キーボード、代替入力装置、音声認識システム、自由勤務・遠隔コミュニケーション、スキャナー/リーダーシステム、スクリーン・リーダー、音声認識ソフトの情報について要求できる。

情報要求書 ― 新人要員募集プログラム(WRP)
  • (内容紹介:訳者)

オンライン記入式でメーリングリストまでの項目は上記と同じ。WRPに関する詳しい資料が請求できる他、一般情報やCAPのビデオが入手可能。

CAPTEC連絡要求書
  • (内容紹介:訳者)

オンライン記入式で氏名、メールアドレス、所属、タイトル、電話番号/TTY、訪問希望日とその理由を記入して送れば、CAPTEC管理者から折り返し連絡が入ることになる。

CAPTECとCAPのメーリングリストの登録申込書
  • (内容紹介:訳者)

オンライン記入式でCAPとCAPTECのメーリングリストに加入できる。

  • このページの更新:1999年3月17日

H. サイトのみで利用

  • (内容紹介)

1. フィードバック

何かコメントがあれば、ここで、氏名、電子メールアドレス、所属組織、電話番号/TTYを入力し、オンラインで送信できる。

2. サイトマップ

項目索引として使用できる。

3. 検索ページ

キーワードを入れて、サイト内の項目を検索できる

I. プレゼンテーション

1. 連邦法基準

(1)1973年のリハビリテーション法

501,502,503,504,508条など障害による差別を禁止する。

この法の遵守を命ずる。

連邦政府の雇用環境の整備を命ずる。

  • 501-連邦政府の雇用の際、障害者差別を禁じる。
  • 502-連邦の建物へのアクセシビリティを保障すべし。
  • 503-請負契約の際の差別を禁じる。
  • 504-連邦の支援プログラムにおいて障害者差別を禁じる。
詳しくは

501-504条関係

  • 職業調整ネットワーク (Job Accommodation Network:JAN ) http://janweb.icdi.wvu.edu/
  • 障害者雇用に関する大統領委員会 (President's Committee on the Employment of People with Disabilities :PCEPD) http://www.dol.gov/_sec/programs/ptfead/main.htm
  • 司法省 - ADA Home Page (Department of Justice ADA Home Page) http://www.usdoj.gov/crt/ada/adahom1.htm

508条

  • 1998年の「要員投資法」 (Workforce Investment Act of 1998) :改正リハビリテーション法508条
  • 電子、情報技術アクセスについてのアドバイス委員会 (Electronic and Information Technology Access Advisory Committee:EITAAC) では、現在システムのアクセシビリティ基準を作成中。
  • アクセス委員会 (Access Board) http://www.access-board.gov/は、司法省に2000年8月までに遵守徹底するよう助言する。

(2)1996年の遠隔通信法

225条

  • 遠隔通信のサービス提供者及びその設備提供者は障害者に対して利用しやすいものを提供することを命ずる。

2. 調整のコスト

種々の連邦政府機関の調査によれば、支援を実際に必要とする障害者は全障害者の22パーセントである。
その内、支援費用0の者が31%。1-500ドルの者38%、500-1000ドルの者19%、1000-5000ドルの者11%、5000ドル以上は1%である。
全体の70%は500ドル以下である。

3. 91-99会計年度障害者数

(単位:人)

99年
  • 聴覚障害 1099
  • 視覚障害 483
  • 運動障害 1099
  • 認識障害 115
  • 合計 2796
98年
  • 聴覚障害 918
  • 視覚障害 546
  • 運動障害 1088
  • 認識障害 29
  • 合計 2556
97年
  • 聴覚障害 904
  • 視覚障害 608
  • 運動障害/その他 767
  • 合計 2279
96年
  • 聴覚障害 943
  • 視覚障害 395
  • 運動障害/その他 542
  • 合計 1880
95年
  • 聴覚障害 978
  • 視覚障害 393
  • 運動障害/その他 466
  • 合計 1837
94年
  • 聴覚障害 866
  • 視覚障害 546
  • 運動障害/その他 288
  • 合計 1700
93年
  • 聴覚障害 589
  • 視覚障害 411
  • 運動障害/その他 115
  • 合計 1115
92年
  • 聴覚障害 719
  • 視覚障害 462
  • 運動障害/その他 92
  • 合計 1273
91年
  • 聴覚障害 530
  • 視覚障害 309
  • 運動障害/その他 20
  • 合計 859
  • URL移転対応等:2004年3月18日

J. 人間工学ワークブック第4章―人間工学的要求評価のための指針

  • (CAP文書、4章のみ全訳:訳者)

1. 椅子

(1)人間工学的椅子の特徴

  • 5個のキャスターと360度の回転台を持つ。
  • 背もたれが上下、前後に動いて調節できる。
  • アームレストが上下、内外に動いて調節できる。
  • シートが上下に動き、前後に傾く。
  • シートカバーは通気性がよくて、肌触りのいい布地であること。またシートの先端が丸い(ウォータ・フォール・デザイン:water fall design)こと。
  • 椅子全体が、前後に傾けられる機能を持つ。
  • 座ったまま、片手で調節できる。
  • 調節機能の位置や操作性、その目的が分かりやすい。

(2)正しい椅子の調節

  • まず作業者に対する椅子の高さを調節し、次に、机の高さを調節する。
  • キーボードを打つ時、キーボードの基本列と肘の高さが同じ高さで、手首がまっすぐな状態で打てる。
  • 膝頭の真下にシートの上端が来るようにする。
  • 背もたれを前後に動かして、椅子の先端と両膝下との間に適当な余裕を作るように、座る深さを調節する。これによって適切な腿支持を得る。
  • 肘が楽に置けるようアームレストを調節する。上腕部は垂直に上げ下ろしでき、前腕は水平か少し下がるくらいにする。また、椅子に座ったまま簡単に調節できること。
  • 背もたれの高さは、背中下部の少しだけを支えるように、垂直に調節する。注:背もたれは座る人がもたれるためにあるのではない。
  • 正しく椅子を調節した後、両足が床にぴったり付かない時は足置きを使う。

(3)姿勢の問題を防ぐ

  • よく使う物は手の届く近いところに、そうでない物は離して置く。
  • 同じ姿勢で長いこと作業したり、同じ動作ばかり繰り返すのを避ける。
  • 体位置を変えるために、作業に変化をもたせる。
  • 椅子と机が正しく調節されているかを確認する。
  • まぶしくないように照明と机を正しく配置する。
ひとこと:
充分に調節できる椅子は、人間工学的な環境にとって不可欠である。

2. 机周り

(1)机の構造

  • 机の幅は、 作業内容と作業者の体格に合うよう、約25-34インチ(約63.5-86.4cm)にセットするか、調節できること。
  • 机の下には、体の動く範囲を考慮し、脚が十分動かせるスペースがある。
  • 机の上は、その上にモニター、電話、ホチキス、テープ・ディスペンサーなどを置いて、腕、手首、手を大きく曲げたり、ねじったりせずに使える十分な広さがある。
  • キーボードとマウスは、作業者の正面、モニターの真下に、少なくとも28インチ(約71cm)幅のプラットホームに2つとも置ける。
  • キーボードとマウスのプラットホームは、簡単に上下、左右に動き、また、出し入れができ、格納時にロックができること。
  • キーボードとマウスのプラットホームの高さは、アームレストで前腕を支持しながら、キーボードに軽く手を置けること。

(2)キーボードとマウスの調整

  • キーボードの高さは、上腕と前腕の角度が90度で手首がまっすぐになるようにする。(角度は、個々の好みや時に応じて上下20度の調節ができること。)
  • キーボードの高さと角度が調節できる。(逆傾斜も含む)
  • 小休止を取るとき、キーボードとマウスには手首置きや、またはマウス置きがあること。
  • 筋骨格障害がある場合は、標準のキーボードは代替キーボード(分離キー)と代替マウス(トラックボールまたはタッチ・パッド)に取り替えられること。
  • キーボードは、「ショートカット・ソフトウェア」(マクロ)を使えること。

(3)保管場所

  • 資料などは取り出しやすい場所にあること。(床上約15-48インチ:約38-122cmの高さ)
  • 保管場所は清潔で工夫された領域で、30×48インチ(約76.2×122cm)の広さがあること。また、右手用、左手用に調整できること。
  • 深い保管庫の場合、「レイジー・スーザン」式回転庫、またはベアリング・スライド式の引出しかであること。
  • 保管資料は、見出し、シンボルまたは色付けしたラベルで外装をすること。
ひとこと:
「手首置き」という言葉は、紛らわしい。タイピングを休む時だけ、これを使わなければならない!

3. 照明

(1)適切な照明

  • 頭越しの光は、まぶしいことがあり、拡散パネルで抑えられることがある。(このパネルは光を外に出すというよりまっすぐ下に落とす物である。)
  • 作業補助光と一緒に減光調整のできる照明がなければならない。
  • 作業光は非常に狭い範囲で照度を上げ、全体としてはまぶしさを低減するように設計されること。
  • 直射日光は、全てのウインドウにブラインドまたはカーテンを付けることで減らすことができる。
  • パッドまたは吸取紙によって、机上面のまぶしさを減らせる。
  • コンピュータ画面の角度や傾斜を調整してまぶしさを防げる。
  • 防眩スクリーン・カバーで、不要なまぶしさを減らすこともできる。

(2)適切なモニター配置

  • モニターは窓と直角くらいに置いて、光が直接前や後ろから当らないようにする。
  • モニターは座る椅子の正面、硬く、安定した机の上に置く。
  • モニターの輝度とコントラストを調節して見やすくする。
  • モニターは、少なくとも腕の長さより離れた位置に置く。(18-28インチ:約46-71cm)
  • スクリーンの上端が目の高さになるようにする。(遠近両用眼鏡をつけている時は目より下。)

(3)画面をはっきり見るために

  • 目の筋肉を和らげるため、時々モニターから目を離し、窓の外など少なくとも25フィート(約7.6m)離れた物を見る。
  • 目の潤いを保つため、瞬きを多くする。
  • 快適な画面を得るには、少なくとも1024×768の解像度と、ドットピッチが.28以下のモニターを使用する。
  • より良い視界を保つため、モニター画面を、少なくとも週一度は拭いてきれいにする。
ひとこと:
あまりに多くの照明は、直接の光源や周囲の表面から間接的に反射する光でまぶしくなることがある。

4. 健康な作業

(1) 前向きの業務

  • 椅子、机、キーボード・プラットホームとキーボードの配置を適切に調節する。
  • 両足を床(または足置き)の上にぴったり付け、太腿は椅子で十分支持され、膝の後ろに圧力がかからないよう、正しく快適な位置に座る。
  • 作業の種類を変える。(キーボードを使うのをやめ、後ろに反ったり、仕事を校正したり、プリンターから紙を取り出したり、文書を送ったり、電話を掛ける。)
  • 右手と左手を交互に使ったり、キーボードとマウスを交互に使う(マウスの操作をキーボードで行なう)。
  • 1日に何度も姿勢を変える。
  • タイピングは最低限の力で行なう。
  • 文書ホルダーはコンピュータ画面の隣に、ほぼ同じ角度、同じ高さに置く。

(2)健康のために

  • 職場の空気をチェックする。
  • 血液循環を良くするため、一日を通して頻繁に動く。
  • 医者の勧める定期的な医学検査や視力検査を受ける。
  • 適当な休憩を取り、定期的な体操や健康的な食事を取る。

(3)職場での体操

  • 定期的に休憩を取り、短い簡単な体操をする(肩すくめ、首回し、足首回転、開脚、背伸び、手振り、指開きなど)。
  • 筋肉を伸ばすため、45分ごとに立ち上がる。
  • 20分ごとにコンピュータから目を離し、外の景色や少なくとも25フィート(約7.6m)離れた物を見る。
ひとこと:
健康的な作業をすることで、血液は、筋肉、腱、神経により多くの栄養を運ぶ。

5. アクセシブルな仕事環境

(1)出入りのしやすい戸口

  • 戸口は、少なくとも幅が32インチ(約81cm)あり、段差は6mm以下であること。
  • その床に12-18インチ(約30-46cm)の踏み板があること。
  • ドアの 内側と外側には、60インチ(約152cm)、掛け金のある側にはさらに18インチ(約46cm)の床スペースがあること。また、ドアとドアの間にはドア幅の余分に少なくとも48インチ(約122cm)の間隔を開けること。
  • ドアノブは、レバー、プッシュ・バーまたはU字形の牽引ハンドルに取り替えられること(床上36-48インチ:約91-122cm)。
  • ドアを閉める抵抗は最小であるように、あるいは、ドア・オープナーが付いていること。

(2)アクセシブルな職場

  • 職場は、車椅子使用者のために十分広くないといけない(職場間の通路幅は48インチ:約122cm)。
  • 入口、仕事域、休憩室、オフィス設備と他の共有の設備との間の距離は、最小であること。
  • 仕事域は、少なくとも36インチ(約91cm)の幅があること。
  • 80インチ(約2m)よりも低く吊ってある物や床から4インチ(約10cm)以上突き出た物はなくす。
  • カーペットは、詰め物や彫り物の感触がなく、吸収性がなく、暖濃色であること。
  • 壁と床は、お互いに色と明るさの違いを持つこと。

(3) 利用可能な支援技術

  • 人間工学的に配慮された職場になるよう、支援技術の設置や位置には注意が必要である。
  • スクリーン・リーダーは、音声合成装置を操作し、画面内容を読むことで、盲、弱視者のコンピュータ・アクセスを容易にする。
  • 盲目のユーザーは、コンピュータから点字出力を提供する点字出力装置(Braille Embosser)を使うかもしれない。
  • 弱視者は、プリントを拡大するためにより大きいモニター(21インチ)または閉回路T.V.を必要とするかもしれない。
  • 聾、難聴者は、その電話としてテレタイプライタ(TTY)を使うことができる。
  • 聴覚支援装置は、難聴者が会議室、傍聴室にアクセスできるようにする。
  • 運動機能に障害がある人は、音声認識ソフトを使い、声だけ、あるいは、マウス、キーボードと併用して入力できる。
  • 代替キーボード/ポインティング・デバイスは、パーソナル・コンピュータの使用を容易にする。
ひとこと:
支援技術によって、職員たちは、おそらく今より多くの仕事をこなし、今ある作業をより効率的にやり遂げることができるだろう。
  • この文書の更新:1999年5月17日

※ 詳しい内容につきましては、原文サイトでご確認・お問合せください。

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