新着情報

「成長力底上げ戦略推進円卓会議委員」に就任いたしました。

2007年3月21日

この度ナミねぇは、内閣官房長官が新たに設置した、「成長力底上げ戦略推進円卓会議」の委員に就任することになりました。成長力底上げ戦略は、政府の進める成長戦略の一環で、安倍首相は「母子家庭や子育てを終了後の女性、障害者の方々が将来に夢や希望をもって働けるような機会を飛躍的に増やしたい。この戦略で、私の進める新成長戦略は『誰かを置いていくという成長ではない』ことを示していきたい」(読売新聞ニュース)と、その意義を語っています。

成長力底上げ戦略の基本的な姿勢として、「成長戦略の一環として、経済成長を下支えする基盤(人材能力、就労機会、中小企業)の向上を図ることにより、働く人全体の所得や生活水準を引き上げつつ、格差の固定化を防止しようとするものである」と謳っています。

チャレンジドに関するものでは、『「福祉から雇用へ」推進5か年計画』の策定を掲げて、「福祉から雇用へ」の基本的考え方を踏まえ、公的扶助(福祉)を受けている人などについて、セーフティネットを確保しつつ、可能な限り就労による自立・生活の向上を図る、とされています。

『「福祉から雇用へ」推進5か年計画』の主な施策として、

  • 「障害者就業・生活支援センター」を全障害保健福祉圏域に設置(約400 ヵ所)
  • 各省庁・各自治体において、障害者が一般雇用に向けて経験を積む「チャレンジ雇用」を推進・拡大
  • 「就労移行支援事業」の全国展開
  • 短時間労働・派遣労働を活用した雇用促進、中小企業における雇用促進等を図るための障害者雇用促進法制の整備
  • 授産施設等で働く障害者の工賃水準を引き上げるとともに、一般雇用への移行の準備を進めるため、産業界等の協力を得ながら、官民一体となった取組を推進
  • 民間企業の有するノウハウや技術を積極的に活用。このため、コンサルタントの派遣、企業OBの紹介・あっせん等により、商品開発や市場開拓、障害者が能力を発揮でき作業効率の向上につながる職場環境の改善等を推進
  • 障害者雇用促進法による、障害者に対する企業からの仕事の発注を奨励する仕組みについて、対象となる福祉施設の範囲を拡大して運用し、工賃水準の確保と一般雇用への移行に取り組む福祉施設への仕事の発注を奨励 etc

などを掲げています。(施策の一部を抜粋しました)

成長力底上げ戦略の基本構想の詳細はこちらでごらんくださいね。

関連リンク

3月22日に、首相官邸で第1回の会議が開催されます。ナミねぇとしては、働く意欲のあるチャレンジドや高齢者、女性たちの力がしっかり活かされる社会〜すべての人が持てる力を発揮し、支え合うユニバーサル社会〜の実現に向け、プロップの実践で得た具体例を基に発言していきたいと思っています。

by ナミねぇ

「成長力底上げ戦略推進円卓会議」メンバーは以下の方々です。

江頭邦雄さん(日本経済団体連合会副会長)、清成忠男さん(法政大学名誉教授・学事顧問)、小出幸男さん(JAM会長)、議長代理:小島明さん(日本経済研究センター会長)、佐伯昭雄さん(全国中小企業団体中央会会長)、桜田高明さん(日本サービス・流通労働組合連合会長)、高木剛さん(日本労働組合総連合会会長)、竹中ナミ(社会福祉法人プロップステーション理事長)、丹羽宇一郎さん(伊藤忠商事会長、経済財政諮問会議議員)、議長:樋口美雄さん(慶應義塾大学教授)、山口信夫さん(日本商工会議所会頭)

内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、再チャレンジ担当大臣、内閣府副大臣、内閣府大臣政務官、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣

(※今後追加があり得る)

「再チャレンジ支援功労者表彰選考委員」に就任いたしました。

さる3月2日、ナミねぇは内閣官房からの依頼により「再チャレンジ支援功労者表彰選考委員」に就任しました。テレビや新聞の報道でご存知の方も多いと思いますが、安倍総理大臣の先導で「誰でも再チャレンジ出来る社会の実現」に向けてさまざまな支援策が打ち出されています。そのひとつとして今回の「再チャレンジ支援功労者表彰」が制度化されました。これは、様々な再チャレンジを支援する民間や自治体の取組を応援するための、内閣総理大臣による表彰制度です。

その目的として、「再チャレンジ支援において顕著な功績又は功労のあった個人又は団体を顕彰し、もって再チャレンジ支援への取組を督励し、優れた取組を広く普及させるとともに、成功事例を広く国民へ周知し、社会全体において再チャレンジする気運の高揚を図ることを目的とする。」とあり、再チャレンジ支援功労者表彰選考委員会の意見をもとに、内閣総理大臣が被表彰者を決定します。

先の安倍総理の施政方針演説にもあるように、再チャレンジ支援の施策は、女性の活躍や障害者の自立、そして団塊世代のチャレンジを応援するものでもあります。プロップの目指すチャレンジドの自立と社会参画、そしてナミねぇ自身(しっかりと団塊世代です!)の立場から、私はこの表彰制度を応援したいと思っています。

「再チャレンジ支援功労者表彰」の詳細はこちらからどうぞ。

by ナミねぇ

再チャレンジ支援功労者表彰選考委員会委員は以下の方々です

委員長
清家篤さん(慶應義塾大学教授)
委員
  • 志太勤さん(シダックス株式会社 代表取締役会長)
  • 原早苗さん(埼玉大学非常勤講師)
  • 宮本みち子さん(放送大学教授)
  • 柳生博さん(日本野鳥の会会長)
  • 竹中ナミ(社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)

首相官邸発表の再チャレンジ支援策概要はこちらでご覧になれます。

ABC朝日放送のTV番組「ABCこども未来プロジェクト」に出演しました。

さる3月2日深夜にABC朝日放送で放映された番組「ABCこども未来プロジェクト」にコメンテーターとして出演しました。深夜やったんと、関東圏では見れなかったみたいで残念でしたけど、義家弘介さん(ヤンキー先生)、水谷修さん(夜回り先生)、藤原和博さん(杉並区立和田中学校長)たちとともに、子どもたちに起きている様々な問題をテーマに話し合う番組でした。

ナミねぇがお話した内容はこちらをご覧くださいね。

出席者の皆さんから提起された、少子化問題や不況の時代の構造的問題、教育再生会議、地域社会との連携、宗教界の対応 etc、短時間ではとうてい尽くせないテーマでしたけど、“報道する側”がこうした取り組みをはじめたことは評価すべきことだと思います。

プロップ・ステーションが目指す「ユニバーサル社会の創造」を支えてゆくのは、まさに将来の大人である今の子供達なわけで、みんなが持てる力を出し合って創る共助社会を実現するために、子供たちには自分の持っている力、可能性を見つめてほしい、そして子供達が誇りを持って社会とかかわれる様になれる環境を、私たち大人が創って行かなければならないのでしょう。

by ナミねぇ

「ABCこども未来プロジェクト」についての関連記事はこちらをご覧下さい。

「厚生労働省遠隔ITセミナー」が開催されました!

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セミナー会場風景

「厚生労働省遠隔ITセミナー」が2月13日と14日の2日間に渡って実施され、無事成功裏に終了しました。長年、ICTを駆使して「チャレンジドの在宅ワークの推進」に取り組んできたプロップ・ステーションが、厚生労働省と、「遠隔教育システム」を開発した劾TTネオメイトのバックアップをいただき、仙台と京都に住む在宅チャレンジド・スタッフを講師として、東京の厚生労働省パソコンセミナールームに集まった官僚・企業人のみなさんにIT講習を行うという、日本で初めての事業でした。

それでは、当日の模様をナミねぇがリポート風にご紹介しましょう。ちょっと長いですけど、ぜひ最後まで読んでくださいね。

「朝日・大学パートナーズシンポジウム」にパネリストとして参加しました

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シンポジウムでのディスカッション

平成19年1月13日に開催された摂南大学・朝日新聞社主催「朝日・大学パートナーズシンポジウム」で、ナミねぇはパネリストとしてお話させていただきました。

この催しは、「IT(情報通信技術)を活かして安全・安心・元気な地域をつくれないか」をテーマに、市民生活に役立つIT社会の実現へ何らかの提言ができればと開催されたものです。

早稲田大学大学院教授の北川正恭さんの基調講演につづき、パネリストとして参加されたのは、島田達巳さん(摂南大経営情報学部長)、桑原眞二さん(ながおか生活情報交流ねっと理事長)、松永公廣さん(摂南大経営情報学部教授)、中村正憲さん(朝日新聞論説委員)、そしてナミねぇでした。

その際に聴講者の方々からいただいたナミねぇへのご感想を大学の方でまとめていただきましたので、ここにご紹介いたします。

アンケートの内容もご覧くださいね。

温かい励ましのお言葉の数々に、ガムバルぞ!とあらためて気合の入ったナミねぇです。

聴講してくださった皆さん、シンポジウム関係者の皆さんに心よりの「ありがとう」を申し上げます。

by ナミねぇ

当日の模様を紹介した朝日新聞の記事もご覧になれます。

話題のナミねぇ著作2冊

ラッキーウーマン〜マイナスこそプラスの種!

拙書「ラッキーウーマン〜マイナスこそプラスの種!」(飛鳥新社)が、漫画家でコラムニストの夏目房之介さんの書評で取り上げられました!
夏目さんに送った御礼の言葉をここに書き添えておきます。

『 時代は、ホンマに変わるかもしれへんですね、夏目さん。 麻紀を残して安心して死ねる日本に出来たら、えぇなぁ… この調子であと10年突き進も。(って、まだ突き進むんかい! はた迷惑な!!) 夏目さんのいわれる「人生講談」の幕が降りるまで、夏目さん、応援してねっ。「おかん ナミねぇ」ガムバリます〜ぅ (^_^)/~ また会える日が来ることを、心から心から願ってまっせ! 夏目房之介さまへ感謝を込めて by ナミねぇ』

プロップ・ステーションの挑戦〜チャレンジドが社会を変える〜

「プロップ・ステーションの挑戦〜チャレンジドが社会を変える〜」(筑摩書房発行)が、このたび第6刷発行の運びとなりました。

パソコンが一般家庭に一台も無い! という16年前から「ICTを活動の柱として」活動を展開してきたプロップ・ステーションですが、プロップが法人化するまでの設立経緯やミッションを綴った本書では、「私たちは働きたい!」と声をあげたチャレンジド達が、どのようにして社会を切り拓いて来たか−その挑戦の軌跡を描いています。ぜひこの機会に読んで戴けると嬉しく思います。インターネット書店での購入が一番早くお手元に届くと思いますが、プロップ・ステーションにお申込下さった場合は、僭越ながらナミねぇのサインを添えて送らせて戴きます。お申し込みはメールにて(kouho@prop.or.jp)よろしくお願いいたします。

沖縄で開かれた「ハートフルデイ」におじゃましました!

昨年12月、沖縄に本社を置く潟Tイバーファームの招聘で、沖縄で講演をさせていただきました。
サイバーファーム社半田貞治郎社長の「チャレンジドの就労を支援するITシステムの開発計画」に賛同し、お招きに応えたものです。

「すべての人が誇りを持って生きられる社会に」と題して約2時間にわたってお話をしたのですが、多くの聴講者の方々にお集まりいただき、熱心な質問やご意見を交え、とても有意義な時を持つことができました。

そして、初日に開催されたチャリティ・コンサート<ハートフルディ2006>(サイバーファーム社主催)にも、ゲスト出演したんですよ!といってもナミねぇが歌を歌ったんとはちゃうんやけど(笑)。

この催しはチャレンジドとその家族、そして一般入場者を対象に、人気アーチストの演奏を楽しみながら社会福祉について考えてもらおうというものです。
(入場は無料で、募金の収益金が沖縄県を通じて福祉のために使われます)

コンサートのプログラムに書かれた言葉を、以下にご紹介しましょう。

[写真]
講演するナミねぇ

車椅子に乗った人が 笑顔でどこへでも行ける街。歩いている人たちも笑顔で道を譲る街。そんな街って素敵です。

ハンディキャップを持つ人も全くハンディのない人もみんなそれぞれ夢を持ち、それを実現するチャンスを持つ。そんな社会って素敵です。

そんな街にするために そんな社会にするために私たちはこのコンサートを開きます。

このコンサートを一つの機会としてハンディキャップを持つ人たちも色々な夢を持てるように応援するみんなの輪を大きく広げて行きましょう。

そうすればきっと素敵な街にできます。きっと素敵な社会にできます。もっと素敵な沖縄になります。

この文章の通りに、出演者と観客が同じ思いを共有できた、ほんとうにハートフルなコンサートでした。このような催しの輪が全国に広がっていくことを心から願わずにいられません。

by ナミねぇ

ハートフルデイでのナミねぇ講演会の映像がご覧いただけます!

ハートフルデイでのナミねぇ講演会の一部を、沖縄テレビ放送のご好意により紹介させていただきます。

大山田中学校のみんな、有り難う!

1月の17日、三重県にある大山田中学校へ講演でお邪魔しました。その時に生徒さんたちが歓迎のため心を込めて黒板に書いてくれたのがこの絵です。チョークが盛り上がるくらい丁寧に色塗りされてて感激でした!3日間くらいかかって描いてくれたそうです。
生徒の皆さん、すごく熱心に話を聴いてくれて、ナミねぇも気合が入りました。

大山田中学校の生徒の皆さん、そして講演会の担当をして下さったジャッキー先生(ジャッキー・チェンにそっくりな、兄ちゃん先生)、ほんとうに有り難う。
また会おうね!!!

ナミねぇのメールマガジン『メール de ナミねぇ』を配信しています。ぜひ読んでね!

ナミねぇ@プロップ・ステーション です。皆さん、こんにちは!
プロップ・ステーションは1991年5月に「ICT(情報&コミュニケーション技術)を駆使して、チャレンジドの社会参画と就労を推進する」という目標を掲げて発足しました。スローガンは「チャレンジド(challenged)を納税者にできる日本」です。プロップの活動は、チャレンジドたちが制作する「プロップ・ステーション ホームページ」で発表していますが、近年ナミねぇに対する講演のご依頼などが増えてきたことから、メールマガジンを発行させて戴き、ナミねぇの想いや活動についてお知らせしています。お読み戴いて、ぜひご意見、ご感想などを寄せて戴けると幸いです。

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