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ナミねぇです! 「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」 開催にあたって

2008年2月26日

ナミねぇです! この度プロップ・ステーションのカウンターパートである米国防総省CAP理事長のダイナー・コーエンさんをお迎えして、「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」を開催する運びとなりました。ダイナーさんは自身が難病のチャレンジドでありながら、「すべての国民が誇りを持って生きられるようにすることが、国防の第一歩である」との信念にもとづき、合衆国の国防の中枢を担うペンタゴンの要職として活躍されています。

[写真]ダイナーさん、ナミねぇ2000年にペンタゴンを訪ねた際のツーショット

ナミねぇがダイナーさんと初めてお会いしたのは、1999年10月に労働省(当時)の委員としてアメリカへ2週間の視察に行った際の、シアトルで開催されたテレワーク国際会議の席でした。その出会いでプロップのスローガンである「チャレンジドを納税者にできる日本」が、チャレンジドが誇りを持って生きることの証であることをお話しし、お互いが目指すものが同じであることを確信しました。翌年初めにナミねぇはさっそくペンタゴンを訪れ、その年に東京で開催するプロップ主催のチャレンジド・ジャパン・フォーラム2000のゲストとして来日いただくことを要請し、記念講演が実現しました。このいきさつは拙書「ラッキーウーマン」に詳しく書いています。

以来ナミねぇの大切な友人として、03年の「チャレンジド・ジャパン・フォーラム国際会議 in ちば」におけるペンタゴンとのインターネット中継生出演、05年には「第10回チャレンジド・ジャパン・フォーラム国際会議 in 兵庫/神戸」で来日講演いただくなど、プロップと深いかかわりを持っていただいてます。今回もまたダイナーさんをお招きし、貴重なお話しを伺えることを、ナミねぇは心から嬉しく思っています。

[写真]ナミねぇ、福田総理、浜四津さん官邸にて

また今回のシンポジウムには、福田総理も来賓としてご出席いただくこととなりました。ナミねぇは1月に、福田総理が設置する社会保障国民会議の委員に就任しましたが、今回のシンポジウムを通じ、総理にもダイナー・コーエンさんのミッションと活動に触れていただきたく思っています。2月1日、シンポジウムのご説明を兼ねて、与党ユニバーサル社会プロジェクトリーダーで参議院議員の浜四津敏子さんと一緒に、総理官邸をお尋ねしました。それが翌日の新聞の首相動向欄で一斉に報道され、「ナミねぇは何をしに行ったんだ?」と皆さんから問い合わせをいっぱい戴いたんやけど、この時点でまだシンポジウム開催が公開できない段階だったので、キチントお返事を返せなかった皆さん、ゴメンなさいでした!m(__)m

トーマス・シーファー駐日米国大使と石破茂防衛大臣にも出席をご快諾いただきました。日米の絆を深め、また日本の安全保障を考える上でも有意義な機会となることを願っております。

[写真]ジーパン姿ですっぴん、女学生みたいなみっちゃんと、愛娘の悠ちゃん、近影です! クリックして大きな写真も見てねっ!

そして、ナミねぇの大親友みっちゃん(大平光代弁護士)がパネルディスカッションに参加してくれます。みっちゃんに出てもらえるシンポジウムを開催することを、ナミねぇはプロップのホームページの年頭の挨拶で約束していたんですね。このような形で実現できたことを、みっちゃんと悠ちゃん(みっちゃんの愛娘)に感謝しています。

たくさんの方々の協力のもとに、このシンポジウムが実現しようとしています。チャレンジドみずからが、自立と社会参画を目指して始まったプロップ・ステーションの活動は、年を追ってたくさんの実を結んでいます。わたしたちは立ち止まることなく、手を取り合い、前に進んでゆきます。それが「年齢、性別、障害の有無などにかかわりなく、すべての人か持てる力を発揮し支え合う、共生・共助社会(ユニバーサル社会)」を実現する道だとナミねぇは確信しています。

by ナミねぇ

 

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