与党ユニバーサル社会PT
「与党ユニバーサル社会の形成促進検討プロジェクト・チーム会議」(略称:与党ユニバーサル社会PT)は、2002年に与党女性議員政策提言協議会がユニバーサル社会の実現をめざし発足させたものです。座長は野田聖子衆議院議員、副座長は浜四津敏子参院議員。ナミねぇは発足時より講師を務め、与野党の垣根を越えて「ユニバーサル社会基本法」の成立をめざして行動しています。
プロップ・ステーションは2008年3月に「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」を開催するなど、常に法案の制定を目指し努力を続けてきました。このページでは、与党ユニバーサル社会PTの活動をリアルタイムにお伝えしながら、一人でも多くの方々と手を取り合いながら「ユニバーサル社会基本法」の成立をめざして前進してゆきたいと願うものです。
「年齢、性別、障害の有無などにかかわりなく、すべての人が持てる力を発揮し支え合うユニバーサル社会(共生・共助の社会)」の実現のため、与党ユニバーサル社会PTへの応援をどうかよろしくお願いいたします。
by ナミねぇ
トピックス
- 2008年8月2日
- 元気のない日本に“発想の転換”で元気の源! 「ユニバーサル社会基本法」 NEW MEDIA 9月号
- 2008年7月15日
- 与党ユニバーサル社会プロジェクト・チーム(PT) 座長・副座長・ナミねぇ鼎談のご報告
- 2008年5月26日
- 「政府がユニバーサル基本法に検討着手」
読売新聞
- 2008年5月26日
- 「ユニバーサル社会法案要綱 了承」
公明新聞
- 2008年5月22日
- 与党ユニバーサル社会PTにおいて、各省ヒアリングを実施。
- 2008年5月21日
- 「“ユニバーサル社会基本法”素案まとまる」 NHKニュースより
- 2008年5月19日
- 「与党ユニバーサル社会プロジェクト・チーム会議」が開催されました!
- 2008年5月13日
- 「与党ユニバーサル社会プロジェクト・チーム会議」が再開!!
- 2008年3月24日
- 「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」 レポート 〜 議事録と映像 〜
宣言文 「ユニバーサル社会基本法の制定に向けて ― 元気な日本を創ろう ―」
今、「日本の将来が心配だ」「今の日本人は元気がない」、そんなふうに感じている人が多いのではないでしょうか。格差問題や少子化問題、ストレスフルな職場、家族や地域の絆の弱体化など今の日本は問題が山積しています。さまざまな国際ランキングでも日本の地位が低下しています。
日本が元気になるためには地域や職場が元気になることが必要です。地域や職場が元気になるためには、それを構成する一人一人が元気になることが必要です。
人が元気になるためには、自信と誇りを持って暮らすことが必要です。年齢、性別、障害の有無などにかかわりなく、だれもがその個性や能力を社会で認められ、その個性や能力を生かして生き生きと暮らすことができることが重要です。また、その異なる個性や能力を持つ者が互いに助け合い共に力を合わせることで誰もが暮らしやすく、またしなやかで強い地域や職場を作り出すことが可能となります。
こうした課題にかかわるわが国の法制としては、男女、障害、高齢など各分野ごとの基本法がありますが、トータルな法制はありません。すべての人が多様な個性や能力を生かし、相互に理解し合い、共に助け合い、だれもが住みよく暮らしやすい真の意味で強くやさしい社会を我々は「ユニバーサル社会」と呼びたいと思います。わが国の少子高齢化は今後ますます加速することが見込まれています。「ユニバーサル社会」の形成を加速し、すべての人が生き生きと力を発揮できる環境を整えることはわが国の喫緊の課題です。
人は、だれもが年をとります。障害を持つ可能性、心を病む可能性を持っています。この問題は、すべての人にとって「他人事」ではなく、今の自分、将来の自分、そして自分の子どもたちの住みやすい社会づくりの問題なのです。
以上のことから、次のことをめざして、その推進力となる「ユニバーサル社会基本法」を早急に制定することを提案します。
○ 国民一人ひとりが、その個性や能力を生かして活躍できる環境を整備することにより個人を元気にしよう
○ 個性や能力の違う個人が互いに助け合うことにより生きやすい、暮らしやすい環境を生み出し、地域や職場を元気にしよう
○ 個人と地域や職場が元気になることにより日本を元気にしよう
社会福祉法人プロップ・ステーション理事長 竹中ナミ
ユニバーサル社会基本法 起草委員会
※この宣言文は2008年3月24日に開催された「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」(社会福祉法人プロップ・ステーション主催)において発表されたものです。
リンク
与党ユニバーサル・プロジェクトのめざすもの/ビデオ映像(36:07)