メール de ナミねぇ 【第310号】 by Prop Station

2020年1月17日

◇◆◇             (令和2年1月17日発行)◆◇◇
◇◆◇  メール de ナミねぇ 【第310号】     ◇◆◇
◆◆◆                          ◆◇◆
◇◆◇           プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇               竹中ナミ(ナミねぇ) ◆◇◆
◇◆◇                          ◇◆◇
◆◇◇           by Prop Station◇◇◆
            https://www.prop.or.jp/

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『メール de ナミねぇ』は、MSゴシックなどの等幅フォントで
ご覧下さいね!

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皆様意外とご存じないかもしれませんが、プロップ・ステーションは
お仕事のコーディネートもエキスパートです。
プロップで学んだ多くのチャレンジドが、皆さんからのお仕事を
心からお待ち致しております。
もし皆様の中で「お仕事を頼んでみよう」とか「こんな仕事できるかな?」
ということがございましたら、是非お気軽にご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

データ入力や文書のデジタル化(PDF化やワード・エクセル化)
各種映像への字幕の付与もおこなっています。
こうした業務があれば是非お声がけ下さい。

<プロップ・ステーション事務局長 竹中宏晃>

prop2017@prop.or.jp

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■□◇◆ 第310号 目次 ◆◇□■

【1】阪神淡路大震災から25年目の今日、想うこと
【2】霞ヶ関の環境省で今年初となる「ユニバーサル社会を創造する
事務次官プロジェクト(勉強会)」を開催しました!
映画「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典(KADOKAWAシネマ)
のご紹介
【3】ナミねぇBANDのピアニスト、西田仁くんの出演番組のご紹介
土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』

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■□◇◆阪神淡路大震災から25年目の今日、想うこと◆◇□■

2020年1月17日
国内の大都市における未曾有の災害であった阪神淡路大震災から、25年
が過ぎました。

その後も災害列島とも言えるほど、各地を様々な災害が襲い、多くの命
が奪われたり、生活が壊される事態が後を絶ちません。

昨年(2019年)も、1月3日に発災した熊本地震をはじめ、北海道、宮崎、
千葉、山形、福島と、全国各地が大きな地震にみまわれ、また8月、9月、
10月は、大型台風が各地を襲い、復興や生活再建の途上にある人たちが、
今も多数おられます。

そうした方々が一日も早く生活を取り戻されることを、心から願ってや
みません。

毎年書かせていただいているように、神戸市東灘区にある私の実家は、
25年前の阪神淡路大震災で全焼しました。

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/img/20200117_01.jpg
全焼した自宅

阪神淡路大震災は、6400余名もの命が失われた大災害でしたが、不幸中
の幸いで、私の家族は家は失ったけれど命を奪われること無く生き延び、
むしろ震災をバネとして、多くの仲間や支援者の皆さんとともに、プロ
ップ・ステーションの活動に邁進することが出来ました。

しかしながら、昨年は「我が家のゴッドマザー」であり、ナミねぇ&プロ
ップ・ステーションの活動を、誰よりも応援してくれていた母が93歳で
天に召され、震災後に再建した我が家のお仏壇に眠る人となりました。

淋しい気持ちはあるけれど、母の生き方から学び、「働く女」として母が
切り拓いてきた道を、母の想いに寄り添いながら、私も負けずに歩んで
行こうと、改めて誓うナミねぇです。

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/img/20200117_02.jpg
母(大好きだったお花を前に)

おかげさまで、私は71歳(数え年では何と73歳!)の今も元気に、プロッ
プ・ステーションの活動や講演活動で全国を飛び回ったり、ギタリスト
の弟たちや、音楽仲間のサポートでライブ活動を続けています。

国立病院で温かい看護を受けるベイビータイプの娘麻紀(間もなく47歳)
とも、今年も一緒にお正月を過ごすことが出来ました。

1月17日は、そういう意味で、神戸に生まれ育った私にとって、日本
が災害列島であることを忘れず、新たな気持ちで家族や仲間たちと生き
ていく節目となる、大切な日です。

何があっても私たちは「一人ではない!」ことを忘れず、手を差し伸べ
たり、差し伸べられたりしながら、生きていく存在なんやと思います。

阪神淡路大震災から25年の今日、あらためて生きていることに感謝し、
生きることを愛おしむ、ナミねぇです。

☆ by ナミねぇ ☆

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/20200117_01.html

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■□◇◆霞ヶ関の環境省で今年初となる「ユニバーサル社会を創造する
事務次官プロジェクト(勉強会)」を開催しました!
映画「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典
(KADOKAWAシネマ)のご紹介◆◇□■

1月7日から8日、ナミねぇは今年初の東京出張でした。

7日は、プロップ・ステーション東京オフィスでスタッフと新年の挨拶
を交わした後、夕刻から「赤坂マルヨシ」で初お好み焼きを食べました。
翌8日は、霞ヶ関の環境省で、やはり今年初となる「ユニバーサル社会
を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」を開催。

配給元のKADOKAWAから、プロデューサーの野久尾さんを講師・解説者と
してお招きし、映画「1964愛と栄光の東京パラリンピック」を、参集され
た約30名の各省次官、官僚の皆さんとともに視聴しました。

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/img/20200109_01.jpg
「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典」(KADOKAWAホームページより)

この貴重な記録映画は、1月17日からユナイテッド・シネマ豊洲で放
映開始されますので、日本で初めて開催された「パラリンピック」と、当
時の日本における「障害のある人たち」をとりまく社会状況や、障害者ス
ポーツに対する意識、スポーツに人生をかけたチャレンジド・アスリー
トの思い、日本と諸外国の「障害者の置かれた状況の違い」などを、この
映画からぜひ体感していただけたらと思います。

【リンク】
http://cinemakadokawa.jp/tokyopara1964/
「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典」(オフィシャルサイト)

「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」は、原則、
毎月第2水曜日のお昼休みに10省庁の事務次官、官僚の皆さんを対象に
開催していますが、今年で何と13年目となります。

今や「霞ヶ関の奇跡」(笑)と呼ぶ人も居る(!?)この勉強会が、少しでも
「ユニバーサル社会」の推進に役立つことを願ってやまないナミねぇです。

☆ by ナミねぇ ☆

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※以下はオフィシャルサイトより転載させていただきました

【はじめに】

50年ぶりの復活上映

『東京パラリンピック 愛と栄光の祭典』は、世界で初めて「パラリン
ピック」という愛称で呼ばれた1964年の東京パラリンピックを映した世
界的にも貴重なドキュメンタリー映画です。しかし1965年の公開以後、
ほとんど上映される機会がありませんでした。そんな貴重な映像が、初
のデジタル化を経て劇場公開されます。

日本における障がい者スポーツの黎明期を振り返る

本作は、公開当時人目を忍ぶようにして生活していた障がいのある方た
ちが、スポーツによって光を当てられていく様子を映し出しています。
当時パラリンピックの開催によって、日本人選手は競技経験や社会保障
制度といった海外との差を実感することになりました。しかし、明るく
自信に満ち溢れた海外の選手との交流は、日本人選手の意識を変え、彼
らはスポーツによって希望を取り戻していくと同時に、社会からも注目
されていきます。この映画は、日本の障がい者スポーツが今日に至るま
で発展してきた礎となった、まさに原点ともいえる大会を映し出してい
るのです。

CAST
宇野重吉
STAFF
製作: 上原明<日芸綜合プロ>
監督・脚本・撮影: 渡辺公夫
音楽: 團伊玖磨

【あらすじ】

1964年、東京オリンピックは成功のうちに終わった。街が再び落ち着き
を取り戻した頃、確かな意義に支えられたもうひとつのスポーツ大会が
開幕する。国際身体障害者スポーツ大会。その第一部、下半身麻痺のた
め車椅子で生活する競技者を対象にした国際大会は、東京パラリンピッ
クという愛称で親しまれた。

パラリンピックに参加するため、身体障害者の更生指導所では、車椅子
に乗ってスポーツに励む人たちがいる。交通事故にあった人、戦争で負
傷した人、病気で下半身が麻痺した人、それぞれに車椅子で生活するこ
とになった背景を語ってくれる。しかし、スポーツをするその顔に暗さ
はない。

大会直前、各国の選手が来日する中にはグットマン博士の姿もある。海
外の選手たちはみな明るく、日本の選手たちは彼らとの交流を通じて、
社会福祉制度の違いを感じつつも、社会復帰への意識を強めていく。そ
して皇太子・皇太子妃両殿下(当時)が見守る中、いよいよ東京パラリ
ンピックが幕を開ける─。
 
■関連リンク

「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典」
(オフィシャルサイトで予告編が視聴できます)
http://cinemakadokawa.jp/tokyopara1964/

KADOKAWAホームページ
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/tokyopara1964/

ユナイテッド・シネマ豊洲
https://www.unitedcinemas.jp/toyosu/film.php?movie=8089&from=movie

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/20200109_01.html

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■□◇◆ナミねぇBANDのピアニスト、西田仁くんの
出演番組のご紹介
NHK土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』◆◇□■

ナミねぇBANDでピアノを担当してくれている西田仁くんが、阪神淡
路大震災25年を機に作られたNHKドラマで、主演者のピアノの指導
やエキストラ出演をしています。放映は今月18日土曜日から4週連続
で、NHK総合のゴールデンタイム!の夜9時からです。

仁くんは、2016年放映のNHK朝ドラ「べっぴんさん」でもピアニスト
役で出演するなど、ライブ活動以外でも活躍中ですので、ぜひ応援して
あげてくださいね!!

<by ナミねぇ>

以下、仁くんからのメッセージです。

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「NHK土曜ドラマのお知らせ」

■2020年1月18日(土)〜2月8日(土)
NHK総合テレビ、毎週土曜日
夜9時から(全4回)

土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』
https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/index.html
(「みどころ」のページ、スタッフの欄に僕の名前も載っています)

阪神淡路大震災25年を機に作られたドラマで、神戸が舞台となっていま
す。主役の柄本佑さんは精神科医でジャズピアノも弾くという実在の人
物の役をされています。

今回僕は柄本佑さんのピアノの指導、ピアノを弾く手元のみの撮影、エ
キストラでジャズ喫茶のお客さん役を担当させていただきました。

とてもハートウォーミングな作品のようです。是非ご覧ください。

西田仁

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■あらすじ

ジャズピアノはプロ級の腕前、レコードと読書をこよなく愛する“はに
かみ屋”の若手精神科医・安和隆(柄本佑)。自分の居場所を探し続け
る青年時代を送ってきたが、明るい妻・終子(尾野真千子)と出会い、
同じ在日としての悩みを共にできたことでようやく心穏やかな日々を送
る。第一子が誕生した直後、阪神・淡路大震災が起きる。精神科医とし
てできることは何か・・・模索の日々が始まる。和隆は被災者に寄り添
い話を聞き続ける中で、精神科医にできることは、被災者を治療するこ
とではなく、治癒力を回復させる手助けをすることだと気づいていく。
その後、精神科医として見た被災地の様子を一冊の本にまとめ、学芸賞
を受賞。明るい兆しが見えはじめた、39歳のある日、がんが発覚する。

■精神科医・安克昌(あん・かつまさ)氏 プロフィール
1960年大阪市生まれ。神戸大学附属病院精神科勤務を経て、神戸市西市
民病院精神神経科医長を務める。阪神・淡路大震災直後より、全国から
集まった精神科ボランティアをコーディネートし、避難所などでカウン
セリングや診療活動を行う。震災一年後に臨床報告としてまとめた「心
の傷を癒すということ〜神戸・・・365日〜」で第18回サントリー学芸賞
を受賞。PTSD(心的外傷後ストレス障害)の若き研究者として治療活動に
尽力するも、2000年12月死去。共訳に「多重人格性障害-その診断と治療」
などがある。

(以上、番組ホームページより引用させていただきました)

■西田仁プロフィール

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/img/20200116_01.jpg

1980年広島生まれ、岡山育ち。神戸市外国語大学中国語学科在籍中20歳
でピアノを始める。2009年、第二回神戸ネクストジャズコンペテション
で特別賞を受賞。2013年、本場のジャズを学ぶ為に単身ニューヨークへ
行く。2016年から17年にかけて放映されたNHK連続テレビ小説「べっぴん
さん」のジャズ演奏シーンでピアニスト役で出演、演奏も担当。国内外
の著名なミュージシャンとも共演を重ね、ジャズクラブやホテル、各種
イベントで演奏。自身のトリオやグループも結成し、精力的に活動中。
また現在ナミねぇBANDのレギュラーピアニストとしてナミねぇのラ
イブ活動のサポートに尽力している。

■関連リンク

土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』
https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/index.html

スタッフ紹介ページ
https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/html_kokoro_midokoro.html

予告動画
https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/html_kokoro_story01.html

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/20200116_01.html

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☆メール de ナミねぇ 【第310号】
令和2年1月17日発行
☆発行元:社会福祉法人プロップ・ステーション
URL https://www.prop.or.jp/
☆お問合せ先:  〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6−9
神戸ファッションマート6E−13
社会福祉法人プロップ・ステーション広報
メールアドレス:kouho@prop.or.jp
☆発行:原則として毎月1〜2回
☆『メール de ナミねぇ』は『まぐまぐ!』
https://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
☆ご意見・ご感想をお待ちしております。
kouho@prop.or.jp こちらまで。
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☆『メール de ナミねぇ』は、株式会社まぐまぐのメール配信サー
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