メール de ナミねぇ 【第32号】 by Prop Station

2008年3月3日

◇◆◇             (平成20年3月3日発行)◆◇◇
◇◆◇  メール de ナミねぇ 【第32号】      ◇◆◇
◆◆◆                          ◆◇◆
◇◆◇           プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇               竹中ナミ(ナミねぇ) ◆◇◆
◇◆◇                          ◇◆◇
◆◇◇            by Nami’s Room◇◇◆
     http://www.prop.or.jp/namis_room/index.html

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『メール de ナミねぇ!』はMSゴシックなどの等幅フォントでご覧下
さいね!

■□◇◆ 第32号 目次 ◆◇□■ 

【1】ナミねぇの「つづれおり」第32回
「ユニバーサル社会の実現を目指すシンポジウム」
   開催のお知らせ
   ペンタゴンCAP理事長 ダイナー・コーエンさん講演会
【2】「ユニバーサル社会の実現を目指すシンポジウム」
   開催にあたって
【3】活動報告
【4】「久米宏 ラジオなんですけど」 番組ホームページを見てね!
【5】今後の講演など予定
【6】最新メディア情報
【7】編集後記

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■□◇◆ナミねぇの「つづれおり」第32回◆◇□■

「ユニバーサル社会の実現を目指すシンポジウム」開催のお知らせ

「ペンタゴンCAP理事長 ダイナー・コーエンさん講演会」

社会福祉法人プロップ・ステーションと読売新聞東京本社は、この度、
標記シンポジウムを共同で開催する運びとなりました。多くの皆さんに、
誰もが暮らしやすく、誇りを持って生きられるユニバーサル社会の実現
に向けた熱い想いに触れていただきたく、ここにお知らせいたします。

               社会福祉法人プロップ・ステーション
                        理事長 竹中ナミ
                 
                        読売新聞東京本社
               代表取締役社長・編集主幹 老川祥一

<開催趣旨>

未曾有の少子高齢社会日本において、「年齢、性別、障害の有無などに
かかわりなく、すべての人が持てる力を発揮し支え合う、共生・共助社
会(ユニバーサル社会)」を実現することは、喫緊の課題です。米国に
おいて「すべての人が誇りを持って生きられるようにすること、それが
国防の一歩だ」との理念を掲げ、ICTをはじめ、最先端の科学技術を
駆使してこの課題に果敢に取り組む米国防総省CAP(Computer/Elec-
tronic Accommodations Program)理事長のダイナー・コーエンさんをお
招きし、各界のリーダーの皆様に、共生・共助社会(ユニバーサル社会)
への理解を深めて戴く機会を持つことは、日本の社会保障の在り方を考
える上で、また安全保障の基軸でもある日米同盟をより深めるためにも
意義深いことである、との想いから、このシンポジウムを開催するもの
です。

<開催要項>

■日時 2008年3月24日(月)
       開場 午後4時30分 開会 午後5時00分
■会場 ホテルニューオータニ東京鳳凰の間
      〒102-8578東京都千代田区紀尾井町4−1
■主催 社会福祉法人プロップ・ステーション、読売新聞東京本社
■後援 米国防総省、在日米国大使館、内閣府、外務省、厚生労働省、
    防衛省、総務省、国土交通省、文部科学省、社団法人日本経済
    団体連合会、NHK など
■運営事務局 社会福祉法人プロップ・ステーション
■備考 同時通訳及び、要約速記を配備します

<基調講演>

ダイナー エフ ビー コーエン(Dinah F.B. Cohen)
米国防総省CAP (Computer/Electronic Accommodations Program・
電子調整プログラム) 理事長

障害を持つ人々(チャレンジド)への政策、電子調整を行うとともに、
アクセシビリティ及び情報技術(ICT)を駆使し、チャレンジドの可
能性および就労などを開拓する国際的な権威である。
コーエン氏は、連邦所管の領域において、職員や障害を持つ国民や負傷
した軍人が、連邦政府によるサービスや雇用へ平等にアクセスできるよ
う、上級指導者たちと親密に連携しなから取り組んでいる。1990年に業
務を開始してから、CAPは 61,000件を超える(そのうち 2,700件は
負傷した軍人に対して)社会復帰の要請に応じてきた。このような活動
を顕彰し、カリフォルニア州立大学より「卓越せる連邦 IT指導者100
人賞」が、国防省より「卓越せる市民サービス賞」、そして「2007年
Service to America Citizen Services Medal(経済的発展や支援、
教育、医療、住宅、労働、交通などで、国に重要な貢献をした連邦政府
職員に授与される)」を授与された。
また、コーエン氏の指導の許でCAPは2004年に「連邦政府会議指導テ
レワーク賞」と「ベスト最新通信技能賞」および「ベストホライゾン双
方向賞」を受賞している。

ダイナーさんとCAPの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.prop.or.jp/global/cap.html

<プログラム>

■開場 午後4時30分
■開会 午後5時00分

■主催者挨拶
■来賓ご挨拶
 福田 康夫 内閣総理大臣
 ジョン・トーマス・シーファー 駐日米国大使 ほか

【第一部】 午後5時10分
■基調講演
 ダイナー・コーエン

【第二部】 午後6時00分
■パネルディスカッション
 ダイナー・コーエンさん
 防衛大臣 石破 茂さん
 弁護士 大平 光代さん
 参議院議員・与党ユニバーサル社会プロジェクトリーダー
 浜四津 敏子さん
 日本経団連専務理事 紀陸 孝さん
 <進行>
 プロップ・ステーション理事長・社会保障国民会議委員
 竹中 ナミ

<応募要項>

本シンポジウムに出席をご希望される方は、お名前・住所・電話番号
(携帯可)・職業(学校名)をご記入のうえ、下記メールアドレスまで
お申し込みください。
車いすでご来場の場合は明記してください。3月10日到着分まで有効。
無料。お申し込み多数の場合は、抽選となります。

prop@prop.or.jp

<関連リンク>

国防総省がチャレンジド支援する理由に衝撃
― ダイナーさんとの初めての出会い ―
http://www.prop.or.jp/news/topics/2008/20080226_03.html

ダイナー・コーエンさんのリンク集
http://www.prop.or.jp/news/topics/2008/20080226_04.html

CAPのご紹介
http://www.prop.or.jp/global/cap.html

<by ナミねぇ>

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■□◇◆ナミねぇです!「ユニバーサル社会の
        実現を目指すシンポジウム」開催にあたって◆◇□■

ナミねぇです! この度プロップ・ステーションのカウンターパートで
ある米国防総省CAP理事長のダイナー・コーエンさんをお迎えして、
「ユニバーサル社会の実現を目指すシンポジウム」を開催する運びとな
りました。ダイナーさんは自身が難病のチャレンジドでありながら、
「すべての国民が誇りを持って生きられるようにすることが、国防の第
一歩である」との信念にもとづき、合衆国の国防の中枢を担うペンタゴ
ンの要職として活躍されています。

ナミねぇがダイナーさんと初めてお会いしたのは、1999年10月に
労働省(当時)の委員としてアメリカへ2週間の視察に行った際の、シ
アトルで開催されたテレワーク国際会議の席でした。その出会いでプロ
ップのスローガンである「チャレンジドを納税者にできる日本」が、チ
ャレンジドが誇りを持って生きることの証であることをお話しし、お互
いが目指すものが同じであることを確信しました。翌年初めにナミねぇ
はさっそくペンタゴンを訪れ、その年に東京で開催するプロップ主催の
チャレンジド・ジャパン・フォーラム2000のゲストとして来日いた
だくことを要請し、記念講演が実現しました。このいきさつは拙書「ラ
ッキーウーマン」に詳しく書いています。

「ラッキーウーマン」のご紹介
http://www.prop.or.jp/luckywoman/index.html

以来ナミねぇの大切な友人として、03年の「チャレンジド・ジャパン・
フォーラム国際会議 in ちば」におけるペンタゴンとのインターネット
中継生出演、05年には「第10回チャレンジド・ジャパン・フォーラ
ム国際会議 in 兵庫/神戸」で来日講演いただくなど、プロップと深い
かかわりを持っていただいてます。今回もまたダイナーさんをお招きし、
貴重なお話しを伺えることを、ナミねぇは心から嬉しく思っています。

また今回のシンポジウムには、福田総理も来賓としてご出席いただくこ
ととなりました。ナミねぇは1月に、福田総理が設置する社会保障国民
会議の委員に就任しましたが、今回のシンポジウムを通じ、総理にもダ
イナー・コーエンさんのミッションと活動に触れていただきたく思って
います。2月1日、シンポジウムのご説明を兼ねて、与党ユニバーサル
社会プロジェクトリーダーで参議院議員の浜四津敏子さんと一緒に、総
理官邸をお尋ねしました。それが翌日の新聞の首相動向欄で一斉に報道
され、「ナミねぇは何をしに行ったんだ?」と皆さんから問い合わせを
いっぱい戴いたんやけど、この時点でまだシンポジウム開催が公開でき
ない段階だったので、キチントお返事を返せなかった皆さん、ゴメンな
さいでした!m(__)m

この時の福田総理とナミねぇのツーショット
http://www.prop.or.jp/news/topics/2008/img/nami_hukuda.jpg

トーマス・シーファー駐日米国大使と石破茂防衛大臣にも出席をご快諾
いただきました。日米の絆を深め、また日本の安全保障を考える上でも
有意義な機会となることを願っております。

そして、ナミねぇの大親友みっちゃん(大平光代弁護士)がパネルディ
スカッションに参加してくれます。みっちゃんに出てもらえるシンポジ
ウムを開催することを、ナミねぇはプロップのホームページの年頭の挨
拶で約束していたんですね。このような形で実現できたことを、みっち
ゃんと悠ちゃん(みっちゃんの愛娘)に感謝しています。

みっちゃんと愛娘の悠ちゃん、近影です!
http://www.prop.or.jp/news/topics/2008/img/haruka_michiyo_big.jpg

たくさんの方々の協力のもとに、このシンポジウムが実現しようとして
います。チャレンジドみずからが、自立と社会参画を目指して始まった
プロップ・ステーションの活動は、年を追ってたくさんの実を結んでい
ます。わたしたちは立ち止まることなく、手を取り合い、前に進んでゆ
きます。それが「年齢、性別、障害の有無などにかかわりなく、すべて
の人か持てる力を発揮し支え合う、共生・共助社会(ユニバーサル社会)」
を実現する道だとナミねぇは確信しています。

<by ナミねぇ>

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■□◇◆2月後半の活動報告◆◇□■

○2月18日(月)
・プロップ神戸スタッフ&ワーカー ランチミーティング /
 場所:プロップ神戸オフィス

○2月19日(火)
・神戸空港ユニバーサルプロジェクト打合せ /
 場所:神戸空港オフィス
・神戸市立中央市民病院倫理委員会に出席 /
 場所:神戸市立中央市民病院

○2月20日(水)
・東芝相談役:西室泰三さんと対談
 (月刊ニューメディア、ユニバーサル企画) / 場所:東芝本社
・「情報大航海」プロジェクトの取材を受ける/
 場所:プロップ東京オフィス

○2月21日(木)
・青野原病院 親の会役員会&マキ面会日 / 場所:青野原病院

○2月22日(金)
・神戸市福祉起業家経営塾発表会にて基調講演 /
 場所:クオリティホテル(ポートアイランド、商工会議所東隣)

○2月24日(日)
・「和歌山障がい者地域生活支援フォーラム」にて講演 /
 場所:和歌山情報交流センタービッグU

○2月25日(月)
・吉本字幕PJ打合せ / 場所:カンバスにて(八丁堀)
・野田聖子衆議院議員と「ユニバーサル社会法案」など打合せ /
 場所:衆議院会館:野田聖子さんオフィス

○2月26日(火)
・「社会保障国民会議 分科会」に出席 / 場所:内閣府
・ニューメディア誌上座談会収録(IUDU) / 場所:IUDUオフィス
・ユニバーサル社会法案、起草委員会 / 場所:都内

○2月27日(水)
・みっちゃん(大平光代さん)と悠ちゃんに会う /
 場所:みっちゃん自宅

○2月28日(木)
・「武庫川女子大学附属高等学校卒業記念講演会」にて講演 /
 場所:武庫川女子大学「公江記念講堂」

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
 http://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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■□◇◆「久米宏 ラジオなんですけど」
               番組ホームページを見てね!◆◇□■

ナミねぇです! 沢山の方に聴いてもらったと思うんやけど、2月2日
にTBSラジオの生番組「久米宏 ラジオなんですけど」に出演させて
いただきました。これが関東圏だけの放送やったんで、地元関西の皆さ
んに聴いていただくことが出来ず残念でした。この時の様子が写真つき
で番組ホームページに掲載されてるんで、お聴きいただけなかった方に
も見てもらえれば嬉しいです。

「久米宏 ラジオなんですけど」先週のスポットライトのページ
http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/guest/20080202.html

ちなみに下のほうに写ってるジージャンとボトムは、番組恒例の「この
人の器」コーナー用にナミねぇが持参したもので、これを着て国会から
総理官邸までおじゃまする、いわばナミねぇの正装です。さすがに官邸
では最初不審がられたけど、今ではしっかりと覚えてもらいましたよ!

久米宏さん、小島慶子アナ、ナミねぇのスリーショット
http://www.prop.or.jp/news/topics/2008/img/nami_kume_kojima.jpg

<by ナミねぇ>

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■□◇◆3月前半の講演など予定◆◇□■

○3月3日(月)
・人間ドックほかプライベート・スケジュールのため、今週いっぱいは
 パソコンでの仕事のみに従事(会議、講演等に出席できません)

○3月11日(火)13時30分から
・国土交通省自律移動支援PJ会議に出席/国土センター
・チャレンジド就労支援関連打合せ / 場所:都内(未定)

○3月12日(水)12時から
・「ユニバーサル社会を創造する事務次官勉強会」に出席 /
 場所:厚生労働省:江利川次官室

○3月13日(木)11時40分から
・広瀬洋子助教授とチャレンジドの教育打合せ/プロップ東京オフィス
・自律移動PJ関連の打合せ / 場所:都内(未定)

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
 http://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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■□◇◆最新メディア情報◆◇□■

ナミねぇです! 昨年11月にキックオフした「神戸スウィーツ・コン
ソーシアム」(運営事務局/社会福祉法人プロップ・ステーション、
協力/日清製粉(株)・(株)日東商会など、後援/神戸市)プロジェクト
が、いよいよ始まります。
「神戸スウィーツ・コンソーシアム」は、スウィーツの世界で活躍する
チャレンジドを生みだそう!」というミッションのもと、多くの関係企
業や超一流のパティシエたちの協力で、パティシエを目指すチャレンジ
ドや、スウィーツ業界で一流の製品を製造・販売したい! と願う作業
所などを支援するプロジェクト です。
そのスタートが朝日新聞で紹介されましたのでお知らせしますね!

<by ナミねぇ>

●「障害者の自立へパティシエ“塾”」
 神戸の社会福祉法人などプロジェクト レシピ・実技・・・プロが伝授
 朝日新聞 2月29日朝刊
 http://www.prop.or.jp/news/clip/2008/20080229_01.html

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■□◇◆編集後記◆◇□■

今号は、3月24日に開催する「ユニバーサル社会の実現をめざすシン
ポジウム」のご案内を中心に書かせて戴きました。ダイナー・コーエン
さんが牽引するペンタゴンCAPの取り組みは、まさに「アメリカの良
心」とも言うべき活動です。

「すべての国民が誇りを持って生きられることが国防の一歩だ」という
彼女の信念は、自身が心臓疾患を持つチャレンジドであること、ご両親
がホロコーストの生還者であったことを考えると、言葉につくせない
哲学に裏付けられていると感じずにはいられません。

またこのシンポジウムには、ダウン症の愛娘:悠ちゃんを伴って、親友
の「みっちゃん(弁護士:大平光代さん)」が、パネリストとして出席
下さることになりました。悠ちゃんと一緒の上京は、みっちゃんにとっ
ても初めての体験だそうで、みっちゃんの友情に心から感謝したいと思
います。

そして、ユニバーサル社会の実現を「与党合意」に持ち込んで下さった、
浜四津敏子参議院議員にも、この場を借りて御礼申し上げます。浜四津
さんも、本シンポジウムにパネリストとして出席して下さることになり、
ユニバーサル社会を強力に推進する女性たちのパワーを、多くの方に感
じて戴ければ幸いです。

皆さん、応援してねっ!!

<by ナミねぇ>

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☆メール de ナミねぇ!【第32号】
                     平成20年3月3日発行
☆発行元:Nami's Room <ナミねぇの部屋>
     URL  http://www.prop.or.jp/namis_room/index.html
☆お問合せ先:  〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6−9
                 神戸ファッションマート6E13
            社会福祉法人プロップ・ステーション広報部
                メールアドレス:kouho@prop.or.jp
☆発行:原則として毎月1日と15日
☆メール de ナミねぇ!は『まぐまぐ!』
 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
☆ご意見・ご感想をお待ちしております。
 kouho@prop.or.jp こちらまで。
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 http://archive.mag2.com/0000216194/index.html
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