9月11日金曜日、兵庫大学で開催された「多様性と共生社会」と題された講演会を聴講に行きました。

2026年9月11日

9月11日金曜日、兵庫大学で開催された「多様性と共生社会」と題された講演会を聴講に行きました。

長年、プロップ・ステーションに所属し、音声装置で操作するパソコンを使って、様々な仕事をしている、真野剛(まのたけし)くんが講師の一人ということで、加古川市の兵庫大学に駆けつけました。

全盲で肢体不自由のため、車いすユーザーでもある剛くんは、幼い頃、ラジオから流れる英語番組に触発され、英語で授業を行う国際大学で学び、ハワイ大学への留学経験もある、チャレンジ精神の塊のような青年です。

昨年からは、加古川市の制度によるヘルパーを利用して、一人暮らしも始めたんやけど、制度の壁があって、一人暮らしの介護を得るためには、プロップ・ステーションに通う日にちを減らさねばならない、という悩みを抱えながらも、自分の半生を明るく語りました。

剛くんのように、重度のチャレンジドでありながら、老いていく両親のことを考え、一人暮らしに取組むアクティブな生き方を、「仕事か介護か」を、制度が迫るのではなく、「仕事も介護も」得られるよう、制度の方が柔軟に対応して欲しいと、願わずにいられません。

頑張れ、剛くん(^_^)!!

もう一人の講師は、人工呼吸器を装着し、重度の車いすユーザーである山崎友輔くんでした。

大好きなアイドルのイベントに参加するため、貯金をし、東京へ行こうとしたけど、お金のことだけでなく、医療的ケアや緊急時の対応など、「危ないのではないか」「何かあったらどうする!!」という周りの反対で、結局断念したという体験から、断念するのではなく「どうすれば行けるか考える」という発想の転換が、自分にも社会の側にも必要ではなかったかと問いかける内容のお話でした。

30年以上前、必要な介護を有料で得ることができる「アテンダント システム」をIL運動活発なりし頃の米国から導入した、自分自身の体験を思い起こしながら、介護の必要な人たちが「仕事ではなく楽しみで外出する事」に、まだまだ社会は冷淡やなぁと、改めて感じた講演会でした。

兵庫大学の学生は、オンラインで聴講できるため、夏休み最後の日のキャンパスは、とても静かやったけど、剛くんと友輔くんの熱量で、心が熱くなったナミねぇの一日でした。

<by ナミねぇ>

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