日清製粉とプロップ・ステーションによる「神戸スウィーツ・コンソーシアム in 熊本」開催しました!!

当日の記録ビデオも公開します

2018年9月15日

◎ユーチューブ放映サイト

 (その1)講習開始から休憩まで

 (その2)休憩終了からから講習終了まで

☆レシピはこちらからPDFでダウンロードいただけます。
 https://www.prop.or.jp/ksc/recipe_20180913.pdf

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9月13日(木)13:00から
「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)講習会in熊本」を開催しました。

私は、当日8:17 新神戸発「さくら」で、熊本に向けて出発です!
(車中のお供は、林真理子さんの文庫本)

今回のKSCは、熊本震災で全壊し、
新たに建て直された益城町の(株)丸菱技術センターを
ご提供いただいての開催です。

講師は、地元の名店「メゾン・ド・キタガワ」の
オーナーシェフ北川博喜さんと、
KSC統括講師の八木淳司さんです。

北川シェフからは「ミルリトン」を、
八木シェフからは、東日本大震災の体験から生まれたオリジナルレシピ
「祈りのプレッツェル」を学びます。

☆レシピはこちらからPDFでダウンロードいただけます。
 https://www.prop.or.jp/ksc/recipe_20180913.pdf

熊本は、私にとっても母の故郷ということで、
熊本市東区新南部に住む従兄弟(いとこ)の
園田憲一、弥生子さん夫妻が駆けつけ、
開会から閉会まで応援&見学を下さり、
北川シェフと八木シェフの、温かく丁寧な指導に、
感激しておられました!!

園田さんご夫妻も熊本震災で被災され、
長い期間、車中生活を経験されたことから
復興への想いを込めた「神戸スウィーツ・コンソーシアムin熊本」
の主旨に賛同下さり
開催を楽しみに待って下さっていたんです。

そして今回も、熱意あるチャレンジド受講生が集まって下さり、講習会が始まりました!

KSCの特徴は
共催する日清製粉の社員の皆さんが、心を込めてバックヤードを支えて下さること。
司会進行と全体に睨みをきかす(笑)増田梨紗ちゃんをはじめ
素材の計量から洗い物まで、KSCを担当下さる社員たちが、
笑顔でキビキビとこなします!!

今回の講習会は、
後援組織である総務省の
「プロのノウハウを伝えるスウィーツ講習会のような取り組みを、
どこまでICTで表現できるか」
というプロジェクトの一環でもあるため
プロップ・ステーションのスタッフは、180度撮影カメラはじめ、
様々なICT機材を使って
撮影、保存、確認・・・撮影、保存、確認・・・を、繰り返します。

講習が進むにつれ
受講生の皆さんの表情も真剣さが増し、講師の手元を見つめる瞳も
まさに「食い入るような」厳しさです。

KSCの受講生は、
知的・精神のチャレンジドの皆さんと、所属されるNPO等の職員の皆さんですが
今回は身体との合併の方もおられ、ころころの付いたイスを使って
調理台に向かわれました。

スウィーツが焼き上がると、会場いっぱいに甘い香りが漂い
皆の頬も緩んで(笑)「試食タイム」の始まりです!!

講習会の最後は、恒例の記念撮影!!
受講生の皆さんの、満足そうな笑顔が印象的やわ(^^)/~

受講生の皆さん、北川シェフ、八木シェフ、
日清製粉の皆さん、園田さんご夫妻、
ホンマに、ホンマに、お疲れさまでした!!!!!!!!

習会終了後
復旧のための工事が続く熊本城を沿道に見て、一日も早い復興を願いながら
北川シェフの友人が経営されるフレンチレストランで、「お疲れさま会」です。

そして翌14日は、熊本県庁を表敬訪問しました。

熊本県庁では
ロビーの「ワールドカップ告知 くまもんサイネージ」
のところで記念撮影(笑)した後、
今回のKSC開催に、多大なご支援を下さった蒲島熊本県知事にお会いし
感謝の言葉を述べました。

「こちらこそ、熊本で素敵な講習会を開催して下さり、
ありがとうございました!!」
と、おっしゃって下さり
ナミねぇがNHK経営委員時代の、2011年2月に熊本県庁を訪れ、
蒲島知事にお会いした時の話題などで盛り上がり、がっちり握手を交わしました。

お土産に
「ここ(熊本県庁!?)だけでしか手に入らないデザイン(知事談)」という
「くまもんピンバッジ」
を二ついただいて、感謝を胸に、ナミねぇは熊本県庁を後にしました。

今回の「熊本での開催」で
今年度のKSCは、修了式を残すのみとなりました。

1年間、ご支援・ご協力下さった皆さん、
ご一緒に開催に向けて力を合わせた日清製粉の皆さん
本当に、お疲れさま&ありがとうございました!!!!

来年度もよりよい形でKSCが継続できることを
願ってやまない、ナミねぇです。

☆神戸スウィーツ・コンソーシアム公式サイトは、こちらです。
 https://www.kobesweets.org/

<by ナミねぇ>

 

チャレンジド・プログラムVol.11」講習プログラム(熊本会場)

日時:9月13日木曜日 13:00〜17:00
内容:開講式と講習会
講師:北川博喜シェフ(熊本「メゾン・ド・キタガワ」オーナーシェフ)
課題:ミルリトン、祈りのプレッツェル(ブルーベリー、黒ゴマ)
☆レシピはこちらからPDFでダウンロードいただけます。
 https://www.prop.or.jp/ksc/recipe_20180913.pdf
会場:株式会社丸菱 新技術センター

<北川博喜シェフのご紹介>
1963 年熊本県熊本市生まれ。日本菓子専門学校卒業後、都内和菓子店で修行。 (株)日本ガストロノミー研究所やフランス菓子「シェ・リュイ」で経験を積み、 2000 年、熊本にて「欧風創作菓子メゾン・ド・キタガワ」を開業。 2003 年にはワールドスキルズスイス世界大会洋菓子部門エキスパートに日本代 表として参加。ケーキ教室 エコール・キタガワ主宰。県内外の製菓専門学校など の非常勤講師、一般社団法人熊本県洋菓子協会副会長、洋菓子協会九州ブロック技 術部会統括を務める。

 

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)

主催:社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉株式会社
後援:総務省、厚生労働省、農林水産省、東京都、北海道、熊本県、兵庫県、神戸市、日本セルプセンター、関東社会就労センター協議会
公式サイト:
 http://www.kobesweets.org/

 

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)について

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)は社会福祉法人プロップ・ステーションと、製粉業界最大手日清製粉株式会社の主催により、多数の企業と行政のご協力を頂き、「スウィーツの世界で活躍するチャレンジド(障がいのある人)を生みだそう!」というミッションを掲げて、2008年6月に発足しました。

KSCの開催する「チャレンジド・プログラム」では、超一流プロのパティシエやブーランジェを講師に迎え、その技術を教授する講習会を実施しています。プログラムでは、各地の作業所や施設でお菓子作りに従事する精神・知的障がいのチャレンジドを対象として、スキルを上げて生産性・報酬を上げたい、スウィーツの世界で就労したい(独立・開業)、製造販売業に携わりたいといった人たちに、超一流プロのレシピと技を直接指導します。修了生の中には、すでにKSCで学んだスウィーツを作業所単位で製品化している人たちもいます。

今年度も昨年に引き続き、KSC「チャレンジド・プログラムvol.11」を全国規模で開催、本活動をますます発展させるべく昨年初開催の九州に加え北海道の地にも新たに活動を拡大させます。 北海道ではスウィーツの街として知られる札幌で、そして九州では一昨年の熊本地震の大きな被災地である熊本益城町での初の開催となります。

神戸スウィーツ・コンソーシアムはチャレンジドのパティシエ養成を通じて「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築するユニバーサル社会」の実現をめざして活動してまいります。みなさまにはどうか神戸スウィーツ・コンソーシアムの活動を力強くバックアップしてくださいますことを心よりお願い申し上げます。

社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長 竹中ナミ

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