神戸スウィーツ・コンソーシアム「東京講習会」を日清製粉加工技術センターで開講しました!

2018年7月30日

7月25日(水)日清製粉加工技術センター(東京日本橋小網町)において
「神戸スウィーツ・コンソーシアム東京講習会」を開講しました。

開講式では
支援組織(総務省、厚労省、農水省、日本セルプセンターほか)や
支援企業の方々からエールをいただき
その後
パティスリー・ノリエット・オーナーシェフ永井紀之講師による
スイスの銘菓「エンガディナー」を
チャレンジド受講生たちが熱心に学びました。

☆開講式から講習会終了までの模様は、こちらでご視聴下さい。講習内容も全て公開していますので、スウィーツ作りの参考にしていただけたら幸いです。

 https://www.youtube.com/watch?v=GZBGtNEIIgo

☆レシピはこちらからPDFでダウンロードいただけます。
 https://www.prop.or.jp/ksc/recipe_20180725.pdf

<永井紀之シェフのご紹介>
1961年生まれ。辻調理師学校フランス校卒。「オー・ボン・ヴュー・タン」のオープニングスタッフとして入社、2年後渡仏。ヴァランス「ダニエル・ジロー」 、グルノーブル「ドゥ・ヴェルバル」、パリ「ミッシェル・ロスタン」、ボンドイゼール「ミッシェル・シャブラン」、スイス・ジュネーブ「ホテル・インターコンチネンタル」、ルクセンブルグ「オーバーワイズ」など、ヨーロッパで6年間過ごしたのち、帰国。1993年より「ノリエット」。 著作に「シェフのフランス地方菓子」(PARCO出版) 、「フランス菓子職人の仕事パティシエ」(PHP研究所)、「永井紀之 ノリエットのお菓子」(PARCO出版) などがある。

本日の課題のエンガデナーは、クルミをキャラメルに混ぜ込んだキャラメルノアを生地で包んだ焼き菓子なので、水飴とグラニュー糖、バターを「鍋で丁寧にかき混ぜながら溶かしてキャラメルを造る」という行程が必要です。

キャラメルは、とても高温になるので、講師も受講生たちも、真剣に、慎重に、木べらで混ぜています。

4ミリの厚さに伸ばした生地(サブレ)を型に入れるのは、なかなか難易度が高い技で、皆さん苦戦中。

いよいよ最後の工程です。生地を敷いたサブレ型に、キャラメルノアをしっかり敷き詰めて、別に伸ばしたサブレで蓋をします。

表面にフォークなどで模様を描き、オーブンに入れて焼きます。

今日は、永井講師の造られたエンガディナーを試食させていただきました。

絶品の美味しさです!!

熱心に学ばれた受講生の皆さん、支援者の皆さん、日清製粉の皆さん、そして今日の講師永井シェフ、統括講師の八木シェフ、本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!!

なお、現在8月24日(金)に開催する札幌講習会の受講生を募集しています。札幌およびその近郊でお菓子作りに取り組む作業所の皆さん、チャレンジドの皆さんの熱いご応募を、お待ちしています!!

<by ナミねぇ>

 

東京講習会の記録映像は、こちらで公開しています。


◎ユーチューブ放映サイト
 映像はこちらから、どなたでもご覧いただけます
 https://www.youtube.com/watch?v=GZBGtNEIIgo

☆レシピはこちらからPDFでダウンロードいただけます。
 https://www.prop.or.jp/ksc/recipe_20180725.pdf

 

チャレンジド・プログラムVol.11」講習プログラム(東京会場)

日時:7月25日水曜日 13:00〜17:00
内容:開講式と講習会
講師:永井紀之シェフ(フランス菓子「ノリエット」オーナーシェフ)
会場:日清製粉株式会社小網町加工技術センター

<永井紀之シェフのご紹介>
1961年生まれ。辻調理師学校フランス校卒。「オー・ボン・ヴュー・タン」のオープニングスタッフとして入社、2年後渡仏。ヴァランス「ダニエル・ジロー」 、グルノーブル「ドゥ・ヴェルバル」、パリ「ミッシェル・ロスタン」、ボンドイゼール「ミッシェル・シャブラン」、スイス・ジュネーブ「ホテル・インターコンチネンタル」、ルクセンブルグ「オーバーワイズ」など、ヨーロッパで6年間過ごしたのち、帰国。1993年より「ノリエット」。 著作に「シェフのフランス地方菓子」(PARCO出版) 、「フランス菓子職人の仕事パティシエ」(PHP研究所)、「永井紀之 ノリエットのお菓子」(PARCO出版) などがある。

 

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)

主催:社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉株式会社
後援:総務省、厚生労働省、農林水産省、東京都、兵庫県、神戸市、日本セルプセンター、関東社会就労センター協議会
公式サイト:
 http://www.kobesweets.org/

 

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)について

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)は社会福祉法人プロップ・ステーションと、製粉業界最大手日清製粉株式会社の主催により、多数の企業と行政のご協力を頂き、「スウィーツの世界で活躍するチャレンジド(障がいのある人)を生みだそう!」というミッションを掲げて、2008年6月に発足しました。

KSCの開催する「チャレンジド・プログラム」では、超一流プロのパティシエやブーランジェを講師に迎え、その技術を教授する講習会を実施しています。プログラムでは、各地の作業所や施設でお菓子作りに従事する精神・知的障がいのチャレンジドを対象として、スキルを上げて生産性・報酬を上げたい、スウィーツの世界で就労したい(独立・開業)、製造販売業に携わりたいといった人たちに、超一流プロのレシピと技を直接指導します。修了生の中には、すでにKSCで学んだスウィーツを作業所単位で製品化している人たちもいます。

今年度も昨年に引き続き、KSC「チャレンジド・プログラムvol.11」を全国規模で開催、本活動をますます発展させるべく昨年初開催の九州に加え北海道の地にも新たに活動を拡大させます。 北海道ではスウィーツの街として知られる札幌で、そして九州では一昨年の熊本地震の大きな被災地である熊本益城町での初の開催となります。

神戸スウィーツ・コンソーシアムはチャレンジドのパティシエ養成を通じて「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築するユニバーサル社会」の実現をめざして活動してまいります。みなさまにはどうか神戸スウィーツ・コンソーシアムの活動を力強くバックアップしてくださいますことを心よりお願い申し上げます。

ページの先頭へ戻る