世界初!生放送ニュース番組の全自動字幕制作システムを提供開始
NTTコミュニケーションズ社 発表
2008年1月23日
ナミねぇです! プロップ・ステーションは字幕放送普及を重要なミッションのひとつとしていますが、字幕放送を普及させるには、メディアや提供企業の積極的な取り組みと共に、その実現へ向けてのたゆまない技術の開発と進歩が欠かせません。そんな中、嬉しいニュースが飛び込んできましたのでご紹介しますね!
このたびNTTコミュニケーションズ社では「準備に最短10秒、放送中の運用人員0名で、生放送ニュース番組の字幕制作を実現」するという画期的な技術を開発し、平成20年1月22日より提供を開始しました。同社の開発した「全自動リアルタイム字幕制作システム」は、事前に原稿を取り込み、あとは全自動で生放送ニュース番組の字幕を制作します。
このシステムは、
1.事前作業時間を大幅に短縮
2.放送中に専門の運用者が必要無し
3.原稿とアナウンサーの発話内容がほぼ一致していれば、認識率が80%程度でも問題なく字幕制作可能 (従来の方式では95%前後の認識率が必要)
という特徴を持っているそうです。
ユニバーサル社会を実現させるには、技術者の皆さんの新しい技術開発へ向けてのあくなき探求と絶え間ない努力があってこそや!とナミねぇは信じています。こうした技術がこれからもどんどん開発され、字幕放送があたりまえの時代が来ることを心から願ってやみません。
by ナミねぇ
リンク
□ 紹介記事
インターネットウォッチ アスキー
毎日.jp
日経プレスリリース
時事ドットコム
@IT
MSN産経
□ 字幕放送普及へ向けたプロップの取り組み
「ほとんど」から「すべて」へ発想の大転換 (NEW MEDIA 2008年1月号より)
“For”the Challengedではなく,“By”the Challengedへ発想の転換
(NEW MEDIA 2007年10月号より)