6月11日水曜日、文科省で開催した「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」に登壇下さった松森果林さんが提起された「手話リンク」が、多くの省庁での公式な導入が決定しました。果林さんからのご報告を、ぜひご覧下さい(^_^)。

2025年8月19日

嬉しい、ご報告です!!!

6月11日水曜日、文科省で開催した「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」に登壇下さった松森果林さんが提起された「手話リンク」が、多くの省庁での公式な導入が決定しました。

果林さんからのご報告を、ぜひご覧下さい(^_^)。

<by ナミねぇ>

以下は松森果林さんのブログから引用させていただきました。

「手話リンク」ってご存知でしょうか。
WEBサイトからの問合せを「手話で」できるサービスです。
これまでの問合せ対応は、電話の他
メールやFAQやチャットボットなど無人化した
日本語対応が主流です。
日本で手話を母語としている人は8~9万人いるといわれます。
手話リンクを使うと、自治体への問合せや、
手話通訳派遣の相談等も手話でできるようになるのです。
「手話リンク」は2025年4月より法人向けの
サービスとして開始し
自治体や企業の問い合わせ窓口に、
専用のリンクを貼るだけで
電話リレーサービスを通して、
手話で電話ができるシステムです。
初期費用はゼロ、その後は通話料のみ、
自治体や企業等、公的な機関では
WEBのアクセシビリティとしても必要なサービスです。
鳥取県がいち早く導入し、
東大阪市
朝霞市社会福祉協議会
筑波技術大学
親和紹介
神奈川県
北海道北見市
などのほか、
先日
ナミねぇ(竹中ナミ)主催の
「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト」にて
手話リンクの紹介をほんの1分程度させていただいたのが
きっかけで、いくつかの中央省庁で導入の動きが広まりました。
7月には農林水産省と
全国8つの地方農政局・事務所、
さらに中国四国農政局とその出先機関
合わせて21か所に一気に導入されました。
 https://www.maff.go.jp/syuwa.html
さらに、
総務省HPにも手話リンクが導入されました。
 https://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000610.html
嬉しいことです。
2025年6月には手話施策推進法が成立し
また、障害者差別解消法の改正により2024年4月からは
合理的配慮が義務化されています。
電話リレーサービスは法律に基づいた
公共インフラとしてのサービスですので
「問合せページ」にはぜひ、
手話リンクを検討してみませんか?
お気軽にご相談ください。
「手話リンク」提供開始のお知らせ
 https://www.nftrs.or.jp/news/fy2025/im20250411

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