☆安藤美紀さん(ミキティ)企画・主宰の手話劇「いけす」 「卑弥呼伝」の千秋楽にご招待いただき、鑑賞しました。
2020年8月31日
聴覚障害の漫画家・イラストレーター安藤美紀さん(ミキティ)企画・主 宰の手話劇「いけす」「卑弥呼伝」の千秋楽にご招待いただき、鑑賞し ました。
50年前に、排他的で封建的な気風の漁港の村で、聴覚障害の娘を生んだ 母(千鶴子)。
千鶴子の、苦難と誇りを抱えた生きざま、そしてその娘である美紀(ミ キティ)の半生を、ミキティ自身のイラスト映像と、手話シンガーに成 長した長男一成(かずくん)の唄、そしてミキティの講演会などで、長年 彼女を支えてきた青山好一氏の語りと手話で構成。
今まで観たどんな芸術にも属さない画期的な舞台に、心から感銘を受け るとともに、30年来の友人であるミキティへの尊崇の念を新たにしまし た。
何より、ミキティとかずくん母子の絆の深さには、家族とは、親子とは、 という失われつつある自然で深い感覚を呼び覚まされ、微笑まずにはい られませんでした。
「親の背を見て子は育つ」という、昔から言い習わされた言葉を噛みし めるとともに、「不肖のおかんナミねぇ」としては、大いに反省させら れた一時でもありました。
ミキティ、すばらしい舞台をありがとう!! これからも、仲良くしてください! そしていっぱい、学ばせてね!!!
<by ナミねぇ>