メール de ナミねぇ 【第350号】 by Prop Station

2022年7月1日

◇◆◇              (令和4年7月1日発行)◆◇◇
◇◆◇  メール de ナミねぇ 【第350号】     ◇◆◇
◆◆◆                          ◆◇◆
◇◆◇           プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇               竹中ナミ(ナミねぇ) ◆◇◆
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◆◇◇           by Prop Station◇◇◆
           https://www.prop.or.jp/

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皆様意外とご存じないかもしれませんが、プロップ・ステーションは
お仕事のコーディネートもエキスパートです。
プロップで学んだ多くのチャレンジドが、皆さんからのお仕事を
心からお待ち致しております。
もし皆様の中で「お仕事を頼んでみよう」とか「こんな仕事できるかな?」
ということがございましたら、是非お気軽にご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

データ入力や文書のデジタル化(PDF化やワード・エクセル化)
各種映像への字幕の付与もおこなっています。
こうした業務があれば是非お声がけ下さい。

<プロップ・ステーション事務局長 竹中宏晃>

prop2017@prop.or.jp

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■□◇◆ 第350号 目次 ◆◇□■

【1】2022年度神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)
チャレンジド・プログラムVol.15を開講します。
【2】6月9日、総務省省議室において、
「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト
(勉強会)」を開催しました。
【3】今日は、特別講師をつとめる「神戸学院大学」で講演しました。
【4】活動報告
【5】娘マキ(麻紀 49歳)の生活拠点が、
今秋、変わることになりました。
【6】今日6月13日は、国立兵庫あおの病院で生活する
娘マキ(麻紀49歳)との、オンライン面会日でした。
【7】今後の講演など予定

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■□◇◆2022年度神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)
チャレンジド・プログラムVol.15を開講します。◆◇□■

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)は社会福祉法人プロップ・
ステーションと、製粉業界最大手日清製粉株式会社の主催により、多数
の企業と行政のご協力を頂き、「スウィーツの世界で活躍するチャレン
ジド(障がいのある人)を生みだそう!」というミッションを掲げて、
2008年6月に発足しました。

KSCの開催する「チャレンジド・プログラム」では、超一流プロのパ
ティシエやブーランジェを講師に迎え、その技術を教授する講習会を実
施しています。プログラムでは、各地の作業所や施設でお菓子作りに従
事する精神・知的障がいのチャレンジドを対象として、スキルを上げて
生産性・報酬を上げたい、スウィーツの世界で就労したい(独立・開業)、
製造販売業に携わりたいといった人たちに、超一流プロのレシピと技を
直接指導します。修了生の中には、すでにKSCで学んだスウィーツを
作業所単位で製品化している人たちもいます。

残念なことに、新型コロナウィルス禍により社会活動が大幅に制限され
て来たなか、KSCはウィズ・コロナの時代に対応したじゅうぶんな感
染防止対策を講じることで、無事開催を継続させていただいております。

そして2022年度のチャレンジド・プログラムも、引き続きコロナ感
染対策を徹底したうえで開催させていただきます。統括講師にフランス
菓子ノリエットの永井紀之シェフ、そして神戸サマーシュの西川功晃シ
ェフ、京都ホーフベッカライ・エーデッガー・タックスの野澤孝彦シェ
フを講師にお迎えし、神戸、長野、東京、京都の各参加作業所での現地
指導で受講生(利用者、サポーター)が実技を学習するスタイルで実施
されます。

神戸スウィーツ・コンソーシアムはチャレンジドのパティシエ養成を通
じて「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築するユニバーサ
ル社会」の実現をめざして活動してまいります。みなさまにはどうか神
戸スウィーツ・コンソーシアムの活動を力強くバックアップしてくださ
いますことを心よりお願い申し上げます。

 

       社会福祉法人プロップ・ステーション理事長 竹中ナミ

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◎2022年度神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)
チャレンジド・プログラムVol.15

■開催要項

 開催期間:2022年7月〜2022年11月

 主催:社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉株式会社

 後援:総務省、厚生労働省、農林水産省、東京都、兵庫県、神戸市、
日本セルプセンター、関東社会就労センター協議会ほか
(2022年度実績)

<チャレンジド・プログラム Vol.15>

令和4年7月に第1回プログラムを神戸にて開講。9月に長野にて第
2回を開催、10月に東京にて第3回を開催、11月に京都にて第4
回を開催予定。統括講師にフランス菓子ノリエットの永井紀之シェフ
(東京会場・長野会場)、そして神戸サマーシュの西川功晃シェフ
(神戸会場)、京都ホーフベッカライ・エーデッガー・タックスの野
澤孝彦シェフ(京都会場)を講師に迎え開催します。各講習の模様は
YouTubeにて原則当日に実況公開します。ただしコロナウィルス禍の
状況で、日程などが変更となる場合もございますので、その場合は随
時ご案内します。

■会場、開催日、講師、募集要項

〇第1回神戸会場 2022年7月12日(火)開催
会場:くららベーカリー(神戸市長田区)
メイン講師:西川功晃シェフ
(神戸「サマーシュ」オーナーシェフ)

〇第2回長野会場 2022年9月5日(月)開催
会場:エコーンファミリー(長野県長野市)
KSC統括講師:永井紀之シェフ

〇第3回東京会場 2022年10月13日(木)開催
会場:ワークセンターれすと(東京都多摩市)
KSC統括講師:永井紀之シェフ

〇第4回京都会場 2022年11月9日(水)開催
会場:さんさん山城(京都府京田辺市)
メイン講師:野澤孝彦シェフ
(京都「ホーフベッカライ・エーデッガー・
タックス」オーナーシェフ)

■関連リンク
神戸スウィーツ・コンソーシアム公式サイト
https://www.kobesweets.org/

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/20220701_01.html

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■□◇◆6月9日、総務省省議室において、
「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト
(勉強会)」を開催しました。◆◇□■

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/img/20220620_01.jpg

6月9日、総務省省議室において、「ユニバーサル社会を創造する事務
次官プロジェクト(勉強会)」を開催しました。

講師は、株式会社ビジョンケア代表取締役社長・眼科医・医学博士高橋
政代さん、参天製薬株式会社代表取締役社長兼CEO谷内樹生さん、そ
して社員でCSR担当の、アブディン・モハメド さんです。

テーマは「目の健康は国を強くする」。

視覚障害当事者であるアブディン・モハメドさんからは、視覚障害者の
インクルーシブを目指す企業、参天製薬に入社され、視覚障害者のある
外国人社員として、大学教員の経験を生かし、視覚障害のある学生たち
に、企業人としてまた社会人として多大なアドバイスをしておられるこ
となどを、お話いただきました。

また、高橋政代さんと谷内社長からは、国連総会決議から始まる、SD
Gsに関連付けた眼の大切さ、それを受けた各国の取り組み。これらも
あわせて紹介いただき、単に晴眼者・失明、ということではなく、眼疾
患による生活・社会経済全般への影響など、その間にまたがっている幅
広い課題についてお話いただきました。

まさに“眼の健康は国を強くする”ということを実感させられる、貴重
な学びのひと時となりました。

人は、情報取得の8割が「眼から」であると言われます。

改めて、眼の大切さを認識するとともに、見えないアブディンさんが、
その事を多くの若者や私たちに伝えて下さる「凄み」に、感銘を受けず
にはいられない、ナミねぇでした。

アブディンさん、政代さん、谷内社長、ありがとうございました!!!

      ◇        ◇        ◇

以下は「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」
に提示された、参天製薬谷内社長の資料の一部です。

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/img/20220620_02.jpg

網膜色素変性症で光覚のみの全盲であるアブディンさんは、「視力以外
で社会に貢献できる仕事がきっとあるよ」という、お母さんの言葉をい
つも胸に、生まれ故郷のスーダンから1998年に来日。

2003年、東京外国語大学入学、2014年には博士号を取得し、特任教授に
就任。2017年には学習院大学特別客員教授に就任され、その後、東京都
多文化共生推進委員、東洋大学客員研究員などを歴任された後、2020年
10月参天製薬(Santen)に入社されたという経歴の持ち主です。

穏やかな語り口と、温かい笑顔を見ていると、アブディンさんをこんな
素敵な人に育て上げたお母さんの姿が目に見えるように感じられ、チャ
レンジドのおかんナミねぇは、胸が熱くならずにいられませんでした。

足りないところを数えて嘆くのではなく、今手にしているものを最大限
に活かす生き方を選び、歩んで来られたアブディンさん母子に、心から
の敬意を表す、ナミねぇです。

<by ナミねぇ>

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/20220620_01.html

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■□◇◆今日は、特別講師をつとめる「神戸学院大学」で
講演しました。◆◇□■

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/img/20220627_01.jpg

今日は、特別講師をつとめる「神戸学院大学」で講演しました。

神戸の経営者を講師に迎える「トップランナー講演会」という連続講座
で、プロップ・ステーションの活動、娘マキ(麻紀)のこと、チャレン
ジドをtaxpayerに!というミッションについてなどを、映像を観ていた
だきながら、90分間お話しました。

講演後、学生の皆さんが書かれた感想文集をいただきましたが、「障が
い者を可哀想という同情の目でみるのではなく、共に社会を構成してい
く仲間として付き合うことの重要性を感じた」「障がい者福祉の概念が
変わった」「家族に障がい者が居るが、家族も変わらねばと思った」な
どなど、真剣で、真面目で、若者らしい感想がたくさん寄せられ、嬉し
かったです。

ひとつだけ、ニンマリ笑いながら読んだ感想文は「講師ナミねぇの年齢
が、娘さんの年(来年50歳)くらいに見えたので、ビックリした!」と
いうものでした。ははは(^_^)

神戸学院大学の皆さん、ありがとうございました!!m(_ _)m

<by ナミねぇ>

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/20220627_01.html

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■□◇◆活動報告◆◇□■

○6月13日(月)
・診察、MRI / 場所:甲南医療センター
・マキ(麻紀)オンライン面会 / 場所:自宅

○6月23日(木)
・ひょうごユニバーサル委員会 / 場所:兵庫県民会館

○6月26日(日)
・ビッグバンド・コンサート / 場所:芦屋ルナホール

○6月27日(月)
・特別講義 / 場所:神戸学院大学
・打合せ / 場所:花里

○6月29日(水)
・診察 / 場所:甲南医療センター

○6月30日(木)
・午後 神戸市より来訪 / 場所:プロップ神戸オフィス
・応援演説 / 場所:東灘区民ホール、灘区民ホール

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
https://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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■□◇◆娘マキ(麻紀 49歳)の生活拠点が、
今秋、変わることになりました。◆◇□■

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/img/20220621_01.jpg

娘マキ(麻紀 49歳)の生活拠点が、今秋、変わることになりました。

長年、あおの病院(兵庫県小野市)で、温かい看護を受けて暮し、成長
してきたことに、感謝でいっぱいなんやけど、車で2時間くらいかかる
上に、次回の更新では免許返納しよう!と考えてるので、身近なところ
に生活拠点が変わることが出来たらいいな(^_^)と願ってました。

そんなオカンの願いが天に通じた(笑)のか、今秋、神戸市中央区の電
車と徒歩で40分くらいで行けるところに設置される「神戸医療福祉セン
ターひだまり」に、マキ(麻紀)の移転が決まりした!

とても、とても嬉しいです。

あおの病院の担当看護師さんに、長年の感謝を伝えると「私たちも淋し
くなるけど、良かったですね、お母さん!!」と言って下さり、胸が熱
くなりました。
長年の感謝を決して忘れることなく、新しい生活拠点に、マキ(麻紀)
が慣れ親しんでくれることを願う、ナミねぇです。

<by ナミねぇ>

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/20220621_01.html

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■□◇◆今日6月13日は、国立兵庫あおの病院で生活する
娘マキ(麻紀49歳)との、オンライン面会日でした。◆◇□■

【写真】
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/img/20220613_01.jpg

今日6月13日は、国立兵庫あおの病院で生活する娘マキ(麻紀49歳)
との、オンライン面会日でした。

コロナ禍で、直接会って抱っこすることが出来なくなり、早2年。

病棟の看護師さんたちも、大変な毎日やと思うけど、そんな中、オンラ
イン面会をさせていただけるのは、とてもとてもありがたく、感謝でい
っぱいです。

カメラが繋がって、「お〜い、マキ、元気してるかぁ!?」という、お
かんナミねぇの声が聞こえたとたん、「麻紀ちゃんの顔が上がって、車
いすに乗ってる足が、ピコピコしましたよ、お母さん!」との看護師さ
んの報告に、胸が熱くなりました。

視力が殆ど無いので、目線が合うことは無いけど、おかんナミねぇの声
は届いたみたいで胸キュン!!!

8月1日には、個別支援計画の説明会があり病院に行くんやけど、「そ
の時に、コロナが再燃してなければ、10分くらい抱っこの時間をとり
ましょうね!!!」と言って下さり、今から、その日が超楽しみな、ナ
ミねぇです。

8月1日、早く来い〜〜〜〜〜〜〜い!(笑)

<by ナミねぇ>

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
https://www.prop.or.jp/news/topics/2022/20220613_01.html

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■□◇◆今後の講演など予定◆◇□■

○7月5日(火)
・農泊連携オンライン会議(魯山人について) /
場所:プロップ神戸オフィス

○7月10日(日)
・参議院議員選挙投票日 / 場所:横屋会館(神戸市東灘区)

○7月11日(月)
・名古屋市障害者支援課 飯田さんたち来訪 /
場所:プロップ神戸オフィス

○7月12日(火)
・神戸スウィーツ・コンソーシアム(講習会) /
場所:クララベーカリー (神戸長田、西川シェフ)

○7月13日(水)
・ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会) /
場所:内閣府 田和 宏次官室

○7月23日(土)
・プロジェクトみゆう(チャレンジド・ドローン講習会) /
場所:神戸しあわせの村 野外活動センターあおぞら

○7月25日(月)
・診察 / 場所:甲南医療センター
・中央教育審議会初等中等教育分科会 / 場所:文科省&オンライン

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
https://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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☆メール de ナミねぇ 【第350号】
令和4年7月1日発行
☆発行元:社会福祉法人プロップ・ステーション
URL https://www.prop.or.jp/
☆お問合せ先:  〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6−9
神戸ファッションマート6E−13
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☆発行:原則として毎月1〜2回
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