メール de ナミねぇ 【第339号】 by Prop Station

2021年11月5日

◇◆◇             (令和3年11月5日発行)◆◇◇
◇◆◇  メール de ナミねぇ 【第339号】     ◇◆◇
◆◆◆                          ◆◇◆
◇◆◇           プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇               竹中ナミ(ナミねぇ) ◆◇◆
◇◆◇                          ◇◆◇
◆◇◇           by Prop Station◇◇◆
           https://www.prop.or.jp/

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皆様意外とご存じないかもしれませんが、プロップ・ステーションは
お仕事のコーディネートもエキスパートです。
プロップで学んだ多くのチャレンジドが、皆さんからのお仕事を
心からお待ち致しております。
もし皆様の中で「お仕事を頼んでみよう」とか「こんな仕事できるかな?」
ということがございましたら、是非お気軽にご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

データ入力や文書のデジタル化(PDF化やワード・エクセル化)
各種映像への字幕の付与もおこなっています。
こうした業務があれば是非お声がけ下さい。

<プロップ・ステーション事務局長 竹中宏晃>

prop2017@prop.or.jp

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■□◇◆ 第339号 目次 ◆◇□■

【1】神戸新聞にナミねぇの記事が掲載されました!
    <明日を選ぶ>社会福祉法人「プロップ・ステーション」
    理事長・竹中ナミさん
【2】10月20日(水)、日清製粉とプロップ・ステーションとの
    共催事業「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)
    チャレンジド・プログラム」(第3回大阪会場)を、
    講師に野澤孝之シェフを迎えて開催!!
【3】活動報告
【4】デジタル庁から、三角の筒に入った表彰状が届きました。
【5】今後の講演など予定

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■□◇◆神戸新聞にナミねぇの記事が掲載されました!
     <明日を選ぶ>社会福祉法人「プロップ・ステーション」
                  理事長・竹中ナミさん◆◇□■

         神戸新聞NEXT(電子版) 2021年10月23日より転載
                      オリジナル記事URL
 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202110/0014784098.shtml

<明日を選ぶ>社会福祉法人「プロップ・ステーション」
 理事長・竹中ナミさん

【写真】
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/img/20211023_01.jpg

■障害者の能力、生かす社会に

 新型コロナウイルス禍で当たり前になった「在宅ワーク」。情報通信
技術(ICT)の飛躍的な進歩は、「働くこと=朝から晩まで職場にい
ること」という図式を変え、社会的・身体的ハンディすらなくしてしま
うだろう。30年前、そんな可能性に気付き、社会の常識と闘い続ける
一人の「おかん」が政治に求めるものとは。

               ◇

 社会福祉法人「プロップ・ステーション」(神戸市東灘区)理事長の
竹中ナミさん(73)。いわゆる「不良」で、親にも親戚にも迷惑をか
けっぱなし、政治にも社会にも1ミリも関心がなかったという竹中さん
を180度変えたのが、重度障害の娘だった。

 まだまだ障害への理解も乏しかった時代。「お前が苦労するぐらいな
ら、この子を連れて死ぬ」と言う父を前に、とにかく明るく娘に向き合
った。「そもそも親になったら、障害うんぬんより、この子が元気に育
ってほしい、その一心。何より私が悲観したら、父が何をするか分から
ないから、必死でした。今考えたら、父なりの愛情だったのかも知れま
せんね」と笑う。

 それでも突き付けられる「将来は?」「娘を残して死ねるのか?」と
いう不安。初めて世の中と向き合った。折しも高齢化が深刻化し始めて
いた頃。娘は介助が必要な「ベビータイプ」の障害者だが、ご長寿で介
助が必要になる高齢者も増えるだろう。このままでは社会を支える人が
いなくなる−。そこで浮かんだのが米国のケネディ大統領の「全ての人
をタックスペイヤーに」という言葉だった。

 当時は性別役割分業が徹底され、働くのは男性の役割で、女性はいく
ら頑張ってもメインストリームにはなれなかった時代。障害者といえば
「かわいそうで、支援の手を差し伸べるべき存在」であり、それを守る
どころか「納税者に」という主張は散々批判された。

 だが、娘を通じて出会った障害者の中には「本心からすごい、と思え
る人が大勢いた」。脊髄損傷で体が不自由になりながら、指だけで不動
産管理システムを作り上げた男性の姿に、「これだ」とひらめいた。

 まだPCも黎明期で機器も高額だったが、活動を知った米アップル社
から突然機器が届き、それを元手にコンピューターグラフィックのセミ
ナーを始めた。マイクロソフト社からも寄贈を受け、趣旨を知った国内
メーカーも社員向けセミナーを特別に開放してくれたり、技術者がボラ
ンティアを申し出てくれたりした。

 「障害者」ではなく「チャレンジド」。「働けない」のではなく、力
を引き出せていないだけ。PCやデジタル機器があれば、「一方的に支
えられる弱者」から「共に支え合う存在」になれる。大きなパラダイム
シフトになり、社会全体や国全体にとってのインパクトになる−。メー
カーにも決して「助けてほしい」とは言わず、「絶対に応援して良かっ
たと思えるようなことをしてみせる」と言って回った。

 そして、30年が過ぎ、最初にコンピューターグラフィックを学んだ
女性は、絵本作家として活躍する。活動は広がり、障害者の就労も課題
はまだ多いものの当たり前のことになった。

 「気高い理論ではなく、一人のおかんのワガママだった」と竹中さん。
今、力を注ぐのはドローン技術者養成だ。「30年前のパソコンと同じ、
ドローンも黎明期。そこから一緒に夢を紡ぎたい」。腕に先天性の障害
がある中学3年の少女は足で巧みに操作し、発達障害の男性も腕を磨く。

 「でも、この可能性も、もし導入予定の免許制度の試験が健常者向け
だったら? もちろん、全ての障害者に『働け』と言っているわけでは
ありませんが、意欲があっても入り口で排除されてしまったら、開花す
るはずの才能も開花せず、共に支え手になれる未来もつぶれてしまう。
障害者と健常者を分ける教育制度に始まって、それぞれの価値観や社会
の文化から変えていかなければ」

 19日に衆院選が公示され、選挙戦がスタートした。

 「目の前のチャレンジドを見て『この人は、自分にない力を持ってい
る』と気付けば世界は変わるはず。私たちはそのスピードを、テンポを
速めることはできる」と竹中さん。

 「政治家にもそういう感性を持った人が増えなければ。古い価値観で
はだめ。現場を知って、課題を知って、自分の仕事の中でどう生かそう
かと考えられる人でなければ。まだまだ女性活躍もチャレンジドの活躍
も途上。システムを考える役割、政治家の責任は大きいですし、そうし
た志を持った人を見極めたい」と力を込めた。

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/20211023_01.html

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■□◇◆10月20日(水)、日清製粉とプロップ・ステーションとの
     共催事業「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)
     チャレンジド・プログラム」(第3回大阪会場)を、
          講師に野澤孝之シェフを迎えて開催!!◆◇□■

当日のビデオ(編集済み)の公開URL(YouTube)
 https://www.youtube.com/watch?v=oYaYMLWVO1g

【写真】
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/img/20211101_01.jpg

野澤孝彦シェフ(「ホーフベッカライ エーデッガータックス京都」オ
ーナーシェフ)の指導のもと、素晴らしいシュトーレンが完成しました!

試食では、ほっぺが落ちそう(笑)でした!!

野澤シェフ、受講生の皆さん、お疲れ様でした!!!

<by ナミねぇ>

当日のビデオを公開します(編集済み)
 https://www.youtube.com/watch?v=oYaYMLWVO1g

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/20211101_01.html

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■□◇◆活動報告◆◇□■

○10月6日(水)
・毎日新聞櫻井記者の取材あり /
 場所:プロップ・ステーション神戸オフィス

○10月8日(金)
・ミねぇ誕生日 / 1948/10/8 生まれ
・就労支援関係の会合 / 場所:研修センター

○10月9日(土)
・チャレンジド・ドローン講習会←久元市長来訪、取材あり /
 場所:神戸しあわせの村 野外活動センター

○10月11日(月)
・財政制度等審議会 / 場所:財務省&オンライン
・神戸新聞よりデジタル社会賞について取材 /
 場所:プロップ神戸オフィス

○10月12日(火)
・国交省ドローンWG会議 / 場所:オンライン会議

○10月16日(土)
・就労研講演会 / 場所:しあわせの村(シルバーカレッジ)

○10月20日(水)
・KSC(神戸スイーツ・コンソーシアム)講習会 /
 場所:街かどマーチcafe(大阪市阿倍野区)
・財政政策等審議会 / 場所:財務省&オンライン

○10月21日(木)
・「ユニバーサル社会を創造する事務次官PJ(勉強会)」主宰 /
 場所:国土交通省 次官室または省議室

○10月28日(木)
・文科省中央教育審議会初等中等教育分科会 / 場所:オンラインも

○11月1日(月)
・財政制度等審議会 / 場所:財務省&オンライン

○11月4日(木)
・喜多さんと神戸市立盲学校生(3名)来訪 /
 場所:プロップ神戸オフィス
・会合 / 場所:三宮

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
 https://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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■□◇◆デジタル庁から、
          三角の筒に入った表彰状が届きました。◆◇□■

【写真】
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/img/20211104_01.jpg

デジタル庁から、三角の筒に入った表彰状が届きました。

三角の筒を初めて見たので「こんなん有るんや!」と、
ちょっとビックリ!!

ナミねぇの活動を応援下さる皆さんに、改めて感謝です。

表彰に恥じないよう、これからも真摯に活動に励みます。

■関連リンク

デジタル庁が主宰する2021年デジタル社会推進賞(第1回)で、
ナミねぇが金賞を受章しました。
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/20211011_01.html

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/20211104_01.html

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■□◇◆今後の講演など予定◆◇□■

○11月8日(月)
・財政制度等審議会 / 場所:財務省&オンライン

○11月9日(火)
・兵庫県文化賞など贈呈式に、選考委員として出席 /
 場所:兵庫県公館

○11月10日(水)
・ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)主宰 /
 場所:文部科学省
・吉本興業 大崎会長と打合せ / 場所:吉本興業本社

○11月15日(月)
・財政制度等審議会 / 場所:財務省&オンライン

○11月19日(金)
・財政制度等審議会 / 場所:財務省&オンライン

○11月24日(水)
・国交省ドローン第6回 WG / 場所:国交省&オンライン

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
 https://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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☆メール de ナミねぇ 【第339号】
                     令和3年11月5日発行
☆発行元:社会福祉法人プロップ・ステーション
                 URL https://www.prop.or.jp/
☆お問合せ先:  〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6−9
                神戸ファッションマート6E−13
             社会福祉法人プロップ・ステーション広報
                メールアドレス:kouho@prop.or.jp
☆発行:原則として毎月1〜2回
☆『メール de ナミねぇ』は『まぐまぐ!』
 https://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
☆ご意見・ご感想をお待ちしております。
 kouho@prop.or.jp こちらまで。
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