メール de ナミねぇ 【第325号】 by Prop Station

2020年12月23日

◇◆◇            (令和2年12月23日発行)◆◇◇
◇◆◇  メール de ナミねぇ 【第325号】     ◇◆◇
◆◆◆                          ◆◇◆
◇◆◇           プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇               竹中ナミ(ナミねぇ) ◆◇◆
◇◆◇                          ◇◆◇
◆◇◇           by Prop Station◇◇◆
           https://www.prop.or.jp/

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  コロナウイルスによって亡くなられた方々に心からお悔やみを
  申し上げるとともに、一日も早い終息を願っています。

                      ☆ by ナミねぇ ☆

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皆様意外とご存じないかもしれませんが、プロップ・ステーションは
お仕事のコーディネートもエキスパートです。
プロップで学んだ多くのチャレンジドが、皆さんからのお仕事を
心からお待ち致しております。
もし皆様の中で「お仕事を頼んでみよう」とか「こんな仕事できるかな?」
ということがございましたら、是非お気軽にご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

データ入力や文書のデジタル化(PDF化やワード・エクセル化)
各種映像への字幕の付与もおこなっています。
こうした業務があれば是非お声がけ下さい。

<プロップ・ステーション事務局長 竹中宏晃>

prop2017@prop.or.jp

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■□◇◆ 第325号 目次 ◆◇□■

【1】「チャレンジド就労推進講演会」(アビオシティ加賀
    アビオシティホール)開催のお知らせ(参加費 無料!)
【2】「都政新報」の清原慶子さんのコラムで、
    ナミねぇの活動が紹介されました。
【3】活動報告
【4】ナミねぇが出演した11月21日放送の「みらクルTV
    今、障害福祉を考える 浅野史郎」が、
    ユーチューブで再放送されています。
    ご覧になれなかった皆さま、ぜひぜひご覧下さいませm(_ _)m
【5】今後の講演など予定                      

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■□◇◆「チャレンジド就労推進講演会」(アビオシティ加賀
   アビオシティホール)開催のお知らせ(参加費無料!)◆◇□■

チャレンジドというのは「障がいを持つ人」を表す新しい米語「the
challenged (挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えら
れた人)」を語源としています。

講演会では、障がいがあるため働きたいけど実現できていない人や、障
がいのある中高生の選択肢の1つとして、情報通信技術を使った在宅で
の仕事を提案します。

また、就労に結びつく情報通信技術の習得のためのパソコン講習の様子
や周辺機器の紹介も行います。

■講師 竹中 ナミ(ナミねぇ)

社会福祉法人プロップ・ステーション理事長

自身も重症児の母。独学で障害児医療・福祉・教育を学び、91年プロ
ップ・ステーションを発足。ICTを駆使してチャレンジドの自立と社
会参画、とりわけ就労促進を支援する活動を継続。

■日時・会場
令和3年1月16日(土)
(受付開始13:00?) ※事前申込制
 13:30 講演会
 15:00 パソコン講習等紹介(Simple-Design 代表松井春樹氏)
アビオシティ加賀 アビオシティホール
(加賀市作見町ル25-1)

【写真】
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/img/20201207_03.jpg

以下でチャレンジド就労推進講演会ちらしPDFをご覧いただけます。
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/pdf/20201207_01.pdf

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/20201207_01.html

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■□◇◆「都政新報」の清原慶子さんのコラムで、
            ナミねぇの活動が紹介されました。◆◇□■

〇都政新報 令和2年11月24日より転載

素顔の「創造人」たち
清原慶子が聞く-29-

「チャレンジドを納税者に」を推進して30年
(社福)プロップ・ステーション理事長竹中ナミさん(上)

【PDF】
 https://www.prop.or.jp/news/clip/2020/pdf/20201215_01.pdf

竹中ナミさん(72)は、重症心身障がいのある娘さんの母親、関西弁で
いうと「おかん」です。竹中さんは、誰からも親しみを込めて「ナミね
ぇ」と呼ばれています。

障がいのある子どもの母としての実体験から、独学で障がい児医療・福
祉・教育を学び、ICTの革新が顕著なこれからの社会では、障がい者
を福祉サービスの対象としてのみ位置づけるのではなく、働いて納税で
きるような「経済的自立」を保障する社会であるべきと考えました。

そして、1991年に「チャレンジド(障かいのある人)を納税者に!」と
いうスローガンを掲げて、仲間たちと草の根のボランティアグループ
「プロップ・ステーション」を創立しました。

私は95年に当時の郵政省に設置された「高齢者・障害者の情報通信の利
活用の推進に関する調査研究会情報バリアフリー部会」の主査を務めた
際、委員であった竹中さんと出会いました。この研究会は高齢者や障が
い者への情報保障の在り方を検討しましたので、竹中さんが進めていた
障がい者がICTを利活用することによって、就労し、報酬を取得する
道筋を確保するしくみづくりは、未来志向の実践として共有しました

竹中さんは障がい者、保護者、障がい者の教育や福祉に関わる関係機関
の皆様とともに「チャレンジドを納税者に!」という理念を共有し、考
え、行動するために「チャレンジド・ジャパン・フォーラム国際会議」
を主宰することとしました。具体的には、竹中さんの活動の原点の兵庫
県をはじめ東京都、宮城県、三重県、岩手県等全国各地でのフォーラム
を開催しましたが、運営の座長である須藤修・東京大学教授(現・中央
大学教授)を補佐する副座長を引き受けたのが私でした。

こうした活動にマイクロソフト社も注目し、98年、ビル・ゲイツ氏と当
時の日本代表成毛眞氏から1億円の寄付が寄せられ、それを基金として
社会福祉法人の認可を得て、日本初の「情報通信で障害者自立支援を行
う社会福祉法人」としての活動が本格的にスタートしました。私は創立
期の理事を務めました。

活動内容の中核は、チャレンジド対象のパソコン技術講習(オンライン
含む)を行い、ICT系の仕事を企業や行政から受注し、全国各地のチ
ャレンジトたちが在宅ワークできるようコーディネートする活動です。
仕事はデータ入力・画像処理等によるテータベース化、グラフィックス
・イラスト作成、オンライン地図情報、自治体等の行政情報デ─夕人力
や議会議事録作成等幅広いものです。

竹中さんは受注企業との契約を持続可能とするために、納期、価格、品
質とセキュリティーをしっかり守る体制を確立してきました。

ところが、今回のコロナ禍では多くの企業が「外注止め」をせざるをえ
ない状況となり、従来のように仕事ができない状況に直面しています。
竹中さんは連日、理事長として改めて全国各地への宮業活動に邁進して
います。

(前三鷹市長)

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
 https://www.prop.or.jp/news/clip/2020/20201215_01.html

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〇都政新報 令和2年12月1日より転載

素顔の「創造人」たち
清原慶子が聞く-30-

「ユニバーサル社会」を目指して活動する
(社福)プロップ・ステーション理事長竹中ナミさん(下)

【PDF】
 https://www.prop.or.jp/news/clip/2020/pdf/20201215_02.pdf

今年7月、神戸市北区の総合福祉施設しあわせの森で開催されたのは、
障がい者を対象とした「ドローン操縦教室」です。これは「チャレンジ
ド(障がい者)を納税者に!」をスローガンに、1991年から30年間にわ
たり活動している「社会福祉法人プロップ・ステーション」理事長の竹
中ナミさん(72)が、ドローンを使った計測の3Dデータ化等を手掛け
る「(株)空間情報」と連携して2019年10月に設立した「ユニバーサルド
ローン協会」の主催です。

障がい者支援の領域で、ICTを活用した経済的自立支援の分野を開拓
してきた竹中さんは、「プロップprop」という英語で「支え、支柱、
支える人、支えあい」などの意味がある言葉を支援活動組織の名称にし
ており、常に未来志向で支援の新しいカタチを模索しています。

当日のドローン教室には、重度脳性麻痺で全身まひのある人、両手欠損
の人、自閉症スペクトラム障害のある人の3人が受講しており、それぞ
れの障がいに適応した操作方法だけでなく、法規制などの内容が含まれ
ています。竹中さんは、ドローンの最大の利点は自分が現場に行かなく
ても作業ができることで、障がい者が操作能力を身に付けることによっ
て、職域拡大につながると考えています。

ただし、ドローンには規制があり、人口集中地区で操縦するには国土交
通省の飛行許可が必要で、許可の前捉として10時間の操縦経験が必要で
す。そこで、障がい者対象の操縦教室を閧催したのです。

竹中さんは、「働く」あるいは「働くことで誰かの役に立ちたい」とい
う気持ちは、人間ならではの素睛らしい感覚であることから、「日本は
チャレンジドや高齢者が、元気と誇りを持って働ける国になってほしい」
と強く思っています。実は竹中さんの娘さんは重症心身障がいのために
「働く」という形で社会貢献できないのですが、そうした人々も尊厳を
持って存在できる国であってほしいと強く願っています。

こうした活動に基づく提言を期待され、かねて財務省財政制度等審議会
委員を務め、現在も同審議会の財政制度分科会臨時委員を務めています。
また、文部科学省中央教育審議会委員及び特別支援教育を含む同審議会
初等中等教育分科会委員にも私とご一緒に積極的に参画しています。

07年11月からは「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト」
という11府省の事務次官が参画する勉強会を主宰しています。この勉強
会はほほ毎月のように開催され、竹中さんの人脈による幅広い分野の講
師の話題提供を手掛かりに、各府省の事務次官が各府省単独で、あるい
は府省連携で、社会のユニバーサル化に向けて施策を検討する視点や構
想を得ています。

竹中さんが構想する「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築
する『ユニバーサル社会』の実現」は障がい者のためだけでなく、まさ
に「すべての人」が生きやすい社会を求めるものだといえます。

(前三鷹市長)

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
 https://www.prop.or.jp/news/clip/2020/20201215_02.html

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■□◇◆活動報告◆◇□■

○12月9日(水)
・打合せ / 場所:プロップ東京オフィス
・国際ドローン協会を訪問「ドローン・ボランティアについて相談」
 / 場所:国際ドローン協会
・太友会40周年を祝う総会 / 場所:ホテルオークラ東京

○12月10日(木)
・神戸市市民福祉顕彰功労賞 授賞式に出席 /
 場所:神戸市役所4号館 本部会議室

○12月11日(金)
・懇親会 / 場所:飛騨高山料理「花里」

○12月12日(土)
・第5回チャレンジド・ドローン講習会→ユニバーサル・ドローン協会
 (UDrA) / 場所:神戸しあわせの村 シルバーカレッジ

○12月22日(火)
・「第13回新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」
 / 場所:文部科学省

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
 https://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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■□◇◆ナミねぇが出演した11月21日放送の「みらクルTV
     今、障害福祉を考える 浅野史郎」が、
       ユーチューブで再放送されています。
ご覧になれなかった皆さま、ぜひぜひご覧下さいませ m(_ _)m◆◇□■

【YouTube】
 https://www.youtube.com/watch?v=ODB4_A_dUfg

11月21日日放送の、浅野史郎&ナミねぇ出演「ミラクルTV」たく
さんのご視聴ありがとうございました!!!

当日の、みらクルTV「今、障害福祉を考える 浅野史郎」が、ユーチ
ューブで再放送されています!!ご覧になれなかった皆さま、ぜひぜひ
ご覧下さいませm(_ _)m

☆ by ナミねぇ ☆

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
 https://www.prop.or.jp/news/topics/2020/20201122_01.html

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■□◇◆今後の講演など予定◆◇□■

○12月23日(水)
・関西大学にて客員教授として講演 / 場所:関西大学千里キャンパス

○12月25日(金)
・中教審総会に出席 / 場所:文部科学省

○12月26日(土)
・プロップ神戸・東京 年末年始休暇 ? 2021年1月4日(月)まで

○1月13日(水)
・ダイバーシティ経営企業新100選委員会 / 場所:経産省
・ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会) /
 場所:法務省
・メディア関係者との新年会 / 場所:お店未定

○1月14日(木)
・中教審 初中分科会・特別部会合同会議 / 場所:文科省
・永田町関係者との新年会 / 場所:都内未定

○1月16日(土)
・講演 / 場所:加賀市訪問・講演、市長面談

○1月17日(日)
・未定→加賀市から戻る / 場所:加賀市→神戸

○1月26日(火)
・中教審(中央教育審議会)に出席 / 場所:文部科学省

○1月27日(水)
・ダイバーシティ経営企業新100選委員会 / 場所:経済産業省

○1月29日(金)
・第4回福祉のまちづくり検討小委員会 / 場所:兵庫県庁3号館6階

○1月30日(土)
・女性起業家団体のLBプレミアム主催の講演会 /
 場所:尼崎公民館(予定)
・ユニバーサル・ドローン協会(UDrA)
 「チャレンジド・ドローン講習会」 /
 場所:神戸しあわせの村 シルバーカレッジ

その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
 https://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi

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☆メール de ナミねぇ 【第325号】
                    令和2年12月23日発行
☆発行元:社会福祉法人プロップ・ステーション
                 URL https://www.prop.or.jp/
☆お問合せ先:  〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6−9
                神戸ファッションマート6E−13
             社会福祉法人プロップ・ステーション広報
                メールアドレス:kouho@prop.or.jp
☆発行:原則として毎月1?2回
☆『メール de ナミねぇ』は『まぐまぐ!』
 https://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
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 kouho@prop.or.jp こちらまで。
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