神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)in 東京
「チャレンジド・プログラムvol.2」第2回講習が開催されました!

2009年8月17日

ナミねぇです。去る7月25日、ちょうど隅田川の花火大会が開催された日、神戸スウィーツ・コンソーシアム「チャレンジド・プログラムvol.2」第2回講習が、日清製粉株式会社小網町加工技術センターを会場にお借りして開催されました。今年は梅雨が長く天候不順な日が続いていたんですが、この日はお天気もたいへん良く、受講生の皆さんも元気に会場にお集まりいただきました。

[写真]ナミねぇ開会の挨拶 [ビデオ再生]
写真クリックでビデオ映像がご覧いただけます

今回も共催者の日清製粉株式会社のたくさんの社員の皆さん、支援企業の皆さん、そして報道メディアの皆さんも駆けつけてくださって、熱い応援を頂きながらの開催となりました。応援してくださっているすべての皆さんに、ナミねぇは心からの感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

そしてメイン講師を務めてくださったのは第一回に引き続き、モロゾフ株式会社テクニカルディレクターでオーストリア国家公認マイスターの八木淳司さん、そしてサブ講師にはウィーン菓子店「コンディトライ・ノイエス」の野澤孝彦さんです。

この日勉強した実習課題は、「木イチゴとヨーグルトのムース」と「チョコレートのムース」の二種ですが、お二人の講師のあいさつにもあるように、前回の講習で参加された受講生がみなさんたいへんてきぱきと実習をこなされたことから、当初1種類のムースを予定していたんですが品数を増やしました。先生方の受講生の皆さんへの大きな期待が伺えて、ナミねぇはとても嬉しかったです。

ムースの製作実習が終わったあと、この日お集まりいただいた支援企業の皆さんをご紹介させていただきました。支援企業の皆さんにはプログラムへの資金的な後援のみならず、毎回材料のご提供から講習運営のお手伝いまでたくさんのご協力を頂いています。代表して株式会社平瀬フーズの平瀬力社長よりご挨拶を頂きました。

元総務大臣の増田寛也さんの奥様の満喜さんにもごあいさついただきました。増田さんは管理栄養士でもあって、前回に引き続きプログラムにご参加いただき、チャレンジドたちに熱いエールを送っていただきました。

プログラムの後半は、この日のメイン講師を務める八木さんによる模範実演が行われました。この日実演していただいたのはオーストリア菓子を代表する「アプフェルシュテュルーデル」(りんごのシュトゥルーデル)です。このお菓子は生地の製作にまさに匠の技が発揮されるので、見学する受講生や会場の皆さんも八木マイスターの見事な手さばきに目を丸くして見入っていました。マイスターの手で伸ばされた生地は下に置いた紙の字が透けて見えるんですよ!

この技はプロップ・ステーションが製作した神戸スウィーツ・コンソーシアムDVD「美味しいお菓子のつくり方」で詳しくご紹介していますので、ご興味を持たれた方はぜひご参考になさってくださいね。

講習が終わり、この日製作したお菓子の試食が行われましたが、チャレンジドの皆さんがほんとうに素適な笑顔で自分の作ったお菓子や先生のお菓子を食べている姿を見て、こんな素晴らしい講習会を開催できること心の底から嬉しく思いました。そして後ろの席で温かく見守りながら試食する、その日応援してくださったすべての皆さんの喜びにあふれた笑顔を見て、ナミねぇはあらためて「プログラムの最後まで全力で頑張っていこう!」と決意を新たにしました。

参加した受講生の皆さん次回も張り切って勉強しましょうね! そしてご支援してくださっているすべての皆さん、これからもひきつづき応援をよろしくお願いいたします。

by ナミねぇ

講習風景

  

  

八木講師製作のチョコレートのムース、木イチゴとヨーグルトのムース、アプフェルシュテュルーデル(左から)

    

出来上がったお菓子を試食する受講生、サポーター、支援者のみなさんとナミねぇ

  

 

たくさんのメディアで紹介されたKSC

今回の「チャレンジド・プログラム」は多くのメディアの取材により、これまでにたくさんの報道をいただきました。ほんとうにありがとうございました。ここにあらためてご取材の労に心より感謝を申し上げますと共に、その報道の内容をあらためてご紹介させていただきます。たくさんのメディアで紹介されることによって、チャレンジドのパティシエ養成を通じて「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築するユニバーサル社会」の実現をめざす活動の輪が大きく広がってゆくことをナミねぇは心から願っています。

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