1月30日、「NPO法人 盲ろう者友の会 理事長 藤鹿一之さん」と、中野駅前の喫茶店で、お茶しながら2時間以上にわたって、様々なお話をしました。

2024年2月5日

1月30日、「NPO法人 盲ろう者友の会 理事長 藤鹿一之さん」と、中野駅前の喫茶店で、お茶しながら2時間以上にわたって、様々なお話をしました。

藤鹿さんはニックネーム「シカちゃん」。

シカちゃん&ナミねぇは、二人とも陽性の性格で、喋りが得意という共通点(笑)があり、指点字通訳者のチエさんや、シカちゃんのお嬢さんも交え、超楽しい2時間でした(^_^)!!

「盲ろう者」というのは、視覚と聴覚の両方の障害が重複してるチャレンジドのことで、日本全国に13000人ほどおられるそうやけど、調査が困難なため正確な人数は把握できていない状況です。

盲ろう の日常をテレビに例えると、画面を消す(盲)、音を消す(ろう)の両方で「テレビ(社会)に向き合っている」状態を想像して下さい。

日本で(世界で)著名な盲ろう者は、東大教授の福島智さんですが、多くの方は情報や教育の不足で社会生活に多くの困難を抱えておられます。

それでも、シカちゃんのような明るい(昔は暗くて引きこもりやったそうです)方がリーダーとして講演活動や啓蒙活動に駆け回られ、存在が知られてきました。

指点字の出来る通訳者も、まだまだ少なく、養成システムも脆弱な上に、点字タイプライターなどのコミュニケーションツールも、6年毎にしか福祉的支給がなく、外出用と自宅用の2台持ちをすると、更新が12年に伸びるなど、実に理不尽なサポート制度になっており、まさに唖然とするばかりです。

点字タイプライターなどは(想像するとお分かりいただけると思えけど)毎日、手指で撫でるように使用するため、社会活動を活発に行う人ほどキーが摩耗するんやけど、どんなに摩耗しても支給は6年〜12年。

「チャレンジドの社会参加促進!!」と叫ばれてるのが、虚しく感じられずにおられません。

ナミねぇとして出来ることは、毎月霞ヶ関で開催している「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」(略称 ユニバーサル次官PJ)で、官僚の皆さんに実情を伝え、共に改善に向けて行動することくらいかな・・・と思い、4月の次官PJに、機材を持ち込んで触っていただくなど、盲ろう体験をしていただきながら話し合う計画を立てることにしました。

障害のために、社会参画や活躍が出来ない国民がおられることは、日本国家の損失や!!とナミねぇは思ってるので、しっかり計画を練り、話合いを重ねて、短い時間でも効果的に話し合いができるようにしたいと思います。

皆さん、応援よろしくお願いしますね〜(^_^)!!

<by ナミねぇ>

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