昨日12月13日は国土交通省において「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」(ナミねぇ主宰)を開催しました。

2023年12月14日

昨日12月13日は国土交通省において「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」(ナミねぇ主宰)を開催しました。

テーマは、100年の歴史がありながら、2025年日本で初開催される「デフリンピック」です。

招致に尽力された、ろうあ連盟の皆さんをゲストにおむかえし、手話でのご発表を、通訳者に訳していただきながらの貴重な勉強会となりました。

記録係としてご参加下さった、吉井勇さんの渾身のリポートを、ぜひ読んで下さい!!!

<by ナミねぇ>

 

月刊ニューメディア吉井勇さんのリポート

ナミねぇ、昨日はお疲れ様でした。
1時間少しでしたが、次官をはじめ、官僚関係者の関心が熱かったですね。

ビデオで知っていただき、その後の早瀬さんのプレゼンが響きました。薬剤師になろ
うとしたときの「法」の壁の指摘は官僚の皆さんの足元への気づきを与えましたし、その後、自転車競技は「遅咲き」でも活躍できること、アスリートとして仕事と両立させていることなど、アマチュアスポーツの原点を語ったことで、デフリンピックの持つ「スポーツ大会としての原点」を感じたように思います。

また久松さんのプレゼンもそぎ落とされ、理解してもらいたいポイントがズバリ伝わったと素晴らしいものでした。

こうしたプレゼンで次官の皆さんが「自分事」としてデフリンピックをとらえていただいたのだと思います。

そうして飛び出した防衛省からの「ブルーインパルスを飛ばす」が開会式会場の上空を飛ぶ、儀典として最高のもてなしです。

開会式は駒沢競技場?ということはないですね。国立ですね。これは文科省の力にお願いしたいですね。

さて、ブルーインパルスについてHPで調べました。

・航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」。
・青と白にカラーリングされた6機の機体が、大空で展開する一糸乱れぬフォーメーション、そしてダイナミックなソロ演技――次から次へ繰り広げられる驚異のパフォーマンスは、初めて観る人にとっては驚きの連続に違いありません。
地上は大きな感動と歓喜の声に包まれます。その美しく雄大、華麗にして精密なフライトは、内外から高い評価を得てきました。
・これからもブルーインパルスは、「創造への挑戦」を合言葉に、より多くの人に「夢・感動」を感じていただける展示飛行を求め続けていきます。

その歴史とフライトの取り組みを見ると、国家的なイベントで飛んでいます。

・1960年3月4日 初の公式展示飛行を実施(浜松北基地:現浜松基地)
・1964年10月10日 第18回オリンピック競技大会 開会式(東京)スモークで五輪のマークを描く

ここあたりはオリンピックの記録映像でよく出てきます。

その後のフライトは

・1970年3月14日 日本万博博覧会 開会式(大阪)EXPO'70の文字を描く
・1990年4月1日 国際花と緑の博覧会 開会式(大阪)
・1997年4月25・26日 初の海外遠征を実施(アメリカ ネバダ州)
・1998年2月7日 第18回オリンピック冬季競技大会 開会式(長野) 国際花と緑の
博覧会 開会式(大阪)
・2002年6月5日 2002 FIFAワールドカップ 開会式(埼玉)
・2009年6月1・2日  横浜港開港150周年記念(神奈川)
・2010年9月11日 しらせ南極探検100周年記念(秋田)
・2014年5月31日   SAYONARA 国立競技場 FINAL(東京)
・2014年10月12日 第69回国民体育大会(長崎)
・2015年3月25日   姫路城大天守保存修理事業完成記念式典(兵庫)
・2016年8月28日   松島基地復興感謝イベント
・2018年8月24日   第55回桐生八木節まつり 群馬県初となる展示飛行
HPには記載がないのですが、
・2020年5月29日   新型コロナウイルス感染症対応の医療従事者等に敬意と感謝
の意
・2021年7月27日   東京オリンピック開会式 都内を57年ぶりのフライト
・同年  8月24日   東京パラリンピック開会式
https://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/blueimpulse/history/index.html

こうまとめるとブルーインパルスが飛んでもらえるということは、国を挙げた世界か
らのデフアスリートを歓迎するという表明になるものです。

ぜひ、東京都の理解を得て、防衛省に正式に依頼されてはどうですか。
これが決まると、NHKはもちろん民放も姿勢が変わると思います!!

あと、未だ具体化は見えないのですが、手話放送30年の岡山放送の篠田さんと、日テレアックスオン=デフ陸をサポートした日本テレビのプロダクション会社の藤重さんと中村さんがオンラインでデフリンピックに向けて情報保障を一緒にやれないかを考えるスタートを切りました。うれしいことです。

次官プロジェクトのプレゼン、これで力をさらに得ました!! と吉井は勝手に盛り上がってます。

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