手首プレート除去も済み、完全復活(笑)のナミねぇは、総務省で恒例の「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」を開催しました。

2023年7月13日

手首プレート除去も済み、完全復活(笑)のナミねぇは、総務省で恒例の「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」を開催しました。

今回は、プロップ・ステーションで20年間にわたり、在宅ワークのチャレンジド・リーダーとして活躍する、仙台市在住の間藤裕也くん(全身の筋肉が弱って行く難病クーゲルベルク・ウェランダー病の青年)にZOOMで、職場である自宅からオンライン出演していただき、同じく20年前からお仕事を発注下さっている「NSハイパーツ(株)」の守沖社長には会場にいらしていただく、という、2元中継での開催でした。

間藤くんから、大手製鉄会社の作業標準書の電子化業務、NSハイパーツからの様々なICTを駆使した受注業務、デジタル地図の作成、ウェブ記事作成、TV番組等の文字起こし業務などなど、チャレンジドがどのような在宅ワークを、どなように行っているか、丁寧な説明があり、守沖社長からは「他の発注先より競争力があるから、プロップ・ステーションに仕事をお願いしているのであり、重度のチャレンジド・ワーカーに親切や同情で仕事を出している訳ではない。間藤くんにオンラインで会うのも初めてであり、改めてチャレンジドワーカーの優秀さを知ることができ、これからも、難易度の高いお仕事を、発注し続けたいと思います」という、タックスペイアであることに誇りを持つ、チャレンジド・ワーカーにとって、最も嬉しい言葉をいただきました。

出席された事務次官メンバーからは、驚きと賞賛の声とともに、仕事の進め方や、介護・介助を受けながらも精力的に働くことへの意欲、モチベーションをどのようにして維持いるのかなど、真剣な質問が飛び、間藤くんが、和かに、真摯に回答している姿が、誇らしくてたまりませんでした。

いくら能力が有っても、重度のチャレンジドが働くためには、プロップ・ステーションのような、チャレンジドの立場に立った、インタミディアリ(仲介をする)組織が必要やけど、このような組織への国家的サポートが殆どない、という厳しい現実もお伝えしました。

勿論、20年前はプロップ・ステーションの仕事が社会的に認知もあまりされてなかったことを思うと、ようここまでやってきたなぁ・・・というのが率直な感想ではありますけどね(笑)

これからも、チャレンジドな仲間たちと力を合わせて活動して行きたいと、改めて決意している、ナミねぇです!!

<by ナミねぇ>

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