防衛省で手話劇を演じて下さったミキティの「報告ブログ」をご紹介させていただきます。

2021年4月16日

防衛省で手話劇を演じて下さったミキティの「報告ブログ」をご紹介させていただきます。

ミキティ、防衛省での「桃と桜」上演お疲れさまでした!!!
魂の熱演に、参加者の皆さんが魅入っておられるのを肌で感じることが出来ました。
ミキティの、今後ますますの活躍を心から願っています。
「みきまる座」の皆さんに、どうぞよろしくお伝えください。
本当に、ありがとうございました。m(_ _)m

☆ミキティのブログは、こちらです↓↓
  https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4091951110828367&id=100000405559189

<by ナミねぇ>

 

防衛省で手話劇を演じて下さったミキティの「報告ブログ」をご紹介させていただきます。

【2021年4月14日公演させて頂きました】

心から尊敬する「ナミねぇ」こと竹中ナミさんが主催する「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト」。

目的は、日本の社会を背負っている官僚トップたちに、社会の様々な場所でユニバーサルな取り組みを学ぶ勉強会を実施する。

それが「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト」2007年より毎月各省庁持ち回りで開催すること14年余り。こんなことを継続するのはカンタンなことではない。とても大変なことなのです。内閣府、財務省、経産省、総務省、厚労省、国交省、文科省、防衛省、農水省、環境省の10省から事務次官と各省課長級が30人程度参加するという貴重で非公式な勉強会です。

改めてナミねぇの偉大さを感じたプロジェクトでした。。。

遡ること、ナミねぇは私と出会ったのは私が23才の時でした。当時、私は産経新聞社の制作局で働く社員でした。

ナミねぇは私に「この社会を変えたるで」というミッションを語りました。「福祉が変わる?社会が変わる?」私は不思議なご縁を感じました。

それからというもの、私はナミねぇがどう社会を変えていくか、見ていきたいと思うようになってからかれこれ28年。

私はナミねぇの性格がとても大好きで、生き方だけでなく、この厳しい社会背景をどう変えていくのか、教えて下さいました。

障害があってもひとりの母親として生きる。それがとても新鮮なものに感じました。今回は講演でなく、みきまる座の「桃と桜」公演をさせて頂きました。

長い沈黙の中(コロナ禍は長かった)から目が覚めるかのように私は口話と手話で演技をさせて頂きました。「手話通訳」がただ、通訳するのではなく、優しい声を出しながら手話でナレーションを語る。そして、安藤一成が優しい声で手話歌で奏でる。

ひとつの舞台を通じて、厳しい社会背景を映しながら、生まれつききこえない子がどうやって言葉を覚え、言葉を発するようになるのか・・・母子の戦いを描きました。人間誰もが、母親からうまれ、親の愛を受けて成長していく。母の愛はいろんな形がある。厳しい社会の中、生きてこれたのも母の愛があったから。

3年前、母は私の胸の中で静かに息を引き取りました。「あなたを産んでよかった。心残りはない」という美しい顔でした。

それからというもの、私は心に穴が開いてしまい、何を目的に生きていいか、わからなくなりましたが、最終的に母が残したものを舞台で演じることが、私の「できること」だと思いました。まったく演技は素人ですが、母がしてきたことを思い出しながら

演じることで、「きこえないことというのはどういうものなのか」感じてもらえたら嬉しいと思うようになりました。

そんな舞台を防衛省という貴重なところで実施させて下さったナミねぇに感謝してやまない。

偉大なるナミねぇに会えて私は世界一幸せでっせ。

 https://www.prop.or.jp/news/topics/2021/20210414_01.html

 http://propmobile.org/2021/04/15/01-16/


 

ページの先頭へ戻る