我が愛する神戸市が、久元きぞう市長の熱い思いで創設した全国初の取組「認知症の人にやさしい『神戸モデル』」が、注目を集めています。 by ナミねぇ

2019年1月25日

我が愛する神戸市が、久元きぞう市長の熱い思いで創設した全国初の取組「認知症の人にやさしい『神戸モデル』」が、注目を集めています。

母が童帰り(わらべがえり)して10年以上になるナミねぇにとっても、待ち望んでいた制度です。

この「神戸モデル」の最大の特徴は、市民税を払う全ての人が、浅く広く「一人400円」を制度の施行のためにプラスして担うという点です。

「認知症」という、個人で向き合うことの困難な事象を、市民全員の「支え合い」で対応して行くという発想は、愛するお母さんが認知症になられた久元市長の体験から生まれたんやけど、おそらく多くの市民の共感を呼ぶものと思うとともに、神戸市民であるナミねぇは、このような考え方が全国に広まっていくことを心から願うものです。

神戸市のホームページと併せ、1/22発行の週刊朝日でも、この「神戸モデル」について丁寧な説明が掲載されてるので、ぜひ読んでみて下さい。

☆ by ナミねぇ ☆

認知症の人にやさしいまち「神戸モデル」 特設サイトはこちら

 

認知症の人にやさしいまち「神戸モデル」

以下は認知症の人にやさしいまち「神戸モデル」 特設サイトよる転載させて頂きました。
すべてのリンクは外部リンクです。

 

認知症の人にやさしいまち「神戸モデル」1月28日スタート

認知症診断助成制度 開始
賠償責任保険・ GPSかけつけサービス 受付開始

 

認知症診断助成制度
(平成31年1月28日〜)

認知症は、加齢に応じて多くの方がなり得る病気です。認知症には様々な疾患があり、
それぞれの症状に応じ、その後の生活に備えるためには、早期受診が大切です。

早期受診を支援

65歳以上の方は、自己負担ゼロで医療機関における2段階方式の認知症診断が受診できます。

第1段階

認知機能検診

地域の医療機関で認知症の疑いが「ある」か「ない」かを診るための検診です。

第2段階

認知機能 精密検査

認知症の疑いが「ある」方は、専門の医療機関で精密検査を受けてください。
認知症かどうかと、病名の診断を行います。

 

認知症と診断された場合

認知症事故救済制度
(平成31年4月1日〜)

無料で受けられる4つの安心

認知症の方が事故に遭われた場合に救済する制度を創設します。


認知症と診断後、事前登録された方の保険料を市が負担します。
認知症と診断された方(ご家族が監督責任を負った場合も含みます)が事故で損害賠償責任を負った場合、 最高2億円を支給します。※自動車事故は対象外

受付開始:1月28日〜 運用開始:4月1日〜


24時間365日対応のコールセンターを設置し、事故がおこった際、
迅速に相談に応じます。


事故を未然に防止するため、日常生活を見守り、非常時のかけつけ(捜索)サービスを含むGPS(衛星利用測位システム)の導入費用を負担します。
※月額利用料金は別途発生します

受付開始:1月28日〜 運用開始:4月1日〜


認知症の方が起こした火災や傷害などの事故に遭われた方に対し、見舞金(給付金)を支給します。

市民のみなさまのうすく広いご負担でまかなう仕組み

神戸モデルがスタートする平成31年度より、個人市民税均等割(現行3,500円)を、
1人あたり年間400円の上乗せとなる3,900円に改定させていただきます。

 

神戸モデルの費用と財源(3ヵ年〈平成31年度〜33年度〉の年平均)

費用

約3億円

・診断助成制度
・事故救済制度

財源

約3億円

市民のみなさまに新たにご負担いただく額(年間 400円/人)

 

安心して暮らしていただくために

認知症と診断された方には、医療相談窓口の開設や見守りヘルパーの派遣など、診断後も切れ目のない継続的な支援を検討していきます。

 

〈 認知症に関する統計 〉


2013年厚生労働省研究班推計より

 

 

認知症のページ

以下は神戸市のホームページより転載させて頂きました。
すべてのリンクは外部リンクです。

最終更新日
2019年1月21日
  • [1月21日]認知症診断助成制度が1月28日からはじまります

 

認知症の人にやさしいまちの推進について

 高齢化の進展により、今後も認知症高齢者の増加が見込まれており、G7保健大臣会合(平成28年9月)で採択された神戸宣言を踏まえ、社会全体で認知症の人を支える取り組みをより推進していくため、「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例」を制定しました。(平成30年4月1日施行)

 

「診断助成制度」、「事故救済制度」の創設について

 認知症の方やそのご家族が安心安全に暮らしていけるよう、認知症の早期受診を推進するための「診断助成制度」〈1月28日開始)や、認知症の方が外出時などで事故に遭われた場合に救済する「事故救済制度」(4月1日開始)を新たに創設します。

 

神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例の一部改正(案)意見募集(終了しました)

 「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例等の一部改正(案)」についての意見募集を行いました。
※意見募集は平成30年10月22日で終了しました。

 

神戸市認知症の人にやさしいまちづくり推進委員会

 条例に基づく附属機関として、「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり推進委員会」を設置し、認知症の人にやさしいまちづくりの推進及び評価について、調査・審議をしていただいております。

 

条例の概要

(目的)
本条例では、認知症の人にやさしいまちづくりの理念を定め,市の責務並びに市民及び事業者の役割を明らかにするとともに,施策の基本となる事項を定め,もって認知症の人にやさしいまちの実現に資することを目的とする。

(基本理念)
(1)認知症の人の尊厳が保持され,その者の意思が尊重され,社会参加を促進し,安全に,かつ,安心して暮らし続けられるまちを目指すこと。
(2)認知症の人とその家族のより良い生活を実現するために必要な支援を受けられるよう,まち全体で支えること。

(条例における取り組むべき4本柱)
(1)予防及び早期介入
・WHO神戸センター・神戸大学等の共同研究に対し、フレイルチェック等の結果データ提供等による連携・協力
・認知症治療薬及び早期診断手法の研究や開発支援を行い、得られた成果等最新の知見の市民への還元等及び認知症に関する施策に反映
(2)事故の救済及び予防
・認知症の人が起こした事故に関する救済制度については、認知症の診断制度と合わせて検討
・移動手段の確保等地域での生活支援策の検討
・認知症の疑いがある人の運転免許自主返納推進の検討
(3)治療及び介護の提供
・地域包括支援センターを認知症に係る相談の拠点とする
・早期診断体制の検討・確立
・認知症初期集中支援チームの全区実施
・認知症疾患医療センターの拡充
(4)地域の力を豊かにしていくこと
・認知症サポーター養成の実施
・児童及び生徒に対する認知症の人を含む高齢者への理解を深める教育
・中学校区単位での認知症高齢者等への声かけ訓練の実施
・行方不明高齢者早期発見事業の実施
・地域包括支援センターの認知症相談対応の充実 

 

認知症の医療の相談について

 認知症高齢者が増加する中、認知症の人やその家族の方に対しては、早期からの専門的な診断(鑑別診断)を実施し、医療・介護の両面から適切な支援を継続的に行う必要があります。
そこで、神戸市では、認知症の発症初期から状態に応じて、かかりつけ医、認知症サポート医、認知症疾患医療センター(鑑別診断などを行う専門医療機関)や、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)などが連携し、医療・介護が一体となった認知症の人への支援体制を構築しています。
具体的には、認知症の人やその家族の方が、まずお住まいの地域のあんしんすこやかセンターや、かかりつけ医に相談いただき、相談に応じて「こうべ認知症生活相談センター」や「認知症疾患医療センター」に紹介し、必要な医療や介護につなげるしくみとなっています。

 

認知症疾患医療センター

 認知症疾患に関する鑑別診断とその初期対応,行動・心理症状と身体合併症の急性期治療に関する対応,専門医療相談等を実施するとともに,地域保健医療・介護関係者への研修等を行うことにより,地域において認知症に対して進行予防から地域生活の維持まで必要な医療を提供できる機能・体制の構築を図ることを目的に設置しています。

認知症疾患医療センターについて

 認知症疾患に関する鑑別診断とその初期対応,行動・心理症状と身体合併症の急性期治療に関する対応,専門医療相談等を実施するとともに,地域保健医療・介護関係者への研修等を行うことにより,地域において認知症に対して進行予防から地域生活の維持まで必要な医療を提供できる機能・体制の構築を図ることを目的に設置しています。

平成30年10月より、新たに下記の2箇所を指定しました。
認知症ハンドブック

神戸大学医学部附属病院では、認知症ならびに認知症の方への対応について理解を深めていただく目的で「認知症ハンドブック」を作成しています。

「認知症相談医療機関」について(平成29年3月27日公表)

「認知症かな?」と思ったり、気になる方はかかりつけ医などの身近な「認知症相談医療機関」にご相談ください。

 

認知症の生活の相談について

認知症について、次のような不安があれば、お気軽に、地域のあんしんすこやかセンターや、こうべ認知症生活相談センターにご相談ください。

・最近もの忘れがあるけど、もしかしたら認知症?
・家族や近隣の人が認知症。どのように接したらいい?
・認知症で利用できるサービスは?
・若年性認知症と診断されたけど、この先、仕事や生活のことが心配・・・。


お住まいの地域のあんしんすこやかセンターにご相談ください。

もしかして認知症?一度チェックしてみませんか。

TEL:078−271−5081
※神戸市社会福祉協議会に委託をして実施しています。
ご本人、ご家族、地域包括支援センター職員、ケアマネジャーなどの専門職の方からの相談を受け付けています。
 

 

認知症の症状について

認知症介護研究・研修センターが運営しています。症状の事例や対応について掲載されています。

 

『認知症ケアパス』について

 「認知症ケアパス(ケアネット)」とは、認知症の症状に応じ、いつ、どこで、どのような医療・介護等のサービスを利用できるかについて、地域資源を整理して、まとめた冊子のことです。下記よりご覧いただけます。

※ 平成30年8月に、全市版を作成しております。認知症ケアパスにつきましては、お住まいの区役所健康福祉課あんしんすこやか係へお問い合わせください。
中央区・長田区につきましては区独自のものも発行しております。

また、平成30年10月に新たに下記の2箇所が「認知症疾患医療センター」として指定を受けました。
・宮地病院                :078-411-8688 <月〜金>9:00〜17:00
・神戸市立医療センター西市民病院:078-579-1966 <月〜金>9:00〜17:00
 

 

認知症初期集中支援事業について

 認知症初期集中支援事業とは、認知症サポート医と看護師等の専門職で認知症初期集中支援チームを構成し、認知症の疑いがあり、医療・介護サービスを利用していない方、また医療・介護サービスを利用しているが徘徊等認知症による行動の問題が顕著で対応に苦慮している方を対象に、専門職が家庭訪問を行い、認知症サポート医を含めて支援の方法を決定し、鑑別診断の紹介などの適切な医療介護サービスにつなぐ事業です。初期集中支援終了後は、ケアマネジャーやあんしんすこやかセンター、かかりつけ医等に引き継ぎます。

認知症サポート医とは

・神戸市では、「認知症サポート医」を養成しています。認知症サポート医とは、認知症を専門的に診療する医師ではありません。国が定める研修を修了した様々な診療科の医師です。
・認知症サポート医は、地域の認知症に関する医療体制(認知症の発症初期から状況に応じて、医師会やあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)などの関係職種をつなぎ、医療・介護が一体となった認知症の人への支援体制)づくりの中心的な役割を担っています。
具体的には、認知症初期集中支援チームの医師として活動しています。

 

若年性認知症について

 平成25年度に、若年性認知症デイサービス・デイケアモデル事業を実施し、その成果を平成27年1月に、冊子にまとめました。デイサービス・デイケア職員の方だけでなく、ご本人、ご家族の方も、ケアの方法等の参考にしてください。

神戸市認知症研修のご案内(市民の方向け)

 

神戸市認知症介護研修のご案内(専門職の方向け)

神戸市認知症介護研修とは

認知症高齢者に対する介護サービスの充実を図るため、高齢者介護の指導的立場にある者及び介護業務に従事する職員に対し、認知症高齢者の介護に関する研修を実施しています。



<研修一覧>
1.認知症介護実践研修 実践者研修
2.認知症介護実践研修 実践リーダー研修
3.認知症介護サービス事業開設者研修
4.認知症対応型サービス事業管理者研修
5.小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修
6.認知症介護基礎研修

 

神戸市高齢者安心登録事業について

 

こうべオレンジカフェ実施団体の募集について

「こうべオレンジカフェ(認知症カフェ)」の実施団体を募集します。詳しくは下記のページをご覧ください。

 

研究事業のお知らせ

神戸市介護保険課認知症対策係では、以下の研究事業に協力しています。

 

神戸市認知症制度説明会のご案内(介護サービス事業所職員対象)

一部のファイルをPDF形式で提供しています。PDFの閲覧にはAdobe System社の無償のソフトウェア「Adobe Reader」または「Adobe Acrobat Reader」 が必要です。下記のAdobe Readerダウンロードページなどから入手してください。

神戸市 保健福祉局 高齢福祉部 介護保険課 認知症対策係
〒650-8570 神戸市中央区加納町6-5-1 神戸市役所1号館4階 市役所への道順・地図
電話:078-322-5259 Fax:078-322-6047
市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンター
電話:078-333-3330 Fax:078-333-3314

ページの先頭へ戻る