阪神淡路大震災から24年目の今日、想うこと。

2019年1月17日

国内の大都市における未曾有の災害であった阪神淡路大震災から、24年が過ぎました。

その後も災害列島とも言えるほど、各地を様々な災害が襲い、多くの命が奪われたり、生活が壊される事態が後を絶ちません。現在も、復興や生活再建の途上にある人たちが、全国各地に多数おられます。
そうした方々が一日も早く生活を取り戻されることを、願ってやみません。

毎年書かせていただいているように、神戸市東灘区にある私の実家は、24年前の阪神淡路大震災で全焼しました。

事故や病苦も大変なことやけど、天災は人知を超えた規模や想定外のタイミングで襲いかかって来るという意味で、日頃の備えはどれだけしてもし過ぎることは無いと思うけど、生活が安定すると「辛い思い出は早く忘れたい!」という気持ちも働くので、どうしても「油断」してしまう自分が居ます。

阪神淡路大震災は、6400余名もの命が失われた大災害でしたが、不幸中の幸いで、私の家族は家は失ったけれど命を奪われること無く生き延び、むしろ震災をバネとして、多くの仲間や支援者の皆さんとともに、プロップ・ステーションの活動に邁進することが出来ました。
1月17日は、そういう意味で、神戸に生まれ育った私にとって、日本が災害列島であることを忘れず、新たな気持ちで家族や仲間たちと生きていく節目となる、大切な日です。

昨年は、震災を乗り越えた母は無事に93歳となり、私も古希を迎えました。
来月46歳になるベイビータイプの娘麻紀も、国立青野ヶ原病院で温かい看護を受け、笑顔で日々を送っています。

何があっても私たちは「一人ではない!」ことを忘れず、手を差し伸べたり、差し伸べられたりしながら、生きていく存在なんやと思います。
それを忘れないでいたいと思います。

阪神淡路大震災から24年の今日、改めて生きていることに感謝し、生きることを愛おしむ、ナミねぇです。

☆ by ナミねぇ ☆

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