世界初「 iPS細胞の臨床研究」の端っこに関われた喜び!!!(^_^)/~

2013年3月1日

いよいよ今日から弥生三月。

吹く風に春の香りがする今日この頃やけど、今日は新聞もテレビも世界初「iPS細胞の臨床研究」が厚労省に申請された、というニュースを取り上げていました。

実は私ナミねぇは、神戸市中央市民病院の倫理委員としてこの研究の承認に関わったんです!!

この研究は理化学研究所が先端医療センターで実施するということで、両機関の倫理委員会でまず承認されたんやけど、神戸市中央市民病院で「浸出型加齢黄斑変性」の治療を受けておられる6人の患者さんが対象になっていて、その患者さんたちのフォローを神戸市中央市民病院が担当することから私が所属する「神戸市中央市民病院倫理委員会」でも審査・承認が行われたものです。

研究責任者の高橋政代プロジェクトリ−ダーらから、プロジェクタを使った丁寧な研究内容のご説明を受けながら、このような貴重な研究の端っこに関わることが出来た感動と感謝でいっぱいでした。

「眼球」は、他の臓器と違って独立した組織なので、「iPS細胞を使う」というまだまだ未知の分野が多い臨床研究には安全性の面で最適であり、高橋リーダーの「まさに目の付け所」が凄い!!! と倫理委員一同の承認に至ったものです。

改めて、単なる「iPS細胞研究」ではなく多くの患者を救う臨床に生かすことを目指された中山伸弥教授に、心からの敬意を表したいと思います。

いつも難しい専門用語が飛び交う倫理委員会について行くのがやっとやった私やけど、今日はホンマに委員に就任させていただいて良かった!!と感じた弥生三月一日でした。(^_^)/~

<by ナミねぇ>

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