兵庫LD親の会(たつの子)20周年講演会
「社会的自立をめざして」 参加者の感想
2010年4月29日、 神戸市男女参画センター(あすてっぷ神戸)で、 兵庫LD親の会(たつの子)20周年講演会 「社会的自立をめざして」が開催され、ナミねぇが講演を行いました。
この講演の参加者の皆さんから思いのこもった熱いご感想をたくさん頂戴いたしました。
感想を寄せて下さったお一人お一人にお礼を申し上げることは難しいので、感謝を込めて、この感想文をご紹介したいと思います。
※主催者のご了承のもと掲載をしております。
【参加者の感想】
(会員)
- プロップステーションの先進的な取り組み、大変勉強になりました。チャレンジドの人たちに光を当ててくださる輪が、もっと広がってほしいと思いました。パワフルなお人柄で、心の中に「喝」を入れていただきました。子育て以外に悩んでいたことがありましたが、打開策を教えていただいたように思います。ありがとうございました。
- すべてのお話しに引き込まれました。2時間半が短かったです。自分や子供がおかれた境遇を嘆くだけでは何も始まらない、どうすれば私たちも誇りを持って生きていくことができるのかを、本気で考えていきたいと思いました。
- 大学の先生の話より、生の実践に基づいた話なので迫力があり、説得力もありました。働くということの視点が変わったような気がします。ナミねぇの話が聞きたくて仕事の休みをとってきました。やっぱり聞けて良かったです。
- 話が面白く引き込まれるようです。一人の母親の“子の幸福を願う”思いが社会を動かす原動力になることは、たつの子の活動を通じて感じていたことですが、ナミねぇの愛娘“まきさん”を思う熱い思いや行動力から、ここまでの活動をしてこられたパワーに、まさに元気と勇気をいただきました。ありがとうございました。お出会いできて良かったと、心から思います。
- プロップステーションのシステムを知り、大変興味を持ちました。子どもの自立に向けて、大きな希望をいただけたように思います。DAISY仕事体験プロジェクト、継続してやっていただきたいです。
- プロップステーションの真の目的や活動がよくわかりました。このようなすばらしい活動をしているところが神戸にあるとは全く知らなかったので、今日お話が聞けて、本当に良かったと思いました。
- 幼いわが子の障害を知り、変わらなければならないのはまずは母親だと認識しました。それからもう10年。将来へ就労を見控えていく高校選びへきています。またそろそろ母親のエンジンをかける時期に来ているなぁと講演を聞きながら感じています。
- 本当に元気をいただけました。ありがとうございました。
- パワフルなお話でした。
- 元気をたくさんもらいました。“働く人が誇りを持てるようになる”まさに親の願いです。自分の子どもを働けるようにするには、改めてよく見つめなおそうと思いました。
- この子はこれが出来ないから、あんなことは無理、こんなことも無理等、親が勝手に決めつけていたことを反省しました。ニート状態の息子がいますが、本人が誇りを持って生きられるよう、自分に何が出来るか、前向きに考えてみようと思います。
- 発達障害のある子どもの将来を不安に思っていたが、今日の講演を聞いて希望が持てた。本人の出来ることを伸ばしていって仕事に結びつくイメージが描けました。子どものことを“かわいそうに”というような気持ちで見ていたことがあったと気付きました。お世話するだけじゃダメだと思い、これからは子どもに向いていることなど考えたり、体験したりしていこうと思いました。
- あっという間に時間が過ぎてしまうほどの興味深い話でした。今まさに高3で進路を親が心配し、いろいろ悩んで、本人主体にいろいろ考えれていないことに気付きました。再度気にかけ、できることを考え、多様的に考えたいと思いました。
- もう少し、このような障害を持った人がこのような仕事が出来た、という例が聞きたかった。
- 中3の女の子です。子どもの将来について後ろ向きなことしか考えられなかったのですが、少し望みを持って考えられるようになりました。子どもの成長を上手にうながせるようにしていきたいです。
- いろいろなご苦労があったと思いますが、とても元気でバイタリティがあるのを見て、こちらも勇気がわきました。
- 「ナミねぇ」という人は新聞などで見たことがあったが、初めてお話を聞けて楽しかったです。
- どうすれば働けるようにできるか知恵・アイデアをわかし、できることに着目して可能性を伸ばしていく支援を行うという、障害者支援の視点の必要性を学ぶことが出来ました。「出来ないから〜する」支援ではなく、「この支援をすれば〜で出来る」を常に考えながら子どもの将来を考えていきたいと思います。まさに何事も発想の転換ですね!!
- 良かった。
- すごく話が面白く上手な方です!私はここ数カ月、何回かいろいろな講演会に出させていただいていますが、「上手く聞かせる」ことの出来る人だと思います。でも、子どもというのは、障害があっても親にプラスの何かをもたらしてくれるものですね。その辺の心情でつながるものもあり、共感が持てます。
- 大変エネルギッシュなお話で、自分も自分なりに頑張っていこうと思いました。ナミさんと私はパワーと功績では雲泥の差がありますが、「安心して死にたい」という思いは共通です。子どもの自立のために自分の出来ることを日々考えています。少しずつ行動に移しています。これからもがんばっていこうと、今日あらたに思えました。
- プロップステーションについて知ることができ、今中3の息子の将来について不安があり、行ける高校があるのか悩んでいましたが…。元気に見えない壁と戦っておられる姿は、エネルギーとパワーをいただけたように思います。
- とても楽しかった。お話が上手で聞きやすかった。私も何かしたいと思った。
- 思ったことはすぐに行動に移し、多くの方々との交流を持たれていて、発達障害の我々の子どもたちの前途も開かれると思います。手帳があっても無くても、是非就労しやすい未来が築けるようお願いします。
- 少し元気が出ました。また少し見守っていける気持ちがわいてきました。
- 一人ひとりの力は弱いけれど、皆が力を合わせることによって無限の力が生まれてくると感じました。
- 目の前の子どもを一生懸命みることだけに明け暮れていました。少しでも制度を知ろうと思います。
- とても楽しく聞かせていただきました。
- ナミねぇのバイタリティあふれる話を聞いて、元気をもらいました。ありがとうございました。明日からの活力として将来の道がなんとかひらけるのでは…と期待感を持ちました。
- 良。
- 弱気になる時も多いですが、「気にはしても苦にするな」を含め、Q&Aのお話で勇気をもらいました。
- プロップステーションの存在を知ることが出来て、とても良かったです。とても前向きで元気をもらいました。社会に出たらどうなるか心配ですが、前向きにいこうと思います。
- 視野が広くなりました。
- 私たちは障害があるなしにかかわらず、社会で生かされているというのがわかりました。
- 仕事プロジェクトで子どもがお世話になりました。教えていただいた先生も精神障害者と聞き、普通の人に見えていたので知った時は驚きました。とても子どもが自立するうえで“あきらめず”にいたいと思いました。
- プロップステーションのことを知らなかったので、とても勉強になりました。
- 非常にバイタリティがあるナミねぇの次から次からの話に“力”をもらいました。
- 非常に力のこもった話ぶりで、引き込まれるように聞いてしまいました。これからもいろいろな分野で活躍していただきたいと思います。
- 私は今、神戸市障害者就労推進センター内の「ワークセンターひょうご」で働いています。私はパンの仕事か、絵を描くのが好きなので絵を描く仕事に就きたいのですが、なかなか見つかりません。でも、頑張ります。どうしたらいいですか?(本人)
- スウィーツコンソーシアムの活動に注目しています。プロの方に教えていただくチャンスが、たくさんのチャレンジドに巡ってくるよう期待しています。娘を世の中のたくさんの方に出会わせて、親の見出せない能力を見つけてもらえたら…と思っています。
- ナミねぇの前向きな姿勢にとても元気をもらいました。自ら動いて、理想を現実に変えていく力にあこがれます!ことば一つ一つに共感し、感動しました。
- 楽しみに来た甲斐がありました。ここ近年になく中身が濃く、去年のように電車賃損したと思いながらがっかり帰ることはありません。来てよかったです。
- 子どもが発達障害と診断されて、参観日などに学校へ行くと他の保護者に対して恥ずかしいという思いをいつも持っていたのですが、この子は私の子どもですと、自分の子のことを誇りというのではないですが、自慢に思えるようになれるといいなと思いました。学校の先生にも保護者にも、こういうお話を聞いてもらえる機会が、いくつもあればいいのにと思います。
(非会員の保護者)
- とにかく勇気と希望をいただけました。ありがとうございました。
- 本当の意味での自立を支援しているグループがあることを、はじめて知りました。障害を持つ親として心強い限りです。この活動が、ますます広がることを願います。私もグローバルな考えを持ち、少しでも自立を支援できるよう、頑張っていきたいです。
- エネルギッシュな方だと思いました。子どもの年齢が上がる程、親の介護の問題も出てきます。社会福祉のしくみが見えてきて、いろいろなところで助けていただいたり、疑問にぶつかったり…。先のことを考える余裕も無く生活しています。(1日1日を大事に過ごすだけで精一杯です。)
- とっても元気をもらいました。今日はお話が聞けて、本当に良かったです。いつも親として何かしなくちゃ、子どものために何かしなくちゃ、親だから何かすべきだ!と強迫観念?みたいなものが大きくなるばかりで、実際には自己嫌悪の繰り返しで落ち込むことが多くなるんですが、ナミねぇの話はとても自然で責められている感がなくて、勇気と元気が出ました。前向きに親子でより良く生きていけるよう、頑張っていきます。
- プロップステーションのホームページは拝見させていただいておりましたが、実際にお話を伺うことができまして良かったです。
- 娘にプロップのホームページがあることを知らせることが出来るチャンスが作れた。
- 勇気と希望をもらいました。
- ナミねぇの講演は2回目です。初回は神戸しあわせの村で開かれた「ダウン症の大会」です。娘がダウン症で養護学校に通っていて今回の案内を知りました。兄弟が多く、私も仕事を持っていて、娘のために何もしてやれないのが現状です。今日のナミねぇのお話を聞いて、障害のある人が少しでも生きやすい、楽しい社会づくりが出来たら…関われたら…と思いました。私もナミねぇがプロップを立ち上げたときと同じ42歳です。のんびり屋の私に「焦り」「勇気」を教えてくださいました。私も娘のために何か出来ることはないか…もう少し考えてみます。
- 力強い内容のお話に感動しました。
- 子どもがまだ小さいので、将来就労できるか、どういう仕事なら可能性があるのか、などと想像がつかないのと、期待してうまくいかなかったら…という思いであまり具体的に考えないようにしていたように思いますが、障がいがあっても仕事につける世の中になるようにするにはどうしたらいいか、一人ひとりの力は小さくても、常に考えることで明るい将来が待っているかも、期待していいかも、と勇気がもらえた気がします。
- 非常に引き込まれる内容。
- 子どもの将来が見えない中、この講演を聞いて自分はこれから何が出来るだろうと考えていく一歩になった気がします。私も強いお母さんにならなくては、と思いました。
- いつもパワフルなお話で、聞くたびに勇気をいただきます。ありがとうございます。
- 竹中さんのホームページを以前に読んだことがありましたが、講演を聞きその活動のエネルギーを改めて感じることができ、大変良い機会となりました。就労活動の具体的ケースをもっと聞きたかった。
(学生)
- 来てよかった。濃い時間でした。まだ学生でこれから就活ですが、人生を考える上でも良いヒントになりました。
(教育関係者)
- 新しい考え方をもらったという感触がありました。
- ナミねぇのパワーをものすごく感じました。特別支援学校の高3を昨年度卒業させたところだったので、考えさせられることがとても多かったです。また、もっと前にプロップのことを知っていれば、もしかしたら高3の生徒たちの進路も変わったのかと思いました。本当に話し方もパワフルで引き込まれるものがあり、楽しく勉強させていただきました。ありがとうございました。
(その他)
- とてもわかりやすく楽しいお話を聞かせていただく事が出来ました。ナミねぇから、心意気というか…人としてとてもとても大切なものの一端を教えていただけたような気がします。明日からも仕事頑張ろうと思えました。
- とてもパワーのある、聴いていて元気にさせてもらえるようなナミねぇのお話、とっても気持ちが良くなりました。今いる子どもたちを、どう社会の枠にはめていくかだけでなく、ニーズに合わせて、特性に合わせてどう社会が柔軟にかたちをかえていけるかが大切なのではないかと思いました。自分の仕事にも活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
- パソコンが唯一のお友達、という息子にとってプロップの存在は大きな希望となりそうです。帰宅後さっそくHPをゆっくり読ませていただきます。ナミねぇの世界にはまりそうです。
【特に印象に残った内容】
(会員)
- アメリカと日本の制度の違い。各々が身の丈に合った働き方ができ、ほこりを持って生きていけるようにすることを目指す。
- 障害者を健常者と同じ社会人として、現実の社会で自立し働けることを具体的に実現させていくことをお聞きして、すごいなと感動しました。「働けない」ではなく、「働くためにどうするか」を考えるということは大切なことだと思いました。私もチャレンジドの母として、このような活動を支えていければ良いなと思いました。
- 「気にはしても苦にしない」「一人ひとりの力を活かせる社会に」「困ること、不便なこと」そう感じる人が出来ること、どんな方法で出来るかを学ぶ。
- 働ける人にしていく。
- アメリカと日本との、障害者に対する考え方の違い。すべての人が「誇りを持てる社会」を実現するためには、「負担を負えない人」という決め付けをしていてはいけない。いろいろな世界の人とタッグを組むことで、理想を実現していく。
- 私も息子の障害によって新たな人のつながりが出来ました。コミュニケーションは難ありでも、何らかの生きる道、すべての人が自分の持てる力を発揮できる社会づくりを親自らが…本人が作り出さなければという内容と感じました。人として労働者としてほこり。出来ない、働けないとはじめから思わない。視点を変える。
- チャレンジドを納税者に。
- 「ユニバーサル社会の実現を」。親が安心して死ねるように、就労できるようにする。(まさにそうだな〜と思います。日ごろから感じています。)気にかけて苦にしない。
- 気にしていいけど、苦にするなという言葉が印象に残りました。
- ナミねぇのお父様の言われた言葉。そのどこがおかしいのか考え、前向きに生きていく姿がすごいと思いました。いろいろな所へ交渉していく行動力がスゴイ。
- 心配のあまり、先のこと、困ること、不便なことを考えてました。できることを考え、前向きにとらえていく勇気をいただきました。
- 元気をあびて、私も何か動き出さないといけないな、と思った。内容よりナミねぇのエネルギーが印象に残りました。
- 「気にしていいけど苦にするな」という言葉。周りに助けてもらいながら子どもを育てていく大切さ。
- 「どんな子もその子のペースで成長できる」という言葉を聞き、とてもうれしく思いました。
- 障害者を取り巻く日本の制度について、改めて気づき、いろいろ考えさせられた。
- 従来の福祉に対する考え方に疑問を持ち、実社会に即した現実的な対応を目指している点。
- 障害の子を持ったことは重荷ばかりでなく、福祉にもうまくお世話になりながら、生き生きと活躍されている姿は私たちのあこがれであり見本です!どうぞますますのご活躍を。
- すべてですが、「気と苦」の話。
- 常に気にかけてください。アイデアがわいてきます、という言葉。37歳のお子さんも成長されている(細かい観察によって発見されている)話を伺い、子どもの成長を楽しみに、ほめていけると思いました。
- 親が死んだ後の子どものことが心配という同じ気持ちから、活動が始まったということを聞いて印象に残った。基本はみな同じ気持ちなんだなとうれしく思った。
- 大平光代さんや村木厚子さんとの交流に驚きました。ネットワークの広がりは、ナミねぇの人柄だと感心しました。
- 「気にするのはいいけど、苦にするな」まさに心に響きました。「安心して死ねる社会にしたい。」
- それぞれの人が自分にできるものをみつけて、生き生き生きていける社会を目指す姿勢に力強さを感じました。まちがったり困ったりしている時、ただ手を差し伸べることだけが周辺の人の役割ではなく、その人が働けるようになるため考えることが大切である。
- どうやってタックスペイヤーなるのか…という話がよかったです。実際に自分の能力でお金がもらえるようになった方の話は良かったです。
- 報道で伝わる村木さんの話と竹中さんからの話が大きく違い、驚きました。誰かに陥れられたとすると、とても気の毒です。制度を変えようとすると、反発も大きく嫉妬も多く、ナミねぇもご苦労が絶えないのでは…。特に雄弁な女性は煙たがられるので、先頭に立つことのリスクを感じました。
- 気にはするが苦にしない、共感しました。
- 気にしても苦にするな。
- 行政との関わり方がとても興味を持ちました。「気にしても苦にしない」とても大切なことですね。「待つ」大切さも感じました。
- 一流のプロの人に教えてもらうことができる。日清さんのパテェシエとの遠隔コラボ。
- どの業界(世界)にも今の制度に疑問を持ち、日本の国がよくなるように考えている人がいるので、そのような人とタッグを組むことが大事である。
- 実体験に基づいた話なので、すべてに情熱がこもっていて印象に残りました。
- 「夢」を見た絵の上手なお嬢さんの話。お母さんの「夢を見させないで!」の言葉が、今の日本の現実であるが、それを「ふ〜ん」と流してしっかりサポートしてくださるナミねぇのようなサポーターが存在することに感動し、子どもに夢を見させてやりたくなりました。
- チャレンジドを納税者に! 何かを始めるのに遅いということはない。
(非会員の保護者)
- ナミねぇが自分の娘さんのことを、とても楽しそうに話されていたことです。子どもに対して自分がいつも否定的なことが反省されました。
- 「気にして苦にしない」についての話。家族で煮詰まらないで、第三者を入れる話。
- チャレンジドを納税者に。プロップの活動・ポリシー。気にはしても苦にするな。働けないと思うのではなく、働けるように!趣味ならいいけど仕事として技術を取得するには、一流の先生に習う。ナミねぇの子どもさんへの愛情。
- コンピューターを使うことで、在宅でなおかつ障害のある人はとてもやりやすいやり方でグラフィックその他の仕事をすることが出来るという可能性。
- 一番心配だったのは、仕事が出来るか、家庭を持てるかということだったので、お話が聞けて良かったです。
- 作業所とプロップの違いのお話。
- 障害者自身も働いて税金を払うというお話の内容に感動した。
- 「チャレンジドを納税者にする」半分あきらめていたので、目が覚めた思い。プロップステーションのホームページは何度か拝見しています。今日のお話から、ホームページの奥にあるメッセージがよくわかりました。
- 作業所はお世話のプロで、就労を見出すプロではないという話。
- 国の制度がよりよく変わるよう、願っています。
- 自立とは、その人その人の力で生きることであり、チャレンジドを特別扱いすることではない。
(教育関係者)
- 福祉のプロだけ、教育のプロだけでの限界点、という話やアメリカでの職に就いているチャレンジドの話は、とても勉強になりました。「他人を介護する」という話には、うなづいてしまいました。
- 社会の仕組みなどわかりやすく教えていただきました。アメリカとの比較など面白かったです。
(学生)
- 村木厚子さんの話。行政を動かせる人と組む大切さ。アメリカの事情が興味深い。神戸スイーツのプロジェクト。(さまざまな人、技術が関わっているのが新しい発見。)
(その他)
- 働ける、働けないは一方から見て決めてはいけない。働けるようにするには、どうすればいいか。今ある型にはまった考えしか出来なくなるようでは、頭の固い人間になってしまうなあと思いました。自由に大きくそして確実に物事を考えたいと思いました。
- 福祉のことは難しいことだと思いました。作業所が福祉の中におさまっている(!)のはもったいないことだと私もずっと思ってきました。もっともっといろいろな人がどうすれば働けるようになるか、活かされるか、考えて行動に移していける人に、私自身がなりたいと思いました。「プロが必要」というのも、とても印象に残っています。