点字カラオケ最新情報です!

2010年3月9日

ナミねぇです。3月7日の日曜日、兵庫県神崎郡の市川町身体障害者福祉会のお招きで、「すべての人が誇りを持って生きられる社会に」と題して講演をさせていただきました。市川町はのどかな山並みが印象的な町ですが、町の花が「ひまわり」なんですよ。ナミねぇが大好きな花です!

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市川町で講演するナミねぇ

たくさんの皆さんにお集まりいただきました。高齢者の皆さんが、とても熱心に聴いて下さっていたのが嬉しかったですし、また福祉の現場で活躍する若い方とお話しする機会もあり、「市川町に元気を!」っていうナミねぇのメッセージを届けることができたのではないかと思います。

そしてこの日は引き続き神戸に戻って、ナミねぇが客員教授を務める神戸学院大学の地域セミナーにも参加させていただきました。この日の演題は「点字カラオケ」。プロップでも以前からご紹介しているカラオケJOYSOUNDが開発した「点字ピンディスプレイを利用したカラオケ機器」のデモンストレーションです。司会を務めるのは荻野恵美子さん。

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点字カラオケで歌う馬場先生。

点字カラオケは視覚障害を持つチャレンジドの方には点字ピンディスプレイで、そして弱視やお年寄りの方には拡大文字と見やすい画面で歌詞を表示できる、とてもユニバーサルな機器なんですよ。

神戸市立盲学校の馬場先生にもご参加いただき、実際に歌いながら点字カラオケを体験してもらいます。聴講者の皆さんも機器の周りに集まり写真を撮ったり、専門的な質問をしたり、大変熱心に耳を傾けていました。

そしてそしてこの日は何とシークレットゲストとして、第45回日本レコード大賞新人賞を受賞した歌手の神園さやかさんが出演してくれたんです。彼女の登場で会場は大いに盛り上がりました。集まった若い男性の多くが彼女のファンで、熱い視線でステージを見つめていましたが、点字カラオケ機器を前に、担当者に技術的な質問を浴びせていたのも彼らでした。社会的意識の高い若者に支持されるさやかさんもまたとても知的な方で、この日は彼女本人の意向で完全にボタンタリーな立場で参加くださいました。さやかさんのいっそうのご活躍にナミねぇは心から期待したいと思います。

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神園さやかさん&ナミねぇ

セミナー終了後の懇親会では、広島出身のさやかさんと「お好み焼き談義」。お好み焼きは、焼き方の違いもあるけど、やっぱりソースが決め手で、おたふくソースvsオリバーソース、これまた、どっちも旨いのよね!ということで、懇親会場が「県民ショー」状態。ナミねぇは広島風も関西風も、お好み焼きならどっちも好きだっ!って、結局落ち着きどころはここ。旨けりゃ良いじゃないの!ははは。

これからの季節、神戸から全国に「いかなごのくぎ煮」が飛び交う、という話題でも盛り上がり、楽しい宴は果てしなく続くのでした・・・完。

点字カラオケが全国に普及して、視覚障害チャレンジドも年配の人も若者も、皆が一緒にカラオケを楽しめるようになって欲しいと心から願うナミねぇです。

by ナミねぇ

 

関連リンク

神園さやかさんのオフィシャルホームページ

「点字カラオケ」紹介ページ

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