村木厚子さんの保釈が決定しました

2009年11月25日

[写真]:村木厚子さんとナミねぇのツーショット

5ヶ月の長きにわたり、大阪拘置所に囚われの身となっていた親友「村木厚子さん」の保釈が11月24日に決定し、翌夕、記者会見。
その後、ご自宅のある東京に戻られました。

厚子さんが拘置所におられる間に政権交代しましたが、私は厚子さんが東京に戻られるその日(11月25日)、総理官邸で開催された「雇用戦略対話」に出席。
鳩山総理はじめ閣僚の皆さんや委員の皆さんに「チャレンジドが誇りを持って働けるユニバーサル社会の実現」について意見を発表した後、厚子さんをお迎えに東京駅に向かいました。

新幹線から降り立った厚子さんに駆け寄って、思いっきりハグし合いながら「本当に、本当にお疲れ様でした!!」と声をかけたものの、感無量で後は言葉になりませんでした。

公判は、来年1月後半から始まりますが、公正な裁判が行われ、厚子さんの無実が明らかになり、名誉が回復されることを願ってやみません。
まだまだ厚子さんの闘いは続きますが、一人でも多くの皆さんが応援して下さいますよう、心からお願いいたします。

写真は、東京駅地下駐車場での「厚子さん&ナミねぇ」の、ツーショットです。携帯で撮ったので、ちょっとボケてるけど、許してね。(^_^)

by ナミねぇ

支援者の皆さまへ、村木厚子さんからメッセージが寄せられました

皆様に大変ご心配をおかけしましたが、11月24日、やっと、保釈になりました。6月14日の逮捕から5ヶ月以上拘置所で暮らしたことになります。拘置所では、職員の方々によくしていただいて、静かに安全に暮らすことは出来ましたが、期間が長くなるに従い、いつまでこうした生活が続くのかと、不安も大きくなってきておりましたので、私も家族も本当にホッといたしました。

拘置所での生活に耐えられたのは、本当に皆様のご支援のおかげです。接見禁止が取れてからはほぼ毎日誰かが面会に来て下さいましたし、沢山のお手紙や、メッセージ、伝言をいただきました。拘置所の中で、悲しくて泣いたことが一度もないとは申し上げませんが、その何十倍も、自分がいかに周りの方に恵まれているかを思ってうれし涙を流しました。

拘置所での生活を数字などで総括してみますと、次のようになります。

  • 面会に来て下さった方:約70人
  • 頂いた手紙:約500通
  • 麦飯ダイエットの効果(?)で体重:6キロマイナス
  • ストレッチと室内体操のおかげで腕の筋力:アップ
  • 歩き回れなかったので、足の筋力:ダウン
  • 差し入れていただいた本を中心に読んだ本:ちょうど150冊

弁護士の先生から、「拘置所生活は意外に疲れがたまっているもの、とにかく1ヶ月は普通の暮らしは無理、体をしっかり休めるように」というアドバイスをいただきましたので、まず、年内は体調を整えることに専念しようと思っております。

1月末からはいよいよ裁判が始まる予定です。弁護士の先生方のお力を借りて、真実を曲げずしっかりと主張をして、無実を証明したいと思います。がんばります。

ご支援をいただいている皆様お一人お一人に直接御礼を申し上げるべきところですが、まずは、この場をお借りして心からの御礼を申し上げます。

村木 厚子

※ 雇用戦略対話

総理官邸で開催された「雇用戦略対話」
左中央 鳩山総理、右手前 ナミねぇ
(TBS NEWS より)

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