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在日米国大使館のプレスリリース

在日米国大使館のホームページでも紹介されました

[日本の勇気ある女性賞賞状]

「日本の勇気ある女性賞」
表彰式のご報告

〜米国大使館主催「国際女性デーを祝うレセプション」において〜

2009年3月6日

2009年3月5日(木)18:30から開催された、米国大使館主催「国際女性デーを祝うレセプション」において、竹中ナミは「日本の勇気ある女性賞」を授与されました。この受賞は、決してナミねぇだけに与えられた栄誉ではなく、プロップの仲間たち、そしてご支援下さる皆様のご助力に対するものと確信しています。当日の模様を、写真を添えてご報告いたしますね。(^_^)

当日は「国際女性デーを祝うレセプション」の名の通り、日本の各界で活躍される女性たち約80名が招かれ、会場であるジェームス・P・ズムワルト在日米国大使館臨時代理大使の公邸は、とっても華やかな雰囲気でした。

[写真]ズムワルト臨時代理大使(右)、カンバラ東京アメリカンセンター館長(左)と。
(写真クリックで拡大してご覧頂けます)

ジェームス・P・ズムワルト氏 は、オバマ政権における駐日大使であるジョセフ・ナイ氏が日本に赴任されるまでの間、臨時代理大使を努められるものです。

レセプション会場の入り口で、ズムワルト氏とアン・カンバラさん(東京アメリカンセンター館長)が、温かく迎えて下さったんですが、カンバラさんは以前、労働参事官として大使館に赴任しておられた頃、プロップの主宰する「チャレンジド・ジャパン・フォーラム国際会議in千葉」にご出演下さっただけでなく、日米のチャレンジド就労政策について熱く語り合った仲でもあります。久しぶりのカンバラさんとの再会はとても嬉しかったです!! しかも彼女とズムワルト氏はご夫妻であることも知り、ご縁の深さを改めて感じました。

[写真]高円宮妃と

レセプション会場に入って勧められたワインに口をつけていると、ご来賓の高円宮妃久子様が入って来られ、私と目が合うなり「あなたが今日表彰を受けられる竹中さんね!」と温かい笑顔で近づいて来られたので「はい、ナミねぇと呼んで下さい」と応えながら、固い握手を交わしました。ショートカットのヘアスタイルがすごく素敵で、とってもフランクな方でした。

高円宮妃は、三女の絢子さんが学習院女子高等科を間もなく卒業され、高齢者・障害者の福祉の勉強が出来る大学に進学される予定ということで、「ナミねぇの活動に大変関心を持ちながら今日は来ました。障害をお持ちのお嬢さんのこともお聞きしています。いつか娘にも会ってやって下さいね。」と言われたのでビックリすると同時にとても嬉しかったです!

[写真]ナミねぇをご紹介下さる、ズムワルト氏

そうこうするうちに、招待客の皆さんでレセプションルームがいっぱいになり、ズムワルト氏の開会のご挨拶があったんやけど、手にした用紙に書かれた挨拶文が、漢字交じりの完全な日本語で、英語のルビさえ振ってないのにまたまたビックリ。自分が英語を喋れないどころか、英語の勉強を全く放棄してることが、ちょっと恥ずかしかったです。

ご挨拶に引き続き、部屋の隅に置かれたグランドピアノの前で表彰式が行われ、大使館の紋章の入った英文の表彰状をズムワルト氏から贈られました。

[写真]
表彰状を読み上げるズムワルト氏、森山元法務相、高円宮妃、ナミねぇ

[写真]ナミねぇより感謝のご挨拶

「一言、受賞のコメントをお願いします」と言われたので、「本日の受賞を心から光栄に思います。重症心身障害のチャレンジドである娘のおかげで自分の今日があります。娘自身は働けないけれど、働く意欲を持って努力を続けるチャレンジドの仲間たちやスタッフ、そしてたくさんの人たちの応援でプロップの活動が推進されてきました。今日の表彰は、そうした全ての人と一緒に受賞するという気持ちです。またプロップは米国防総省CAPと連携しながら活動を進めていますが、CAP理事長であり尊敬する友人であるダイナー・コーエンさんは昨年末、行政職員最高の栄誉である<大統領クオリティ賞>を受賞され、私の今日の受賞と合わせ、米国のチャレンジド政策の奥深さを改めて実感しています。これからも大使館の皆さん、お集まりの皆さんの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。」というご挨拶をさせて戴きました。

[写真]乾杯!!

その後、他にもプログラムが続くと思っていたんやけど「今日の会は、貴女を表彰することがメインなのです。表彰させて戴けたことを光栄に思っています。」と言われて、またまたビックリ!!! 来客の皆さんから、「おめでとうございます!」という声をいっぱいかけて戴き、名刺を交換させて戴き、ビュッフェ形式で美味しいお料理の数々を堪能させて戴きました。元法務大臣の森山真弓さんや、元文部大臣の赤松良子さん、野中ともよさん、木全ミツさんたち顔見知りの方もたくさんおられ、「ナミさん、これからも頑張って!」と激励して下さいました。初めてお会いした方の中には「ナミねぇのメルマガ読んでますっ!」って声をかけて下さった若い女性もおられ、思わず「ホンマでっか!?」と聞き返してしまいました。嬉しかったです、はい。(^o^)

[写真]
カンバラさん(左)、高円宮妃(中央)と語り合う

20:00を過ぎて公邸を後にしましたが、2日前に雪が降ったというのが嘘のように暖かく、肌に触れる風に春の香りが感じられる、東京の夜でした。

[写真]大使館政治部ダニエル・ギャレット氏(表彰の窓口を担当)と

今回の受賞を励みに、これからもチャレンジドの就労の推進と、ユニバーサル社会の実現をめざし、一層努力を続けたいと思っています。皆さんの変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

なお、4月12日(日)12:00から「神戸三宮サテンドール」にて、19日(日)12:00から「六本木サテンドール」において、「ナミねぇ還暦&日本の勇気ある女性賞受賞記念パーティ&ライブ」を、友人たちが企画して下さっています。ライブでは、自作の詩「娘マキに捧げる唄」(作曲:せきこうじ)も歌わせていただく予定です。詳細は改めてご案内いたしますが、ご都合のつく方は、ぜひぜひお運び下さいね!! 心からお待ちしています。

[写真]大使館へ向かう前のオフィスで、プロップ東京スタッフたちと

by ナミねぇ

PS.当日は女性の集いなので「大使館員以外、男子禁制」と言われたんやけど、受賞者ということで許可を戴き、英語が堪能な男性スタッフ:近藤正規(スタッフ写真、右から二人目)が同行。写真撮影も担当してくれました。

 

新聞報道へのリンク

3月17日毎日新聞朝刊3面「ひと」欄で紹介されました!

3月11日神戸新聞朝刊1面コラム「正平調」で紹介されました!

3月9日読売新聞朝刊2面「顔」欄で紹介されました!

 

「日本の勇気ある女性賞」表彰状です

[写真]

在日米国大使館

勇気ある日本女性賞

竹中ナミ

「身体的障害を抱える数多くの人々が、それぞれの能力を生かして、生産的に、そして尊厳と独立心をもって生きてゆくことを手助けしてこられたことに対して」

ジェームス・P・ズムワルト
在日米国大使館臨時代理大使
2009年3月5日

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