安藤美紀さんの聴導犬漫画 『サミーに優しい台湾』のご紹介

2009年1月19日

ナミねぇです! ミキティこと安藤美紀さんはプロップ・ステーションのパソコンセミナーでグラフィック技術を学び、現在はNPO法人MAMIEを主宰しながら、漫画家として、また講演活動などでも多忙な生活を送っている重度聴覚障害のチャレンジドです。

ナミねぇの友人でもある彼女の新刊『サミーに優しい台湾』が発売となりましたのでご紹介します。「聴導犬を日本で増やそう!」を合言葉に活動しているMAMIEから一昨年出版された、聴覚障害チャレンジドの谷口由美(ゆんみ)さんと聴導犬サミーの交流を描いた前作、『天使からの贈り物』の待望の続編です。台湾のアイドルユニットF4の追っかけと聴導犬をPRするため台湾に渡ったゆんみとサミーの旅がコミカルに、かつ感動的に描かれています。

[写真]安藤美紀さんの新著
『サミーに優しい台湾』

台湾には聴導犬がいないっていう現状で、旅で出会った人々がサミーをとっても自然に受け入れてくれる様子が描かれていて、ナミねぇは台湾の人たちのきっと多くがユニバーサルな感性を持っているんだなあと思いました。

障害や性別や年齢にかかわらずお互いに尊重しあい支え合うことのできる社会(ユニバーサル社会)は、一人ひとりがこうした感性をあたりまえに持っていることが必要です。昨今の日本での殺伐とした事件の報道に接するたびに、わたしたちが失ってしまったものの大きさをあらためて感じずにはいられません。

F4のメンバーがゆんみとサミーをステージで紹介するシーンは、きっとその場所にいたすべての人たちの記憶に深く留まったことでしょう。こうしたチャレンジの積み重ねが、ユニバーサル社会をめざすうえでとても大切なことで、この漫画を読んでくれた皆さんにその記憶が共有されることをナミねぇは願ってやみません。

この漫画は初版限定発売で、売上の一部は台湾補助犬協会設立に役立てることになっています。皆さん応援よろしくお願いしますねっ!!

by ナミねぇ

 

リンク

NPO法人MAMIEのサイト

漫画『サミーに優しい台湾』のご購入はこちらから!

『サミーに優しい台湾』の紹介チラシ(印刷してみんなに配ってね!)

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