メール de ナミねぇ 【第250号】 by Prop Station

2017年1月17日

◇◆◇            (平成29年1月17日発行)◆◇◇
◇◆◇  メール de ナミねぇ 【第250号】     ◇◆◇
◆◆◆                          ◆◇◆
◇◆◇           プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇               竹中ナミ(ナミねぇ) ◆◇◆
◇◆◇                          ◇◆◇
◆◇◇           by Prop Station◇◇◆
           http://www.prop.or.jp/

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『メール de ナミねぇ』は、MSゴシックなどの等幅フォントで
ご覧下さいね!

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【プロップ・ステーションからのお願い】

皆様意外とご存じないかもしれませんが、プロップ・ステーションは
お仕事のコーディネートもエキスパートです。
プロップで学んだ多くのチャレンジドが、皆さんからのお仕事を
心からお待ち致しております。
もし皆様の中で「お仕事を頼んでみよう」とか「こんな仕事できるかな?」
ということがございましたら、是非お気軽にご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

データ入力や文書のデジタル化(PDF化やワード・エクセル化)
各種映像への字幕の付与もおこなっています。
こうした業務があれば是非お声がけ下さい。

<プロップ・ステーション事務局長 竹中宏晃>

prop@prop.or.jp

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■□◇◆ 第250号 目次 ◆◇□■

【1】阪神淡路大震災から22年の今日、思うこと
【2】2017年初ライブのご案内です!
【3】チャレンジドが、ツムラの生薬を生産する農業法人が、
石狩市に設立されました。
ナミねぇも2月に見学に行く予定です!
【4】オリィさん、村木厚子さん、
成毛眞さん、宮田俊男医師、ナミねぇが集結し
「分身ロボット OriHime」オリパラ・プロジェクトが始動!
【5】筋電義手 障害者の手で
国産・量産化へ、就労モデルづくり

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フェイスブック http://www.facebook.com/nami.takenaka
ブログ http://ameblo.jp/takenakanami/
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☆プロップ東京の情報はこちらで
http://www.prop.or.jp/challenged/seminar/tokyo-seminar.html

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■□◇◆阪神淡路大震災から22年の今日、思うこと◆◇□■

阪神淡路大震災から22年が過ぎ、神戸では震災を体験していない世代が
増えていますが、全国各地で大きな災害は頻発しており、東南海地震も
リアルなものとして感じられる状況になっています。

毎年書かせていただいていますが、私の実家は22年前の阪神淡路大震災
で全焼しました。
また昨年は、母の故郷熊本も震災にみまわれました。
東日本大震災で行方不明になった多くの方々は、未だ家族の元に帰って
いません。

「日本という同じ船に乗る私たち」は、お互いの体験を共有し、支え合
い、智恵を寄せ合って生きていかねばならない状況にあります。

災害は過酷なものではありますが、人と人が繋がり合う契機でもありま
す。
どうやって助け合うのか、支え合うのかを、改めて学ぶこともあります。

22年前の、阪神淡路大震災以降に使われ始めた「コンピュータネットワ
ーク」は、今や誰にとっても身近なものになりました。
性別も、年齢も、国籍も、障害の有無も越え、支え合うことが可能にな
りました。
障害が重くても、ベッドの上から社会に参画し、働くことも可能になり
ました。

プロップ・ステーションでは、阪神淡路大震災を体験したことで、繋が
り合うことの意義を体得したチャレンジドやその家族、関係者たちが、
コンピュータネットワークを駆使して活動してきました。

マイナスの中に、プラスのタネがあることを、私たちは知っています。
災害を越えていくパワーを、私たちは持っています。

天災を無くすことは出来ないけれど、対処するすべを強化し、支え合う
力を一層育んで行きたいと思います。
ぬくもりに満ちたコンピュータネットワークを構築し、一人一人の力が
生かせるよう、プロップ・ステーションとして頑張りたいと思います。

阪神淡路大震災から22年の今日、改めて心に誓う、ナミねぇです。

<by ナミねぇ>

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
http://www.prop.or.jp/news/topics/2016/20170117_01.html

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■□◇◆2017年初ライブのご案内です!◆◇□■

2017年初ライブのご案内です!

朝ドラ「べっぴんさん」にピアニストとして出演中の西田仁さん。
1月21日の「ナミねぇ&ゆうトリオ かんでかんでライブ」でも、
劇中の曲を演奏してくれるそうです。

☆ナミねぇ&ゆうトリオ 元気と勇気がわいてくるライブ☆

日時:2017年1月21日(土)17:30開演(17:00開場)
会場:楽農レストラン「育みの里 かんでかんで」
〒651-2304神戸市西区神出町小東野30-17
(兵庫楽農生活センター内)
http://kandekande.com/
料金:お一人様 3.500円
出演:ナミねぇ(Vo)
ゆう(Gt)
西田仁(P)
波戸就明(Bs)

*とれとての野菜を使った美味しいビュッフェ&ドリンクバー付き
です!!
お申し込み: チラシ(裏面)をプリントして、お申し込み下さい。
FAX送付先:078-964-3101
*ナミねぇに直接お申し込みの場合は nami@prop.or.jp 宛に
お名前、人数、連絡先アドレスと携帯番号 を、お知らせ下さい。
ブログへのご返信、facebookでのお申し込みも、大歓迎です!

ナミねぇのフェイスブック
http://www.facebook.com/nami.takenaka

美味しい野菜とナミねぇの初コラボレーション・ライブ!!!!
多くの皆さまのご参加を、心からお待ちしています。

<by ナミねぇ>

◎ナミねぇ&ゆうトリオ 元気と勇気がわいてくるライブ
フライヤー表面
http://www.prop.or.jp/news/topics/2016/pdf/20161219_01.pdf
フライヤー裏面
http://www.prop.or.jp/news/topics/2016/pdf/20161219_02.pdf
PDFファイルにてご覧いただけます。印刷の際にご利用ください。

○関連リンク
楽農レストラン「育みの里 かんでかんで」
http://kandekande.com/

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
http://www.prop.or.jp/news/topics/2016/20161219_01.html

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■□◇◆チャレンジドが、ツムラの生薬を生産する農業法人が、
石狩市に設立されました。私も2月に見学に行く予定です!◆◇□■

チャレンジドが、ツムラの生薬を生産する農業法人が、石狩市に設立さ
れました。私も2月に見学に行く予定です!

<by ナミねぇ>

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■漢方の生薬生産施設が石狩に誕生
NHK NEWS WEB 1月11日 より転載

医療用漢方薬の原料となる生薬を生産する施設が石狩市に完成し、11
日、関係者に公開されました。

完成した生薬の生産施設は、障害者の就労支援を行う石狩市の農業法人
が、漢方薬大手の「ツムラ」の協力を得て設立しました。

11日は、完成を記念する式典が開かれ、施設の内部が関係者に公開さ
れました。
施設は広さ1400平方メートルで、おがくずなどを固めてつくる「菌
床」を使って、漢方薬の原料となるキノコの一種、「ぶくりょう」の栽
培や加工を行います。

高齢化などを背景に漢方薬の市場規模は拡大していますが、原料の多く
は中国からの輸入に頼っているということで、施設では、年間10トン
を生産して、国産の生薬の活用を広げていきたい考えです。

また、施設では当面、6人の障害者が雇用され、生産が軌道に乗れば従
業員を増やす計画もあるということです。

ツムラの加藤照和社長は、「安定的に質の高い、ぶくりょうが栽培でき
るようになれば、国内での調達が増えるので大きな期待を持っている」
と話していました。

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○関連リンク

 NHK NEWS WEB 漢方の生薬生産施設が石狩に誕生
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170111/5898211.html

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
http://www.prop.or.jp/news/challenged/2017/20170113_01.html

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■□◇◆オリィさん、村木厚子さん、
成毛眞さん、宮田俊男医師、ナミねぇが集結し
 「分身ロボット OriHime」オリパラ・プロジェクトが始動!◆◇□■

2020年のオリパラ(オリンピック・パラリンピック)に、障害など様々
な理由により、会場での応援が叶わない方々が、国内外を問わず「分身
ロボット OriHime」を使って、ベッドの上から観戦・応援が出来るよう
にしよう! という、壮大なプロジェクトがスタートしました。

2020年には、今では想定不能なほど進化しているであろう最先端技術も
取り入れた「分身ロボット OriHime」で「不可能を可能に! 出来る
のか。」 チャレンジドが参画するからこそ出来る、夢のプロジェクト
の企画者の一人として、ワクワクしているナミねぇです!!

 http://www.prop.or.jp/news/topics/2016/img/20170107_01.jpg
[写真]
●成毛邸(まこちゃんち(笑)にて、打合せを行った、
厚子さんとナミねぇ。
●オリィ研究所にて打合せを行った、吉藤所長(オリィさん)、厚子さん、
宮田ドクター、OriHimeで会議に参加した番田雄大くん、ナミねぇ。
●まこちゃんの説明を聞きながら、成毛邸で「VR体験」をする厚子さん。
「自分が重度のチャレンジドになった気持ちで体験してみると、最先
端技術がいかにチャレンジドの自立・自律に必要かが理解できたわ!」
と語った。
●オリパラ会場で、世界各国からチャレンジドたちが「分身ロボット
OriHime」で観戦する予測図を描く、オリィさん。「できれば、
OriHimeに、各国の民族衣装を着せたい!」との夢も。

この夢を実現させるには、多くの人や組織の応援が必要です。
プロジェクト・メンバーとして、オリィさん、厚子さん、まこちゃん、
番田くん、宮田さんたちとともに、支援の呼びかけを開始するための意
見交換が続きます!!!

皆さん、熱いご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!!

 オリィさん:オリィ研究所長、OriHime開発者
村木厚子さん:前厚生労働事務次官
成毛眞さん:HONZ代表、元マイクロソフト社長
宮田俊男さん:国立がんセンター研究室長、医師
番田雄太さん:ベッド上で、OriHimeを駆使してオリィ研究所員として、
またオリィさんの片腕として活躍するチャレンジド
ナミねぇ:プロップ・ステーション理事長(竹中ナミ)

<by ナミねぇ>

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
http://www.prop.or.jp/news/topics/2016/20170107_01.html

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■□◇◆筋電義手 障害者の手で
国産・量産化へ、就労モデルづくり◆◇□■

         毎日新聞 2017年 1月10日発行 大阪夕刊より転載

 本人の意思で指を動かせる筋電義手の国産製品が完成したことを受け、
量産化に障害者が従事する計画が進んでいる。組み立てなどを担って就
労の場とし、障害者が障害者を支える事業に関わる仕組みだ。作業の手
助けとなるマニュアル作りが進められており、来年度の量産開始を目指
す。【桜井由紀治】

[写真]
http://www.prop.or.jp/news/topics/2017/img/20170110_01.jpg
竹中ナミさん(右)と林和也さん(左)のアドバイスを受けながら国産
筋電義手(左手前)の組み立て実験をする宮崎智弥さん=神戸市東灘区
で、幾島健太郎撮影

 開発責任者で兵庫県立リハビリテーション中央病院(神戸市西区)の
陳隆明医師(56)と、障害者の自立を目指す社会福祉法人「プロップ・
ステーション」(同市東灘区)の竹中ナミ理事長(68)が、障害者の
就労モデルを創出しようと協力して進めている。

 国産筋電義手は昨年11月に完成。手首から指先部分に当たる「手先
具」部分の原材料を、従来製品の金属からプラスチックにした。軽量化
とコストダウンを実現、レーザー加工機で部品を切り出すことができて
量産しやすくなった。障害者は、この手先具の部品切り出しや組み立て
に従事して報酬を得る計画だ。

 筋電義手は、約50種類の細かい部品や関節部分に糸を通してリール
で巻き上げ、指の屈伸を自在にさせる複雑な構造をもつ。緻密な作業が
求められるが、集中力があり作業が丁寧な面がある障害者は習熟すれば
十分担えるとみている。

 現在、障害者の参加を得てプロップ・ステーションでマニュアル作り
が進む。先月には法人施設で組み立て実験があり、知的障害のある宮崎
智弥さん(29)=同市灘区=が、関節部分の部品をネジでつなぎ合わ
せる作業をした。部品の判別に苦労した宮崎さんは、マニュアルを担当
する法人就労支援員の林和也さん(41)に、部品を色で判別できるよ
う提案した。宮崎さんは「難しいけど、やりがいがある。頑張って速く
作業ができるようにしたい」と話した。

 こうした実験を重ねて意見を反映させたマニュアルは、障害者に分か
りやすく図を多用する一方、説明文を平易にする方針だ。今年度中に完
成させ、来年度の量産化に向けて従事する障害者を募る。

 長女マキさん(43)が重症心身障害者で、障害者を「チャレンジド」
(挑戦する人)と呼ぶ竹中さんは、「どんな障害があろうが、人には人
を支える力がある。『この人には無理』と最初から就労をあきらめさせ
られていたチャレンジドの眠れる力を生かしたい」と話す。

<by ナミねぇ>

◎この記事はプロップのホームページでもご覧いただけます
http://www.prop.or.jp/news/topics/2017/20170110_01.html

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☆メール de ナミねぇ 【第250号】
平成29年1月17日発行
☆発行元:社会福祉法人プロップ・ステーション
URL http://www.prop.or.jp/
☆お問合せ先:  〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6−9
神戸ファッションマート6E−13
社会福祉法人プロップ・ステーション広報
メールアドレス:kouho@prop.or.jp
☆発行:原則として毎月1〜2回
☆『メール de ナミねぇ』は『まぐまぐ!』
http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
☆ご意見・ご感想をお待ちしております。
kouho@prop.or.jp こちらまで。
☆バックナンバーはこちらでご覧いただけます。
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