メール de ナミねぇ 【第83号】 by Prop Station

2009年12月25日

◇◆◇           (平成21年12月25日発行)◆◇◇
◇◆◇  メール de ナミねぇ 【第83号】      ◇◆◇
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◇◆◇           プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇               竹中ナミ(ナミねぇ) ◆◇◆
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◆◇◇           by Prop Station◇◇◆
           http://www.prop.or.jp/

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『メール de ナミねぇ!』はMSゴシックなどの等幅フォントでご覧下
さいね!

■□◇◆ 第83号 目次 ◆◇□■

【1】ナミねぇは、12月24日に首相官邸で開催された
              雇用戦略対話第2回会合に出席しました

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■□◇◆ナミねぇは、12月24日に首相官邸で開催された
          雇用戦略対話第2回会合に出席しました◆◇□■

メリークリスマス!!

ナミねぇです。みなさん素晴らしいクリスマスをお過ごしのことと思い
ます。ナミねぇは12月24日のクリスマスイブの日に、首相官邸で開
催された雇用戦略対話の第2回会合に出席しました。その模様がNHK
テレビで紹介されました。

NHKの放送はこちらでご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=ae1HmHRNNV4

雇用戦略対話は政府の緊急雇用対策に基づいて、鳩山総理の主導で労働
界・産業界を始め各界のリーダーや有識者が参加して、意見交換と合意
形成を目的に開催されています。ナミねぇはその第1回会合から参加し
て、チャレンジドの就労促進につながるICT技術の開発を支援する制
度の創設や、NPOの活用などを提言しましたが、このほど第1回の議
事概要が発表されましたので、ナミねぇの発言部分を以下にご紹介しま
す。

鳩山総理(ナミねぇは親しみを込めて由紀夫さんとお呼びしています)
は、その所信表明演説で「チャレンジド」という言葉を引用して、障害
者の就労についての深い理解を示されました。プロップ・ステーション
が1991年の創設当初から提唱している「チャレンジド」の呼称を所
信表明演説で使われた総理大臣は由紀夫さんが初めてだと思いますが、
先日の神戸スウィーツ・コンソーシアム修了式にはご多忙のなかビデオ
メッセージを寄せていただき、卒業してゆくチャレンジド・パティシエ
たちを励ましてくださいました。また一昨年の春にプロップ主催により
開催した「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」でも、当時
の民主党幹事長として会場に駆けつけて下さり「ユニバーサル社会の実
現は、民主党としても全面的に賛同し、協力します」と力強くエールを
送って下さいました。

神戸スウィーツ・コンソーシアム修了式への鳩山総理ビデオメッセージ
http://www.prop.or.jp/news/topics/2009/img/ksc_hatoyama.wmv

ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム
http://www.prop.or.jp/works/symposium2008_hatoyama.html

このように由紀夫さんはプロップのよき理解者であり、温かい応援を続
けてくださっています。総理主導による雇用戦略対話を通じて、チャレ
ンジドの就労促進が大きく前進することをナミねぇは願ってやみません。

またこの会合の意見交換では、原口一博総務大臣より「チャレンジドを
タックスペイヤーにという考えは、我々の新しい雇用戦略の中心である
べきである。総務省としては、このICTを駆使したモデル事業を来年
度要求で概算要求している。障害はその人の中にあるのではなく、社会
の側にあるということを政府全体として訴えていきたい。」との力強い
決意表明をいただきました。原口大臣とは先日、月刊ニューメディア誌
の主催により対談をして、その模様が新春の同誌上で掲載されますので
御期待くださいね。

                ◇

早いもので、今号が今年最後のメルマガとなります。どうぞ皆様、健康
に留意され、良き新年をお迎えください!

<by ナミねぇ>

■雇用戦略対話の第1回会合におけるナミねぇの提言概要

○竹中プロップ・ステーション理事長

・プロップ・ステーションでは、ICTを駆使して全ての人が支えある
という誇りを持って生きられるユニバーサル社会の実現を目指している。
障がい者を、その可能性に着目した呼称である「チャレンジド」と呼び、
彼らがタックスペイヤーになれるような日本を目指して活動している。
「チャレンジド」という言葉は、鳩山総理の所信表明演説でも使われて
いた。

・チャレンジド、とりわけ通勤困難や体調の不安定さを伴うチャレンジ
ド、介助などの必要な方々にとっては、今の日本の法定雇用率の制度だ
けではなかなか働く場が得られない。究極のワークシェアリングのよう
なシステムをつくることが重要である。体調等に合わせた不定期な働き
方や在宅就労を可能とするなど、多様な働き方を選択できる社会システ
ムをつくることが必要である。

・ICTの活用によってチャレンジドの労働参加が可能となる。ノウハ
ウを蓄積したNPOを活用したり、チャレンジドのスキルアップや就労
促進につながるようなICT技術の開発を支援する制度の創設が望まれ
る。
(首相官邸発表「雇用戦略対話 第1回会合 議事概要」より抜粋)

議事概要全文はこちらでご覧いただけます
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koyoutaiwa/dai1/1gijigaiyou.pdf

■雇用戦略対話 第1回会合
1.日時:平成21年11月25日(水)17:35〜18:39

2.場所:官邸4階大会議室

3.出席者:

【雇用戦略対話構成員】

鳩山 由紀夫 内閣総理大臣、菅 直人 副総理、平野 博文 内閣官房長官、
長妻 昭 厚生労働大臣、古賀 伸明 日本労働組合総連合会 会長 、團野
久茂 日本労働組合総連合会 副事務局長、大橋 洋治 社団法人日本経済
団体連合会 副会長、岡村 正 日本商工会議所 会頭、樋口 美雄 慶應義
塾大学商学部教授、宮本 太郎 北海道大学大学院法学研究科教授

【関係閣僚及びその他関係者】

原口 一博 総務大臣、藤井 裕久 財務大臣、川端 達夫 文部科学大臣、
直嶋 正行 経済産業大臣、松野 頼久 内閣官房副長官、松井 孝治 内閣
官房副長官、細川 律夫 厚生労働副大臣、荒井 聰 内閣総理大臣補佐官
(国家戦略担当)、富岡 康夫 全国高等学校長協会 就職対策委員会副
委員長、東京都立富士森高等学校長、永井 和之 中央大学総長・大学長
就職問題検討委員会委員長、竹中 ナミ 社会福祉法人プロップ・ステー
ション理事長

■関連リンク

首相官邸 雇用戦略対話のページ
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koyoutaiwa/

ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム
http://www.prop.or.jp/works/symposium2008.html

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☆メール de ナミねぇ!【第83号】
                   平成21年12月25日発行
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