パンニュース 令和3年3月15日より転載

神戸スウィーツ・コンソーシアム
消費者志向活動章を受章
「公益性高く優れた取り組み」と評価


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神戸スウィーツ・コンソーシアム
消費者志向活動章を受章
「公益性高く優れた取り組み」と評価

日清製粉(山田貴夫社長)とプロップーステーション(竹中ナミ理事長)が共催する「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」のパティシエを目指すチャレンジドを支援する活動がこの度、消費者関連専門家会議(ACAP)が主催する第6回2020年ACAP消費者志向活動表彰にて消費者志向活動章を受章した。

「ACAP消費者志向活動表彰」制度は、消費者志向経営を推進・支援する観点から称賛に値する企業や団体等が行う活動に、「消費者志向活動章」を授与するもの。

KSCの取り組みは、「チャレンジドのプロとしての成長や自立に本業を通じて長年取り組み、実績を出している。チャレンジドの夢や未来をサポートする活動は公益性も高く非常に優れた取り組み」と評価された。表彰式は、2月25日、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で行われた。

KSCは、「洋菓子発祥の街といわれる神戸からチャレンジドのパティシエを育てよう」と企画された日本で初めての試み。チャレンジドの就労の促進や雇用の創出を目指すプロップ・ステーションの活動に日清製粉が共感し、2008年度に第1回が開催された。以来、活動は毎年継続され、全国で将来パティシエとして働きたいと望むチャレンジドに、菓子づくりの技術だけではなく、販売につながる知識を学ぶ場を提供している。これまでのべ224人が受講し、修了生が講習会で学んだスイーツを商品化した事例もある。

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