神戸新聞 2011年8月31日より転載
ロビー
熱い思い、音楽とともに
プロップ・ステーション理事長 竹中ナミ氏
「神戸から音楽とともに、熱い思いと義援金を東北に届けたい」。ITなどで障害者の就労支援に取り組む社会福祉法人プロップ・ステーション(神戸市東灘区)理事長の竹中ナミ氏(62)が、東日本大震災のチャリティライプを開いた。
「重度障害の娘が笑ってくれる」ので歌うようになり、還暦を機にミュージシャンらと「ナミねえBAND(バンド)」を結成。月に1〜2回、演奏活動を続けてきた。「人とつながるという意味で本業も音楽も大切」
ライブでは150人を前に「上を向いて歩こう」などを熱唱、義援金を集めた。「被災地の復興まで息長く続けたいですね」
(村上早百合)
唄うナミねぇ
会場風景