中部飲食料新聞 より転載

日清製粉

障害者自立支援プログラムに協力

 日清製粉は障害者支援プロジェクト「神戸スウィーツ・コンソーシアム」(以下KSC)に対し、昨年に続き今年も支援を行っている。

 KSCは、社会福祉法人プロップ・ステーション(神戸市)が中心となり昨年発足。洋菓子発祥の街・神戸から本格的なパティシエ育成を目指す日本初の試みとなる。受講者には技術面のほか経営面に関するプログラムが組まれ、障害者の経済的な自立を支援する。2回目となる今年度は、開催地を東京とし、6月には都内・日清製粉小網町加工技術センターで行われ、12月まで毎月1回・合計6回実施される。講師にはモロゾフのテクニカル・ディレクターである八木淳司氏など有名パティシエが高度な製菓技術や経営ノウハウなどを講義する。

 社会福祉法人プロジェクトプロップ・ステーションでは障害者を「チャレンジド」として、在宅ワークなどによる就労促進や雇用創出など障害者の自立を目指した各種取組みに務めている。なお、プログラムではこれまでありがちであった"障害者だから買ってあげよう"ではない、新たな形の支援プログラムとして注目されている。

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