産経新聞 2009年6月21日より転載

一流パティシエが障害者に技伝授

 パティシエを目指す障害者(チャレンジド)を支援しようと、神戸スウィーツ・コンソーシアムin東京パティシエ養成スクール「チャレンジド・プログラム」が20日、日清製粉小網町ビル加工技術センター(東京都中央区日本橋小網町)で開かれた。

 この日は6回ある講義の初回で、マドレーヌの作り方について実習。授産施設などで働く受講生がオーストリア国家公認「製菓マイスター」の資格を持つ八木淳司講師ら4人のパティシエの指導を受け、お菓子作りに挑んだ。

 主催の社会福祉法人プロップ・ステーションの竹中ナミ理事長は「『福祉だから買ってあげよう』というのではなく、本当においしくて商品になる物を提供できるようにしたい」と話している。

熱心に実習講義を受けるパティシエ見習いチャレンジドたちの写真

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