読売新聞 夕刊 2008年9月11日より転載

プロのPC技術を伝授

 障害者を対象としたパソコン講座「チャレンジド就労支援ICT(情報通信技術)セミナー」が、10月から都内で開かれる。一線で活躍するプロが講師を務め、即戦力となる技術習得を目指す。

 テレビ映像などに字幕を付ける技術と、使いやすいウェブ制作技術の2講座。「字幕」は1回3時間全17回で受講料2万5500円。「ウェブ制作」は1回4時間全20回で同4万円。会場は、千代田区永田町2の14の3、赤坂東急ビル5階にあるセミナー・ル−ム。対象は身体障害者で、パソコンの基礎知識があり、インターネットを使える人。

 セミナーを主催する社会福祉法人「プロップ・ステーション」(神戸市)の竹中ナミ理事長は、「最終的には、プロとして在宅でも働けるようにしたい。来年度以降は、知的・発達障害者向けの講座も開きたい」と話している。申し込み、問い合わせは、プロップ・ステーションのホームページ(http://www.prop.or.jp/)、または東京事務所(電話03・3505・7797)。

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