結つうしん 2008年9月9日より転載

「障害のある方のための職業体験フェア2008」を開催

特定非営利活動法人やさしねっと結

竹中ナミの写真

講演会開催(10日)

 社会福祉法人プロップ・ステーション理事長竹中ナミさん(通称ナミねぇ)を迎えて、木更津市民会館で講演会を開きました。当日は、木更津市障害福祉課長・君津市障害福祉課長・君津ふくしネットセンター長を来賓にお迎えし、後援頂いた千葉県・全国重度障害者雇用協会・県障害者就業振興センター・キャリアセンターの皆様、我孫子や館山等からや、近隣支援施設関係者の皆様にも沢山ご参加頂き、ホールは満席状態でした。

 ナミねえの講演は、著書からの想像どおり、パワフルでユーモラスな語り口調の中に「親の思い・子への愛情」が私たちをほろりとさせ、私たちへの提言の下りでは「誰かが声をださなあかん」「待ってたら何も出来ん」「のんびり出来る人は幸せな人や」「必要のある人が動いたらええねん」…と言う言葉一つ一つが、参加者の胸に響きました。「誰にもその人の持てる役割がある」ことを肌で受け止め、実践されてきたナミねえ、画面いっぱいに映し出されたチャレンジド達の活躍する姿、重度心身障害者である娘さんから、沢山のことを教えられたと明言するナミねぇの、きらきら輝く目がとても素敵でした。

 

□ナミねえの講演を聴いて

理事 上原口美奈子

 「チャレンジド」が社会を変える
  障がいのある我が子を含め、すべての人を支えることのできる力強い社会を作るために日々奔走している竹中ナミさん(通称ナミねぇ)。「保護」という名で隔離するのではなく、また「できない」ことより「できる」ことに目を向けて、障がいを持っていても働ける人は働いて社会を支える側に回ってほしい。そう願って、「チャレンジド」がITの技術を習得するためのセミナーを開催したり、企業との橋渡しを行っています。すでに仕事をしている方たちの姿がスライドで紹介されました。ナミねぇの関西女性ならではの熱いパワーに会場はすっかり引き込まれてしまいました。

講演の写真
(社福)プロップ・ステーション理事長 竹中ナミさんの講演

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