朝日新聞 2000円1月17日より転載

NPOの役割理解を

高知

180人参加しフォーラム 講演や交流会開催

ボランティアや非営利組織(NPO)の役割について理解を深め、グループ作りに役立てる高知市NPOフォーラム(高知市など主催)が16日、高知市旭町3丁目のこうち女性総合センター・ソーレであった。約百八十人が参加し、社会福祉法人プロップステーション理事長・竹中ナミさんの講演を聞き、国際交流や環境、介護などテーマごとのグループに分かれ、交流会を開いた。

竹中さんは、「障害者に何かしてあげようとして、障害者の社会参加の意志をつみとるのはもったいない。企業や行政の協力も得て、障害者がコンピューターを使って仕事ができるよう、セミナーを始めた」とこれまでの活動を振り替り、「資金がないNPOが行政や企業の協力を得るには、いろんなジャンルの人に通じることばで説得するのがコツ」などと話した。

ページの先頭へ戻る