CITY LIFE 1999年2月号 (1999年2月1日発行) より転載

【ネットは楽し!】(1)

「チャレンジドを納税者に!」

プロップ・ステーション代表 竹中ナミさん

「プロップ」とは支え合うという意味。重度の心身障害のある長女を育ててきた竹中さんが、チャレンジド(障害者を、神様から試練を与えられた人ととらえるアメリカの言葉)の就労支援をめざして92年、大阪市で設立した。
「チャレンジドは社会から保護される存在として見られてきましたが、本当は働きたい、自分の力を社会に役立てたいという強い願いを持っています。パソコンやインターネットはその願いを実現し、何よりチャレンジドに生きる誇りを取り戻させてくれます」
モットーは「チャレンジドを納税者に」。パソコンの可能性にいち早く着目した竹中さんは、以前から活動にパソコンを導入。今ではパソコン講師として活躍するメンバーや、在宅でパソコンを使ってイラストを描いたり、インターネットを使った調査やホームページ製作の仕事を請け負うなど就労チャンスを広げ、SOHOとしても注目されている。また、インターネットを通じて在宅で受講できる翻訳セミナーなども開設、受講生を募集中だ。

問い合わせは
TEL 06-6881-0041

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