メール de ナミねぇ 【第５号】 by Prop Station
2007年1月15日
◇◆◇ （平成１９年１月１５日発行）◆◇◇
◇◆◇ メール ｄｅ ナミねぇ 【第５号】 ◇◆◇
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◇◆◇ プロップ・ステーション理事長 ◇◆◇
◇◆◇ 竹中ナミ（ナミねぇ） ◆◇◆
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◆◇◇ ｂｙ Ｎａｍｉ’ｓ Ｒｏｏｍ◇◇◆
http://www.prop.or.jp/kouho/namis_room/index.html
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『メール de ナミねぇ！』はＭＳゴシックなどの等幅フォントでご覧下
さいね！
■□◇◆ 目次 ◆◇□■
【１】ナミねぇの「つづれおり」第５回
「あの日から１２年」
【２】活動報告
【３】マイブーム
【４】今後の講演など予定
【５】最新メディア情報
【６】編集後記
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■□◇◆ナミねぇの「つづれおり」第５回◆◇□■
「あの日から１２年」
あの「阪神・淡路大震災」から、はや１２年。
あまりにも凄惨な事件が続発する昨今、１２年前の１月１７日の震災を
覚えていない人も全国的には多いかもしれません。神戸市でも、市民の
３割は震災後の転入者や震災後に生まれた子どもたちとなり、市役所の
職員もまた、３割が震災を経験していないそうです。でも、私にとって
は決して忘れることのできない「あの」震災です。
実家が全焼し、阪神間で活動を開始したプロップの仲間たちも全員が被
災者となった「あの日のこと」を、毎年１月１７日が近づくたびに思い
出さずにいられません。
６千人以上の人が亡くなるという未曾有の災害であったわけですが、
「自然」というものの前ではいかに「人間」が小さくて弱い存在である
かを、イヤというほど思い知らされたと同時に、「人と人の支え合いの
素晴らしさ」を心底実感した出来事でもありました。
私の家族も、古くからの友人や遠方の親戚からの励ましと支援によって
「生き延びる」ことが出来たのですが、全国各地から被災地に駆けつけ
て下さった人たちのボランタリーな行動は、日本を大きく変えたといっ
ても過言ではありません。
１９９５年を「ボランティア元年」と呼ぶ人が多いのも、むべなるかな
です。
ところで、「ボランティア」といえば、今ではボランティア活動の一分
野にもなっている「パソコン・ボランティア」という活動がありますが、
「日本で最初のパソコン・ボランティアは、被災者となったチャレンジ
ドたちだった」というのは皆さんあまりご存じないのじゃないでしょう
か？
実はプロップでは、発足時（１９９１年）から活動の「手段」にパソコ
ン通信を使っていたので、震災後、電気と電話線が開通するとただちに
「安否確認」のメールが飛び交い、お互いに励まし合うだけでなく「今
日は、どこでお水や弁当の配給があるか」「車いすでもお湯を使わせて
くれるお風呂屋さん、どこかに有ったら教えて！」といった「情報交換」
をチャレンジドたちが始めたんです。
避難所になっている養護学校で「おしめが足りない！」というメールが
書き込まれたときは、バトンリレーのようにそのメールが転送され、東
京の紙おむつのメーカーから、１０００箱ものおむつが届いた、という
出来事もありました。
「弱者の中の弱者」と思われていた重度のチャレンジドたちが、あの大
震災の直後にベッドの上でボランティア活動をした、という事実は、私
にとって「ＩＴは、人と人を繋ぐ道具なんや！」ということを強烈に教
える出来事となったと同時に「人間は、支え合おうとする時に、凄い力
を発揮する生き物や！！」ということを、腹の底から確信しました。
拙著「ラッキーウーマン」のサブタイトルに「マイナスこそプラスの種」
と付けさせて戴きましたが、本当に「人はマイナスをプラスに転化する
パワーを持っている！！」と、１２回目の震災記念日を前に、改めて声
を大にして叫びたいナミねぇです。
＜by ナミねぇ＞
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■□◇◆１月前半の活動報告◆◇□■
○１月９日（火）
・プロップ 仕事始め
・総務省情報通信審議会に出席 / 場所：総務省
○１月１０日（水）
・情報誌「道路」誌上対談。「ユニバーサル社会の創造（仮）」 /
場所：道路協会（霞ヶ関）
○１月１１日（木）
・「福祉セミナーinみやぎ」にて講演 / 場所：仙台市青年文化
センター宮城社協（理事長：浅野史郎さん）主催
○１月１３日（土）
・神戸市長新年賀会に出席 / 場所：国際展示場
・朝日・大学パートナーズシンポ「ITを地域社会に活かす」出演 /
主催：摂南大学・朝日新聞社
場所：ハービスホール（大阪駅前）にて
その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
http://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi
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■□◇◆マイブーム◆◇□■
お正月に麻紀と一緒に温泉に行ってきましたぁ〜！
関西の奥座敷と呼ばれる有馬温泉です。年末の予約やったからあまり期
待してなかったんやけど、これがなんとお湯良し・あじ良し・雰囲気良
しの三拍子そろった宿で大満足。おせち料理もしっかり入ってて、正月
気分を満喫できました。
有馬の湯は金泉・銀泉といって、鉄分が多くて赤茶色をしたお湯と、透
明泉の二種類があります。とくにタオルが赤く染まるほどの金泉が有名
で、美肌効果をもたらす泉質から女性にもたいへん人気があるんですよ。
ナミねぇは子供の頃から親に連れて行ってもらってたから金泉が大好き
で、ゆったり浸かると日頃たまった疲れも吹っ飛びます。この時期なら
ではの柚子湯も楽しめました。
有馬温泉は日本書紀にも登場する日本最古の温泉で、秀吉公もこの地を
愛し再三訪れて、援助を惜しまなかったといいます。旅館の窓下には、
こうした縁起を知ることの出来る温泉寺の参道に初詣を楽しむ善男善女
の姿、見渡せば湯煙に霞む裏六甲の山並み。最高やね〜！
日本人に生まれた幸せをかみしめる瞬間です。麻紀のお肌もぷるんぷる
んで嬉しそう。母も一緒やったから女三代、水入らずの楽しい温泉旅と
なりました。
有馬温泉は日帰りで入れる公共の外湯や、無料の足湯もあるので是非ど
うぞ。
http://feel-kobe.jp/arima/index.html
＜by ナミねぇ＞
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■□◇◆１月後半の講演など予定◆◇□■
○１月１７日（水）０９：００〜
・講演 / 場所：伊賀市立大山田中学校
○１月１９日（金）１０：００〜
・プロップ＆厚労省ＩＴ遠隔セミナー準備／場所：厚生労働省
○１月２３日（火）１４：００〜１６：００
・八尾市役所 職員研修 管理職講演会（仮）にて講演 /
場所：八尾市役所
○１月２４日（水）１４：００〜
・吹田市職員研修「人権問題連続講演会」最終回にて講演 /
場所：吹田市役所
○１月２６日（金）０８：３０〜
・講演（主催：民主党国会議員有志）予定 /
場所：民主党本部（予定）
○１月３１日（水）１２：００〜
・「ユニバーサル社会を創る事務次官PJ会議」に出席 /
場所：厚生労働省事務次官室
その他のスケジュールはこちらをご参照ください。
http://www.prop.or.jp/webcal/webcal.cgi
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■□◇◆最新メディア情報◆◇□■
○多様な可能性に挑むことができる社会に向けて 「それぞれの願い」
内閣府平成18年度障害者週間事業
内閣府平成18年度障害者週間事業に掲載された記事です。ナミねぇの
「ユニバーサル社会（共生と共助の社会）の実現をめざして」と、
くぼりえさんの「夢をかたちに」という文章が紹介されています。
http://www.prop.or.jp/clip/2006_7/06naikakufu.htm
○「障害者にPC技術を」 沖縄タイムス 2006年12月20日
昨年暮れに沖縄で開かれたナミねぇの講演会「すべての人が誇りをも
って生きられる社会に」（サイバーファーム主催）の取材記事です。
沖縄は人も気温も熱かった〜！ 沢山の来場者に感謝感謝のナミねぇ
でした。この時の模様は「ナミねぇの部屋」で近くご紹介する予定で
す。
http://www.prop.or.jp/clip/2006_7/061220okinawatimes.htm
○「大人が『道標』を」 産経新聞 2006年12月16日
深刻化している子供たちの「いじめ問題」を、自身が中学時代につら
いいじめを受けた経験を持つ“みっちゃん”こと大平光代弁護士が語
ります。
http://www.prop.or.jp/clip/2006_7/061216sankei.htm
その他のメディア情報はこちらで紹介しています
http://www.prop.or.jp/kouho/namis_room/clipboard.html
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■□◇◆編集後記◆◇□■
嬉しいニュースが飛び込みました。親友みっちゃん（弁護士の大平光代
さん）の赤ちゃん「悠ちゃん」の心臓手術が、１１日、無事終わったと
のこと。小ちゃな小ちゃな心臓に、２センチもの穴が空いてた悠ちゃん。
小さな身体でよく頑張った！アンタはエライ！！人間は生きてるだけで
も素晴らしいということを、改めて教えて貰いました。ありがとう、悠
ちゃん！！
＜by ナミねぇ＞
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☆メール de ナミねぇ！【第５号】
平成１９年１月１５日発行
☆発行元：Nami's Room ＜ナミねぇの部屋＞
ＵＲＬ http://www.prop.or.jp/kouho/namis_room/index.html
☆お問合せ先： 〒658−0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中６−９
神戸ファッションマート６Ｅ１３
社会福祉法人プロップ・ステーション広報部
メールアドレス：kouho@prop.or.jp
☆発行：原則として毎月１日と１５日
☆メール de ナミねぇ！は『まぐまぐ！』
http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
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kouho@prop.or.jp こちらまで。
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