「社会保障 速やかな財源確保を」 NHKニュースより

NHKニュース 6月19日放送分より

政府の社会保障国民会議は19日、少子高齢化が進む中で、社会保障制度を維持するために、制度の効率化とともに、速やかな財源の確保を求める中間報告を取りまとめました。

中間報告によりますと、今の社会保障制度は複雑すぎて利用しにくいうえ、少子高齢化の進行や医師不足など、さまざまな課題に直面しており、今後、制度の基盤が揺らぐ可能性があるとしています。一方で、派遣社員やパートなど非正規労働者が増え、格差が拡大するなど、セーフティーネットとしての機能が低下していて、低所得者への対策をはじめ、国民の安心と安全を確保するための社会保障の機能の強化が必要だとしています。そして、社会保障制度を持続可能なものとし、機能を強化するには制度を効率化するとともに、「速やかに負担についての国民合意を形成し、国と地方を通じた必要な財源の確保を図るべきだ」として、増税による財源確保の必要性をにじませましたが、具体策には踏み込みませんでした。この中間報告について、福田総理大臣は「社会保障制度は国民の理解と納得のもとに、皆が支え合うものであり、この国民会議を中心に、野党も含めて国民が幅広く参加できる議論をしてもらいたい」と述べました。

NHKニュース映像がご覧いただけます。 (01:23)

 

社会保障国民会議 関連リンク

首相官邸社会保障国民会議ホームページ

ナミねぇの社会保障国民会議(本会議)での発言をご紹介します。

ナミねぇが社会保障国民会議 第1回サービス保障(医療・介護・福祉)分科会で発言しました。

「“野獣”ナミねぇ、官邸で吠えさせていただきました!」 −第1回社会保障国民会議での発言。

「社会保障国民会議 委員」に就任いたしました

ページの先頭へ戻る