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「社会保障国民会議 委員」に就任いたしました

2008年1月25日

ナミねぇは本日、福田総理大臣の要請により「社会保障国民会議 委員」に就任いたしました

各種メディアの報道でご存知に方も多いと思いますが、総理はかねてより 「社会保障制度について、様々な立場の方々に幅広く参加をいただき、社会保障のあるべき姿と、政府にどのような役割を期待し、どのように負担を分かち合うのかということを、国民の方々が具体的に思い描くことができるような議論を行うための国民会議を開催したい」 という意向から「社会保障国民会議」の設置を表明していました。

1月18日に開会した第169回国会における総理の施政方針演説でも、「国民生活の基盤を支える医療、年金、介護、福祉などの社会保障制度については、少子高齢化の進展などにより、制度の持続可能性が問われています。これまで、給付やサービスを受ける方々の立場に立った行政を本当に行ってきたのか、反省すべき点が多いと思います。今こそ、国民の皆様の立場に立って発想を切り替え、自立と共生の理に基づき、将来にわたり持続可能で、皆が安心できるよう、社会保障制度を立て直さなければなりません」と語り、「社会保障制度の確立」を政府の最重要課題のひとつと位置づけています。

超少子高齢化時代を迎えた今日、サービスを受ける立場の国民自らも社会保障制度について主体的に考えることが求められているのではないかとナミねぇは思います。年金、介護、医療、福祉、少子化、雇用など、それぞれが待ったなしの課題について、社会保障のあり方を見直しながら将来にわたり持続可能な制度を構築するために今何ができるかが問われているのです。

ナミねぇは「社会保障の在り方は、その国の国家観の表れである」と言って過言はでないと思っています。そして今、日本は国家観を転換しないと生き残っていけない状況に置かれていると思います。プロップ・ステーションの「チャレンジドを納税者にできる日本」というスローガンは、国民の側から、そうした気概を表したものです。
ナミねぇはこの気概を胸に、これからこの会議において積極的に発言してゆきたいと思っています。第1回の会議は1月29日に首相官邸で開催が予定されています。

 

「社会保障国民会議」メンバーは以下の方々です(五十音順)

大森  彌 さん(NPO法人地域ケア政策ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授)
奥田  碩 さん(トヨタ自動車株式会社取締役相談役)
小田與之彦 さん(社団法人日本青年会議所会頭)
唐澤 人 さん(社団法人日本医師会会長)
神田 敏子 さん(全国消費者団体連絡会事務局長)
権丈 善一 さん(慶應義塾大学商学部教授)
塩川正十郎 さん(東洋大学総長)
清家  篤 さん(慶應義塾大学商学部教授)
高木  剛 さん(日本労働組合総連合会会長)
竹中 ナミ (社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)
中田  清 さん(社団法人全国老人福祉施設協議会副会長)
樋口 恵子 さん(NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長)
南   砂 さん(読売新聞東京本社編集委員)
山田 啓二 さん(京都府知事)
吉川  洋 さん(東京大学大学院経済学研究科教授)

by ナミねぇ

 

社会保障国民会議 リンク

官房長官記者発表 平成20年1月25日(金)午前

首相官邸社会保障国民会議ホームページ

各社の報道(掲載時間順)

NHKニュース [社会保障国民会議 設置決定へ] 2008年1月25日05時41分 放送

NIKKEI NET 政府の社会保障国民会議、座長に吉川氏起用・29日初会合 2008年1月25日07時00分

産経ニュース 社会保障国民会議29日に初会合 座長に吉川東大院教授 2008年1月25日11時19分

jijicom 社会保障国民会議、座長に吉川氏=「年金」など3分科会−29日初会合 2008年1月25日11時34分

TOKYO Web 「国民会議」設置を決定 各界から15人参加 2008年1月25日 11時43分

毎日jp 社会保障国民会議:制度のあり方議論 6月中間報告まとめ 2008年1月25日11時59分

asahi.com 社会保障国民会議、座長に吉川氏 設置を閣議決定 2008年01月25日13時27分

YOMIURI ONLINE 「社会保障国民会議」の新設を決定 2008年01月25日

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