第9回チャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)2003国際会議inちば

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ごあいさつ

堂本 暁子:千葉県知事

ITをキーワードに障害者の自立、社会参加及び就労に関して民・産・学・官が一同に会し、ともに考え語り合う「チャレンジド・ジャパン・フォーラム」の9回目が千葉県で開催されることになり心からお喜び申し上げます。

障害のある方々が、自身の能力を十分に生かして、働く喜びを感じながら住み慣れた地域で、自分らしく暮らしていけることが理想です。

チャレンジドの皆さんの挑戦は、障害のない人たちにも勇気と希望を与えてくれます。

本県では、ユニバーサル社会の実現を県政の重要課題の一つとして取り組んでいますが、本フォーラムの開催がきっかけとなり,取り組みが進むことを期待しています。

「千葉からユニバーサルの風を」全国に発信し、活動の輪を広めていきましょう。

 

秋山 岩生:チャレンジド・ジャパン・フォーラム2003 国際会議 in ちば 実行委員会 実行委員長

「チャレンジドを納税者にできる日本」の実現を目指し、就労するチャレンジドの方をはじめ、研究者の方、官庁の方、産業界の方、そしてメディア関係者の方など様々な立場の皆様に参加していただいて、チャレンジドの就労支援の積極的な取組みをアピールし、ノーマライゼーション社会の構築を図るため、2003年8月21日(木)、22日(金)に千葉市幕張メッセにおいて「チャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF) 2003 国際会議 in ちば」を開催することとなりました。

参加していただいた皆様が意見を自由闊達に交換することで、新たな社会構造と政策的な展望づくりを目指す大会となり、千葉県から大きな風を起こして行きたいと思います。

このフォーラムは、1996年の東京大会以来、大阪府、兵庫県、宮城県、三重県、岩手県で開催されましたが、今回、千葉県において「千葉からユニバーサルの風を」をテーマに開催するものです。

このフォーラムへの皆様の積極的な御参加を心からお待ち申し上げます。

 

 

ミカエル・リンドストロム:スウェーデン大使

まずはじめに、今回のチャレンジド・ジャパン・フォーラムの国際会議を組織された皆さんの非常に賞賛に値するイニシアティブに対して敬意を表したいと思います。特に竹中さんは、日本の障害者が置かれた状況についての理解を高め、社会がどのようにこの問題に対処すべきかを示すパイオニアであり、その活躍を心から尊敬しています。

私は“チャレンジドを納税者に”という表現をこれまでにも耳にしてきましたし、その意味するところを理解し、心から賛同しています。この表現は、チャレンジドの皆さんを私たちの社会で共に生きる貴重なメンバーにするために、社会の中に統合していかなければならないということを意味しているのだと、私は理解しています。“納税者”とは、社会の中の健全な一員を意味しているのですから。この政策は、スウェーデンでは長年にわたって実行してきたもので、この点で、スウェーデンと日本は多くの共通点を共有できると思います。

わたしはまた、今回のフォーラムにスウェーデン福祉研究所の代表者が参加することを大変嬉しく思いますし、また、東京のスウェーデン大使館も今会議のための後援をさせていただいています。

最後に、この会議の大成功を祈念するとともに、今後末永く竹中さんとの協力関係を継続していけることを期待しています。

 

増田 寛也:岩手県知事

「チャレンジド・ジャパン・フォーラム2003国際会議inちば」の開催を心からお喜び申し上げます。

今日,地方自治体においては、自立した地域社会の形成と、地域社会に暮らす人々の自立が大変重要になってきております。

岩手県では、障害の有無に関わらず,全ての人々が自立し、不自由なく暮らすことができるよう「バリアのないユニバーサル社会先進県」を目指し、「ユニバーサルデザイン」の考え方の一層の普及を図るとともに,チャレンジドが住み慣れた地域において自立し,就労しながら生活できるよう、グループホームなどの生活基盤の整備や障害者施設等での就労の拡大に取り組んでいるところです。

昨年,岩手で開催させていただき,多くのチャレンジドを奮い立たせたこのフォーラムが、千葉の地でも、チャレンジドの新たな一歩の推進力となることを期待してやみません。 フォーラムのご成功をお祈り申し上げます。

 

浅野 史郎:宮城県知事

「チャレンジド(障害者)を納税者にできる日本」をキャッチフレーズに開催されているCJF.。竹中さんや関係者の方々の熱意に改めて敬意を表します。

宮城県では,地域で自分らしい生活を安心して送れる社会づくりを基本理念に、これまで障害者施策を実施してまいりました。

近年、障害者就労の促進は大きな課題の一つであり、本県でもITを積極的に活用した就労に力を注いでおります。

特に今年度は、障害者自身が運営し,IT講習会,ITに関する相談支援などを行う「ITサポートセンター」を立ち上げ、障害者就労を支援していく予定です。

今年度も、「チャレンジド・ジャパン・フォーラム2003国際会議inちば」に参加させていただき、皆様方と語り合えることを楽しみにしております。

 

木村 良樹:和歌山県知事

「第9回チャレンジド・ジャパン・フォーラム2003国際会議inちば」の開催を心からお祝い申し上げます。

昨年はじめて当フォーラムに出席させていただきました。竹中さんの主張で、特に私が心を動かされたのは,「障害のある人で働くことが可能な人は能力に応じた働き方で誇りを持って働くことができ、「働く」という形で社会貢献できない人も,尊厳を持って暮らしていける日本であってほしい」という点です。

また、「行政は障害のある人に対し、仕事ができないということで補助金を出すのではなく、仕事ができるように能力を身につけ、就労を促すことに予算を使うべきだ」との提言でした。

支援をすることにより、日常生活が可能になる方々もおれば、更なる挑戦により、より高いレベルの社会参加が可能になる方々もおられます。

今年もまた、このフォーラムを通し私自身、チャレンジドの人たちの様々なチャレンジを学びたいと思っています。

最後になりましたが、千葉と和歌山は古来から黒潮を通じた交流があります。

更なる交流を深め、ともに日本が元気になる風を吹かしていこうではありませんか。

 

竹中 ナミ:プロップ・ステーション理事長

ナミねぇ(竹中ナミ)@プロップ・ステーション です。
皆さん、こんにちは!

「チャレンジドを納税者にできる日本」というスローガンを実現するため、産官学政民の幅広い分野の人たちが一堂に会し、実践に向けた議論を行うという、とってもユニークなチャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)を、第9回の今年は千葉県の皆さんと力を合わせて開催させて戴くことになりました。

この10年の取り組みの中で、介護や介助の必要なチャレンジドがITを活用して働く、ということが夢物語ではなくなり、このフォーラムも「チャレンジドの自立と社会参画」だけではなく、「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築するユニバーサル社会の創造」というより大きなテーマへの取り組みが始まっています。

国と地方のユニバーサルな関係、官と民のユニバーサルな関係、障害を持つ人と持たない人のユニバーサルな在り方、街の建物や交通のユニバーサルデザイン等々、思想や哲学としてのユニバーサルの概念を社会全体に広げたいというのが今回のCJFの大きな目標です。

ユニバーサル社会を創造する上で「チャレンジドを納税者にできる日本」は重要なキーワードだと私たちは考えています。
ユニバーサル社会創造のキーパーソンとして、あるいは水先案内人としての自覚を持つ多くのチャレンジドたちが行動を開始していること、そして支援と共感の輪が広がっていることを、ぜひ今回のCJFで知って戴ければ幸いです。
一人でも多くの皆様のご参加を、心よりお待ちしています。
そして皆で、日本をユニバーサルな社会にして行きましょう!!


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ロゴ:チャレンジド・ジャパン・フォーラム

チャレンジド・ジャパン・フォーラム2003
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