インターネット・テレビ会議を活用した在宅ワーク打ち合わせを実施!

2007年6月20日

ナミねぇです! プロップ・ステーションではインターネットをフルに活用して、チャレンジドの在宅就労推進を促進していますが、このほどNTTネオメイトからの仕事の内容が変更されたことに伴い、チャレンジド在宅ワーカーやプロップ・スタッフとネオメイト技術者とで、テレビ会議システムを利用して業務の打ち合わせを行いました。

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在宅チャレンジド・リーダーとTV会議で挨拶を交わす事務局長:竹中宏晃

去る5月17日、プロップ神戸オフィスをメイン会場として、仙台と京都そして尼崎に在住するチャレンジド・リーダーたちの自宅をインターネットで結び、テレビ会議にて業務の進め方の詳細を打ち合わせました。事務局長:竹中宏晃が進行役を務め、NTTネオメイト・バーチャルファクトリ担当の住山賢二さんから仕事の内容や手順の詳細を説明して戴き、在宅ワーカーとオフィス・スタッフたちで情報を共有しました。

ここ数年、多くの企業や個人がインターネットなどで情報を得ることの出来る「デジタル地図」を利用していますが、デジタル地図には紙で出版される地図と違って、市町村合併をはじめ道路や建物情報のリアルタイムな更新が求められます。今回プロップのチャレンジド・ワーカーたちが説明を受けたのも、このような作業をオンラインで在宅で行うためのノウハウです。全国の市町村合併が一段落し、作業が新たなステージに入ったことから、説明会が開催されました。

当日の打合せ会では、業務内容についての詳細が住山さんから時間をかけて説明され、プロップの在宅スタッフからは実際の作業にあたっての疑問や問題点についての細かい質問がぶつけられ、その一つ一つに丁寧に答えてもらう形で進んでゆきました。プロップのスタッフはすでに長期間このプロジェクトに取り組んでおり、情報収集作業をずっと継続しているので、質問も真剣かつ具体的です。

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テレビ会議に臨むネオメイトの担当者と
プロップ神戸オフィスのスタッフたち

NTTネオメイトが取り組んでおられるオンラインによる作業(一般的には、テレワークと呼ばれることが多い)「バーチャルファクトリ」の事業に、プロップは発足時から関わっていますが、初期には熊本・兵庫を結ぶテレワーク事業であった「バーチャルファクトリ」も、今では広島・福井・静岡・三重など西日本全域に拡大され、チャレンジドだけではなく母子家庭のお母さんの在宅ワークとしても拡充されています。

約二時間にわたって行われたこの会議で、各地のワーカーが一所に集まることなく、インターネットを利用して仕事仲間と実務の進め方を確認し合いましたが、このようなことがすでに現実になっていることを、多くの人に知って戴きたいと思います。そしてこのようなシステムが、チャレンジドの就労機会の拡大のみならず、通勤、フルタイム勤務などが困難な多くの人にとっての新しい勤務形態として、ますます発展していくことが期待されています。

ちなみに当日ナミねぇは出張で、残念ながら説明会に参加できませんでした。でも、テレビ会議の内容はすべてコンピュータに記録され、後で確認できるんですよ! これもまさにICTの恩恵やねっ(^_^)

プロップでは今後も就労促進の取り組みを、さまざまな形で推し進めてゆきます。これからも出来るだけ具体的に、取り組み内容をこの『ナミねぇの部屋』でもご紹介したいと思っていますのでお楽しみに!

by ナミねぇ

デジタル地図バーチャルファクトリについての詳細はこちらをご参照ください。

バーチャルファクトリについてのNTTネオメイトのホームページはこちらからどうぞ。

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