障害について

支援技術を提供するにあたり、CAPの最初のステップでは調整を必要としている障害についての理解へのサポートを行っています。 CAPの調整サービスは、目に見える身体障害はもちろんのこと、外見上では分からない認知障害など、ありとあらゆる障害を持つチャレンジドスタッフのために職場環境や職務能力の向上に努めています。

 

盲/弱視

認知障害

コミュニケーション障害

ろう・聴覚障害

手指の運動機能障害

負傷軍人支援サービス

毎日のように、陸軍、海軍、空軍および海兵隊が限りなき自由作戦やイラク解放戦争から帰還してきます。 多くの帰還軍人は現役の軍務に戻ることはありません。彼らは様々な軍人医療施設で、軍務で受けた傷の治療を受けることになります。CAPは負傷軍人とその家族へ情報資源や支援技術を提供するために、軍人医療施設のスタッフと繁密に関っています。

CAPの負傷軍人への支援活動の詳細はこちら

ニーズアセスメントの徹底

合理的な調整選択は、ケースバイケースで行うのが最善です。チャレンジドの能力や障害の程度の違いを認識することは大切なことです。個人の職務能力やテクノロジー環境(例えばワークステーションの配置)を踏まえた上で、その調整が個人のニーズを満たすかどうか評価する必要があります。合理的な調整を確実に行うためにニーズアセスメントは、職務内容、個人の適応能力、調整による解決策の3つの分野に集中して行うべきです。

ニーズアセスメントを行う

 

盲/弱視

比較的視力があるものから、弱視、全盲で完全に視力がないまでの範囲に及ぶ視力状態をいいます。

 

認知障害

認知障害は、記憶喪失、適応障害、注意力の散漫性、知覚障害、論理的思考力の低下などの脳の機能障害と考えられています。認知障害は症候群であり診断ではありません。多発性硬化症、失読症、集中欠陥多動性障害(ADHD)、脳卒中、外傷性脳損傷など認知障害を引き起こす多くの疾患があります。 CAPにおいて、この障害に発達障害や知的障害は当てはまりません。 加齢による認知障害も含まれません。

 

コミュニケーション障害

コミュニケーションプロセスの破壊によって話し言葉や言葉の聞き取りに影響を及ぼす障害です。コミュニケーション障害には、どもり、発声障害、構音障害などがあります

 

ろう・聴覚障害

「ろう者」は話し言葉がほとんど聞き取れない人で、情報処理の手段としての話し言葉が使えない人を意味します。「聴力障害者」とは、補聴器を使用して身の回りの音のみが聞き取れるレベルから、電話ででも人の話し言葉が理解できるレベルまで聴力がある人を意味しています。

 

手指の運動機能障害

手指の運動範囲、つまり指の動かし方に影響がある障害で、四肢麻痺、対麻痺の患者、多発性硬化症、脳性マヒの人、あるいは手根管症候群や腱炎といった疾患の人に見られます。

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