神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)in 東京 「チャレンジド・プログラムvol.2」の第4回講習が開催されました。今回はパン製作をメインテーマとした初めての実習です!

2009年10月22日

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)in 東京「チャレンジド・プログラムVol.2」(社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉株式会社など主催)の第4回講習が、去る9月26日に日清製粉株式会社小網町技術加工センターを会場に開催されました。今回はパン製作をメインテーマとした初めての実習で、講師を務めていただく神戸「ブーランジェリー・コム・シノワ」の西川功晃シェフを中心に、八木淳司マイスター、永井紀之シェフ、野澤孝彦シェフのKSC講師全員が揃っての講習となりました。

西川シェフは日本を代表するブーランジェリーのシェフとして、講習に著述活動にとほんとうにお忙しい毎日を過ごされています。ナミねぇも神戸三宮のコム・シノワさんには何回もお邪魔していますが、いつもお客様であふれ、季節のフルーツや野菜たっぷりの色とりどりのパンがたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しくなるとっても素敵なお店です。そして西川シェフは食と健康についても大きなこだわりをお持ちで、「自分のパンを食べて健康に過ごして欲しい」との思いから食材やレシピにさまざまなアイデアを実践されています。

そんなご多忙のなか、西川シェフは昨年のKSC設立当初から講師を務めたいただき、いつも熱い思いでチャレンジドの指導にあたっていただいています。今回いよいよパン製作をメインテーマとした初めての講習ということで、そのカリキュラムもできるだけ多くのことを伝えたいとの思いから、実技実習には「ポテトパン」と「ベーコンとチーズを使ったガレット」、そして実演には小麦を丸ごと挽いた全粒粉を使った栄養価たっぷりの「ソフト・パン・コンプレ」のバリエーション「プティパン」「ベーコンエピー」「バゲット」「コンプレトースト」という盛りだくさんの課題を選んでくださいました。

日清製粉スタッフのみなさんも、日ごろからパンを中心とした小麦粉製品の研究開発にあたっておられますので、気合十分でお手伝いをいただきました。また、KSC支援企業の皆さん、製菓製パンの関連メディアの方々もたくさん取材に駆けつけていただき、会場は熱気で包まれました。受講生たちも作業所でスウィーツとともにパン製作に従事されている人も多く、西川シェフのテクニックをしっかり学ぼうという意欲満々の表情がとっても印象的でした。その模様を以下に写真にてお伝えしましょう。

今回も熱心に指導にあたっていただいた講師の皆さん、日清製粉スタッフの皆さん、そして毎回駆けつけてくださっている支援者の皆さん、メディアの皆さん、ほんとうにありがとうございました。11月にはいよいよ修了式を迎えますので、受講生全員が素晴らしい成果を発表できるよう全力で頑張ってまいります。ひきつづき熱い応援をどうかよろしくお願いいたします。

by ナミねぇ

西川功晃シェフの紹介  (日清製粉ウェブサイト「e-創・食Club」)

 

KSC 「チャレンジド・プログラムvol.2」第4回講習 写真報告


開講を前に、今日の進行を打ち合わせする西川シェフと八木マイスター。


ポテトパンに使うジャガイモの仕込をします。


美味しそうなベーコン!


開講前に、受講生が自分の所属する作業所で作ったパンを持参して講師にアドバイスをもらいました。


日清製粉の田子敏也課長の司会進行によりいよいよ開講です。


ナミねぇの開講の挨拶。


本日のメイン講師を務める西川シェフから、講習内容についての説明があります。


西川シェフの説明を熱心に聞く受講生とサポーター、そして支援者の皆さん。


材料を前にしての解説です。


パン生地を仕込みます。


仕込んだパン生地に材料を合わせます。


受講生の作業をアシストする野澤シェフ。


パン生地の製作は受講生が協力して。


受講生のパン生地作りをアシストする永井シェフ。


パン生地に材料を合わせます。


出来上がったパン生地を発酵機に入れます。


ミキサーを使ってパン生地にあらかじめ仕込んでおいた全粒粉を合わせます。


出来上がったパン生地を手にとって感触を確かめる受講生たち。


成形されたパン生地。


出来上がったガレットをオーブン皿に並べます。


パン生地の成形をする受講生。


見学者の作業を手伝う受講生。


一つ一つの作業に講師も受講生も真剣です。


ベーコンとチーズのガレットにバターをコーティング。


発酵が終わったソフト・パン・コンプレ生地。


西川シェフのパン生地成形を見つめる講師と受講生。


受講生の作業を見守る西川シェフ。


焼きあがったガレットが日清製粉のスタッフの手でオーブンから取り出されました。


パン生地を仕上げる西川シェフ。


全粒粉のパン生地を仕込む西川シェフ。講師やスタッフもその作業を見つめます。


パン型に仕込まれた生地。2次発酵を待ちます。


ベーコンエピーの下ごしらえ。


ベーコンエピーの成形。


成形した生地を丁寧に並べます。


発酵機に寝かせます。


焼きあがった「ベーコンとチーズを使ったガレット」


焼きあがったポテトパン。


ハサミを使ってベーコンエピーを成形する西川シェフ。


バゲットの成形は剃刀の刃で。


オーブンの最高峰「ボンガード」を使えるのも日清製粉さんでの講習会ならでは。プロにも評判のフランス製オーブンです!


2次発酵が終わったパンの表面にバターを塗ります。


オーブンに仕込みます。


ベーコンエピーが焼きあがりました。


焼きあがったプティパン。


焼きあがったベーコンエピー。


焼きあがったバゲット


試食する受講生の顔には笑顔が!


支援者の皆さんも思わずにっこりの美味しさ!


ナミねぇは孫のユキちゃんと仲良く試食します。


試食タイムは講師にとっても楽しいひと時です。談笑する(右から)永井シェフ、西川シェフ、野澤シェフ。


焼きあがったパンを前に講評する西川シェフ。


コンプレトーストを仕上げる八木講師(右)と日清製粉スタッフ。


焼きあがったコンプレトースト。


焼きあがったパンを前に受講生と講師の記念撮影。


今日の講師はオールスターキャストでした!(右から)八木マイスター、西川シェフ、永井シェフ、野澤シェフ、ナミねぇ


受講生は自分で焼いたパンを持ち帰ります。

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