ナミねぇが委員を務める総務省情報通信審議会が、地上デジタル放送に関する答申をまとめ、7月2日総務大臣へ提出しました。

ナミねぇが委員を務める「総務省情報通信審議会」では、「地上デジタル放送に関する検討委員会」としての答申をまとめ、7月2日総務大臣へ手交しました。3日からは、答申内容が公開され、パブリックコメントを求めています。

2007年8月6日

 

2011年のデジタル放送への完全移行に関しては「何のこっちゃ分からん」「何でデジタルにせなアカンの?」「それって、今までのTVとどう違うのん?」「今までのTVは全く使われへんようになるのん?」「画面が綺麗っていう以外の特徴は何?」などなど、ナミねぇの周りでも色んな疑問が飛び交っています。
でも実は「地上デジタル放送に関する検討委員会」ではこういう疑問に答えるべく、多くの委員たちが侃々諤々、喧々囂々の意見交換を行ったんです。この答申(概要版)は、そうした意見交換の結果を出来るだけ分かりやすくまとめたので、2011年デジタル放送への完全移行に際して、混乱や困ったことが起きないよう、一人でも多くの方に読んで戴きたいと思います。

ナミねぇの最大の関心事は「地デジになると、誰でも字幕放送がボタン一つで選べる」という機能が標準装備されることです。「字幕放送」は、聴覚障害のチャレンジドのためのもの、と思われてる方が多いと思うけど、実はアメリカなどで最も字幕放送が重用されてるのは「スポーツバー」 やそうです!つまり不特定多数の人が居て、TVの音声を流すことができない飲食店や公共施設では、誰にとっても字幕があると「助かる〜!!」っていうことなんやね。

身近なところでいうと、台所でお茶碗カチャカチャ洗ってたり、ガーガー掃除機かけてる時、TVニュースに字幕が出てたら便利ですやんね(^_^) アメリカでは、そういうことで、全ての番組とCMが「字幕付き」を選ぶことができ、番組の最後に「提供:○○社、△△社 字幕提供:□□社」っていうテロップが出たりするんやって!!
ということで、「チャレンジドにとっても誰にとっても有用な、字幕というユニバーサルな文化を、TVの地デジ化を契機にもっと広めて行きましょう! と審議会でナミねぇは意見を言わせて戴きました。

ちなみに「TVを買い換えたくない」「今のままのTVで見続けたい」と思われる人のためには、5,000円程度で購入できるチューナーも開発されるそうですよ(^_^)
ということで、2011年の地デジ化に向けて、皆さんぜひ答申を読んでご意見下さいね!

by ナミねぇ

 

関連リンク

情報通信審議会第4次中間答申の概要

総務省報道資料「地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に向けて行政の果たすべき役割」のページ

「情報通信審議会 平成16年諮問第8号 第4次中間答申」に対する意見募集(パブリックコメント)実施のページ

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