読売新聞(朝刊) 1996年1月19日より転載

障害者の就労へパソコン分科会

コンピューターを使うことで障害を持つ人が就労しやすい社会を目指しているソフトウエア技術者協会関西と大阪の市民団体プロップ・ステーションは22日午後6時半から、大阪市中央区のインターネットカフェ「リングリング」で、障害を持つ人や高齢者らを対象にしたチャレンジド(障害者)分科会を開く。

大阪市立大学学術情報総合センター教授の中野秀男さんが「世界のホームページの動向」をテーマに講演。続いて、インターネットに接続できるパソコン30台を操作しながら、世界の特徴的なホームページ(情報検索の案内画面)を見て回る。

重度の障害を持つ人が実際につくったホームページの発表、インターネットを使った在宅勤務プロジェクトの紹介などもある。参加費1000円。申し込みはプロップ・ステーション事務局(06・881・0041)へ。

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