作成日 1998年12月吉日

 
 
 
     
  (2)セッション1「チャレンジドの就労を支援する国内外の組織」(13:25〜15:00)  
 
  • 只今から「セッション1」を始める。
     
  • パネリスト紹介(司会)
     
 
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  • チャレンジドとのつながりは、以前から車椅子の友人がいたということがあるだけだったが、竹中さんとこのようなことを始めたのは神戸の震災以来である。チャレンジドの人たちがどんなに大変かと思って震災現場に行ってみると、自立生活をしている身体障害のチャレンジドは意外と元気なことに驚かされた。
     
  • 震災の時、ボランティアが必要だ、毛布が必要だというような個別情報はネットワークを通して流通した。通信ネットワークが本当の生活に役だったのはこのときが初めてかもしれない。

金子郁容さん (36.jpg 10,600Byte)
金子郁容さん

  • また、震災時にはチャレンジドが地域のお年寄りの手助けをしたり、自立していることの強さを見せたりして、チャレンジドが社会に大きく貢献できることを示した。平時には、人の役に立つということを知る一つのメディアとして「仕事」を通じて貢献していくことも重要である。それを日本で先端的に行ているのが「プロップ・ステーション」だ。同じように障害者就労の支援を行っている機関は海外にもたくさんある。今日はそのようなひとつの例としてスウェーデンの会社を紹介したい。(金子)
 
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(OHP)を見ながら

ゲハルト・ラーションさん (12.jpg 9,069Byte)
ゲハルト・ラーションさん

  • 本日は、日本・神戸に来ることができて光栄だ。私は、スウェーデンにある会社の社長で、日本からはかなり遠いところにある。
     
  • 私が社長を努める会社の名前は「サムハル」である。現在30,000人の社員がいるが、その内の9割が障害者である。その障害者の中には、精神障害、身体障害、また、麻薬・アルコール中毒者も含まれている。
  • スタッフの9割が障害者で、健常者もいるが、待遇は一般企業と同じだ。
     
  • 事業所は800で、スウェーデンの330か所に点在している。その工場や事業所は、(サムハルの)子会社として事業が行われている。
     
  • (サムハルの)雇用の形態特徴は、一定期間サムハルで仕事をし、その後別の会社へ転職(transition)している。そういう人が年間1,100人いる。
     
  • サムハルの売上は、年間14億米ドル。その内訳は、市場で売るもの以外に国から支援してもらっているお金も含まれている。
     
  • サムハルの設立は1980年で、私は設立当初から関わっていて、もう20年近くになる。設立当初からの企業の考えは「全ての人間は仕事に就く権利がある」ということだ。
     
  • 1960年頃から障害者の社会参加への動きが強まった。それまでは、特殊学級に入れられ、障害者の人たちは孤立していた。それが今では、社会での共同が増えている。これは、とても良いことだ。そうして普通のクラスで勉強をした障害者は、仕事がしたいと思う人が多い。
     
  • この特殊学級をやめたことは、健常者の理解を深めるきっかけとなり、全員が社会の一員である認識ができた。
     
  • 20年前サムハルの活動を始めた当初、一般の企業で働けない場合は、サムハル内で職を選ぶことができた。サムハルも他の企業と同じように生産、商売をしている。賃金を受け取る意味では他の企業と同じだ。
     
  • 今日の現状として、企業理念は「ニーズを持つ人に対して、その社員に対して、成長の可能性をもたらす」ことである。
     
  • 今日のビジネスでは、350の事業所がありいろいろなものを作っている。350の事業所の中では、家具作りなどサムハル独自のもの、他の企業の下請けなどを行っているものがある。また、輸出業も行っている。日本にも代表事業所を持っていて、(株)プロシードの西野さんが日本での活動の責任者になっている。
     
  • 障害者の雇用では、サービス部門が注目されている。(サムハルでは)レストラン経営にも取り組んでいる。
     
  • 基本的な考えは、他の一般の企業と同じように仕事をし賃金をもらうことである。しかし、まだまだ仕事の量が少ない。サムハルでは、その人にできる限りの仕事をしてもらう、賃金としては、他の企業と同じように支払う。障害者ということで、健常者と仕事の量の違いはあるが、障害者の人はその人なりにベストを尽くしている。その結果、自分の稼いだ賃金で生活でき、自尊心を持つことができる。納税者になることによっても自尊心を持つことができる。
     
  • ただ、成功するためにはサポート(助成)が必要である。サムハルの設立当初、国からの支援(補助金)は、(売上の)170%を占めていた。それが今日では、96%まで下がってきている。'80年〜'97年の間、補助金は3億円に達した。
     
  • スウェーデンの政府からなぜ3億の助成金が出ているのか。それは、医療保険・病院に支払う保険よりも少ないからである。与えられているお金が、今一人10,000〜15,000米ドルである。ただ、金額よりも障害者が他の人たちと同じように職に就くことが大切。他の人たちと同じように納税をすることが大切である。
     
  • このフォーラムのテーマは、「IT(インフォメーションテクノロジー・情報技術)」である。スウェーデンもITに関しては、サポートされている。サムハル社でもITは大きな役割を果たしている。
     
  • 一般社会でもコンピュータの利用が増えている。そのため、サムハル社では、PCを自分の部屋へ持っていけるようにしている。(PCを購入し使うことが)あまり負担にならないようにサムハルからもサポートをしている。
     
  • 時間の都合もありこのあたりで話をやめたいが、少しでもサムハルの活動について知ってもらえればと思う。私は、障害者の雇用促進を進める団体の会長も努めている。(ラーション)
 
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  • 少しだけ背景説明をしたい。スウェーデンの人口は、日本の1/10以下だから、サムハルが27,000人のチャレンジドを雇用しているということは、日本の人口に換算すると、チャレンジドを27万人雇っていることに相当する。サムハルは、また、日本円に今の為替レイトで換算すると2,000億円の売上がある。スウェーデンのトップ企業のひとつである。同社で雇用している男女比は、55:45でほぼ半々くらい、と日本の感覚からするとまるで夢のような話が実現している。
     
  • サムハル社は財団として'80年から活動し'92年に企業化している。つまり、企業としての歴史はまだそれほどあるわけではない。
     
  • サムハル社には、政府による支援が収入の半分ある。このことがどのような意味をもつのか、そのへんの「秘密」を後でじっくりと聞いてみたいと思う。
     
  • 次にスペインのオンセについて河村さんから紹介をしていただく。(金子)
 
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  • オンセが来られなくなったため、代わりに出演することになったが、私は少々場違いなところへでてきたのではと思っている。
     
  • 私は、10数年前からオンセと仕事を始めた。私が日本の代表者として、オンセの代表者とある会で知り合った。二人の共通点は英語がよくしゃべれないことであった。
     
  • オンセのメンバーで'90年に「ワールド・ブラインド・ユニオン」の事務所を努めていたペドロとも付き合いがある。ペドロとは一緒に「ワールド・ブラインド・ユニオン」の事業を進めてきた。日本・スウェーデン・スペイン・イギリスのインターネットの次世代に続く国際標準化を進めてきた。
     
  • ここでは、パンフレットに出てこなかったことを説明する。オンセの成果、どれだけの人が仕事に就いているか、そのことについて話しをしたいと思う。
     
  • オンセでの障害者は、95.2%。会員の5割が仕事をしている。84.5%がオンセで、13.8%がオンセ以外。7.5%は、仕事を持っていない。日本の現状とは違う。
     
  • オンセの組織は、(1)オンセの本部「オンセ・ファウンデーション(ONCEFoundation)」(障害者を支援するため)(2)オンセ・ビジネス・コーポレーション(オンセの持ち株の会社)(3)フルドーサグループ(一般の営利企業)といった企業を持っている。オンセは、企業グループであり、福祉グループである。これらを興し始めたのは'80年代以後のことである。
     
  • オンセの元になったのは宝くじの収益と企業を買収した収益である。「ティ−ル」というプリンターを作った会社(ドイツ)がオンセの所有になっていた。そのプリンターはとても性能が良かったが、オンセは、良いものを作っている会社は、そこで作られているものだけでなく会社ごと買取をしている。また、そこで作られているものを輸出もしている。
     
  • オンセは、障害者全体の福祉に目を向けている。視覚障害者支援で始めた時から他のリハビリテーションにも目を向けていた。・オンセの資料によると、障害者27,000人の雇用機会を作っている。半分くいの視覚障害者以外にも雇用機会を作っている。
     
  • オンセの代表も全盲である。スペインの最前線で新しく仕事を創り出していることがユニークだ。オンセでは、ゆりかごから墓場までの営業を行っている。学校や図書館を、視覚障害者に対して全てオンセが介護している。発展途上国を含めた視覚障害者の支援を行っている。
     
  • ペドロ氏が事務総長を努める「ワールド・ブラインド・ユニオン」では、1,000人以上がフルに活動している。それはオンセが動かしている。ペドロ氏は、自らオンセの会員として世界中を走り回り、視覚障害者の福祉・地位・自立のために活動をしている。それら全てオンセがバックアップとなり行っている。ペドロ氏は、モロッコで交通事故に合い、2ヶ月間昏睡状態が続いていた。今は回復しているが、言語の麻痺があるそうだ。読み書きにどのくらいのテクノロジーが大切か気づいたという。
     
  • オンセはいつか来るリテラシーの革命、それについて述べている。ペドロのいう未来の革命は、実は達成されている。オンセは、国際標準値を新しく作った。それは、マルチメディアをシンクロさせようとしている。
     
  • オンセが開発を進めている「ディジー」がある。オンセが国際的に貢献し、知的障害者にとって次世代の録音技術として活躍させることができると思う。(河村)
 
 
  • オンセが来られなくなったため、代わりに出演することになったが、私は少々場違いなところへでてきたのではと思っている。
     
  • 私は、10数年前からオンセと仕事を始めた。私が日本の代表者として、オンセの代表者とある会で知り合った。二人の共通点は英語がよくしゃべれないことであった。
     
  • オンセのメンバーで'90年に「ワールド・ブラインド・ユニオン」の事務所を努めていたペドロとも付き合いがある。ペドロとは一緒に「ワールド・ブラインド・ユニオン」の事業を進めてきた。日本・スウェーデン・スペイン・イギリスのインターネットの次世代に続く国際標準化を進めてきた。
     
  • ここでは、パンフレットに出てこなかったことを説明する。オンセの成果、どれだけの人が仕事に就いているか、そのことについて話しをしたいと思う。
     
  • オンセでの障害者は、95.2%。会員の5割が仕事をしている。84.5%がオンセで、13.8%がオンセ以外。7.5%は、仕事を持っていない。日本の現状とは違う。
     
  • オンセの組織は、(1)オンセの本部「オンセ・ファウンデーション(ONCEFoundation)」(障害者を支援するため)(2)オンセ・ビジネス・コーポレーション(オンセの持ち株の会社)(3)フルドーサグループ(一般の営利企業)といった企業を持っている。オンセは、企業グループであり、福祉グループである。これらを興し始めたのは'80年代以後のことである。
     
  • オンセの元になったのは宝くじの収益と企業を買収した収益である。「ティ−ル」というプリンターを作った会社(ドイツ)がオンセの所有になっていた。そのプリンターはとても性能が良かったが、オンセは、良いものを作っている会社は、そこで作られているものだけでなく会社ごと買取をしている。また、そこで作られているものを輸出もしている。
     
  • オンセは、障害者全体の福祉に目を向けている。視覚障害者支援で始めた時から他のリハビリテーションにも目を向けていた。・オンセの資料によると、障害者27,000人の雇用機会を作っている。半分くいの視覚障害者以外にも雇用機会を作っている。
     
  • オンセの代表も全盲である。スペインの最前線で新しく仕事を創り出していることがユニークだ。オンセでは、ゆりかごから墓場までの営業を行っている。学校や図書館を、視覚障害者に対して全てオンセが介護している。発展途上国を含めた視覚障害者の支援を行っている。
     
  • ペドロ氏が事務総長を努める「ワールド・ブラインド・ユニオン」では、1,000人以上がフルに活動している。それはオンセが動かしている。ペドロ氏は、自らオンセの会員として世界中を走り回り、視覚障害者の福祉・地位・自立のために活動をしている。それら全てオンセがバックアップとなり行っている。ペドロ氏は、モロッコで交通事故に合い、2ヶ月間昏睡状態が続いていた。今は回復しているが、言語の麻痺があるそうだ。読み書きにどのくらいのテクノロジーが大切か気づいたという。 
  • オンセはいつか来るリテラシーの革命、それについて述べている。ペドロのいう未来の革命は、実は達成されている。オンセは、国際標準値を新しく作った。それは、マルチメディアをシンクロさせようとしている。
     
  • オンセが開発を進めている「ディジー」がある。オンセが国際的に貢献し、知的障害者にとって次世代の録音技術として活躍させることができると思う。(河村)
金子郁容さん・竹中ナミさん・河村宏さん (33.jpg 9,251Byte)
金子郁容さん・竹中ナミさん・河村宏さん
 
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  (オンセのビデオ紹介) ビデオの要約  
 
  • 「ディジー(デジタル・トーキングブック)」の開発について、全盲の人にとっては情報へのアクセス、情報が得られる。彼らの意味のある前進を望む。
     
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  • 視覚障害者とコンピュータということでいえば、プロップ・ステーションのメンバーがマイクロソフトと協力してWindowsソフトの読み上げソフトを作っている。これは多くの人に力を与えることになるだろう。
     
  • 人は助けられるだけでなく、自分が他の人を助けることができると感じられる機会が大事だ。その点で、ボランタリーの精神はコンピュータやインターネットと相性が良い。ネットワーク上では自分がいかにすごいかを言っても仕方がない。困ったとかこれができないという弱い情報に対して皆が力を合わせるということがネットワーク上ではよくある。
     
  • オンセでは、宝くじから約3,000億円の収入がある。日本でもサッカーくじが始まるが、文部省の外郭団体である特殊法人が一括して扱うらしい。このような資金をチャレンジドの人材育成に使うということもあっていいかもしれない。
     
  • スペインでできて日本でできないのはおかしい。そのあたりについて竹中さんどうでしょうか。(金子)
     
 
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  • こんにちは、ナミねえです。2年前に「チャレンジド・ジャパン・フォーラム第1回」を開催し、今回の第4回目を(あっという間に)このように盛大に開くことが出来た。それは、多くの人の力があったからだ。時代を感じずにはいられない。
     
  • 「チャレンジドを納税者に」という言葉は、税務署のキャッチフレーズと間違われそうだが、税務署が言うのではなく当事者が言うところに意義がある。納税することでチャレンジドは保護の対象から社会を構成する一員となり、またその税金がどう使われるのか見届ける人にもなる。詳しいことは、今回出版した本を読んでいただけたらと思う。
     
  • この活動を始めたきっかけ、出発点は、私の娘が自分自身何者かわからない重度の障害で、私のことをおかあちゃんだともおそらく認識していない。娘と共に生活している時、介護に明け暮れる私は、いわゆる「稼げる仕事」ができなかった。私自身納税者になれなかった。
     
  • この世の中、娘のように全面的に家族や社会の支えなしでは生きていけないという人は一握りである。ほとんどの人は、障害が有っても「何かしたい」「役に立ちたい」と思っている、夢も希望も持っている。障害を持つ人と持たない人が単純に「してもらう側」と「してあげる側」に分けられる日本はおかしいと思う。
     
  • 保護のための予算などが一方的に流れて行く福祉ではなく、社会的に循環する福祉の仕組みを作る必要がある。
     
  • これからの高齢化社会・日本に、チャレンジドを支える財源、収入源があるのかと考えると非常に怖い。たとえば、今、国立療養所に居る私の娘は税金で24時間支えていただいているが、その額は月に50〜60万という大きな金額である。しかし、ケアが無ければ生きていけない人が(世間から)淘汰されるのであれば、それは動物と同じだ。人間であれば、知恵を使ってケアの必要な人を支える仕組みを作ることが出来るはず。アイデアを出して、少しづつでもいいから日本の仕組みを変えて行こうと思う。
     
  • プロップの活動は「仕事のないかわいそうなチャレンジドの救済運動」ではない。社会が一方的に決めている「働かなくても良い人」「働けない人」の枠組を変えていく活動だ。・今回のフォーラムのテーマは「インフォメーションテクノロジー」だが、プロップで学び、コンピュータやコンピュータネットワークを使ってコミュニケーションや仕事に生かしてゆくチャレンジドを見ていると、彼らにとって「インフォメーションテクノロジー」は、人類が火を手にしたときと同じくらいの感動がある。(竹中)
 
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  • 今回、出版されたナミねえの本は「プロップ・ステーションの挑戦−チャレンジドが社会を変える」というタイトルで、筑摩書房から発行された。今日のためにできた本である。帯はマイクロソフトの成毛さんが書き、巻末にはナミねえと僕の対談も収録されているので、ぜひ読んで欲しい。
     
  • 先程、河村さんから紹介されたオンセのことをサムハルのラーションさんに聞いてみる。(金子)
     
 
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  • スペインの状況は苦しいのではないか。それは、失業がとても多いことだ。ヨーロッパの中で、スウェーデンは8%だが、スペインでは18〜20%である。健常者も就職が難しい中で、障害者をサポートしてほしいというのは非常に難しい状況だろう。
     
  • 視覚障害者をターゲットに当てた団体で、宝くじの発行が許された団体である。宝くじの発行が認可され、また、スペインは、宝くじの人気が高い。それで、政府からの助成金(支援)が少なくてすんでいる。
     
  • オンセの活動は、(障害者に対して)たくさんの機会、チャンスを作っている。特に雇用就労機会を作ることに成功している。視覚障害だけでなく他の障害者にとってもそれが与えられているのはとても良いことだと思う。スペインは、自主的に障害者の方の支援に力を入れているのではないかと思う。オンセは、国のバックアップがなくてもどれくらい良い成果を上げられるかを示すことができた良い団体だ。(ラーション)
     
 
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  • ラーションさん、スウェーデンで宝くじ独占発行の権利をもつというのはどうだろう。(笑)
     
  • ラーションさんにスウエーデンの状況を少し確認してもらいたい。日本では、厚生省の基準でいう障害者の内、職に就いている者の割合は14%である。サムハルの資料によるとスウェーデンでは障害者の有職率は「1/2でしかない」とされている。半分と聞くと、我々日本人は、とても多いように思うのだが…。(金子)
     
 
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   それぞれの文化的、歴史的な違いがある。スウェーデンの雇用人口男女比はほぼ同じだ。確かに日本と比べるとスウェーデンの障害者の雇用率は高い。(ラーション)
 
 
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   竹中さん、スウェーデンのこの数字は、やはりかなりのものだろう。(金子)
 
 
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   確かに目標とする数字だが、数字だけではない。(竹中)
  
 
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   韓国で障害者雇用をした会社が倒産した。日本でも深刻だが、アジアでも深刻。会社が潰れているのだから…。(河村)
 
 
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   この話は「セッション2」で引き続きラーションさんに聞いていきたいと思う。(金子)
 
 
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  • 「セッション2」で、膨らんだ課題をまとめていただきたいと思う。
     
  • 続いて初公開の「チャレンジド・ドキュメンタリー」を上映する。監督は、押田興将さんである。
     
  • 押田監督紹介(司会)
     
 
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  • 自分の身内が障害者だった。
     
  • 2月にクランクインし7月まで撮影が続いた。撮影をしながら「プロップ・ステーション」はすごい!と思った。それに負けない映画を作りたかった。
     
  • 視覚障害者の方、聴覚障害者の方、海外の方の配慮が今回に間に合わなかったことは申し訳なく思う。次は、そういう方たちにも見てもらえるようにしたいと思う。(押田)
押田興将さん (34.jpg 7,845Byte)
押田興将さん
 
 
  • 自分の身内が障害者だった。
     
  • 2月にクランクインし7月まで撮影が続いた。撮影をしながら「プロップ・ステーション」はすごい!と思った。それに負けない映画を作りたかった。
     
  • 視覚障害者の方、聴覚障害者の方、海外の方の配慮が今回に間に合わなかったことは申し訳なく思う。次は、そういう方たちにも見てもらえるようにしたいと思う。(押田)
     
 
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    特別試写 ドキュメンタリー映画「チャレンジド」上映(15:10〜16:10)
 
     
 
 
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