NHK首都圏のニュース 放送センター 8月21日 より

高速回線で障害者に製菓講習

NHK首都圏のニュース文字版でKSCの遠隔講習が報道されましたので抜粋してご紹介します

障害者の就職を支援しようと、神戸など全国4つの会場を通信回線で結び、プロの菓子職人の
技術を同時に学んでもらおうという講習会が開かれました。

この講習会は、神戸市東灘区の社会福祉法人などが企画し、神戸、東京、名古屋のあわせて4
つの会場に障害者20人が集まりました。東京で洋菓子店を経営する近藤冬子さんが講師を務
め、東京・日本橋の会場で、オレンジとココナツのゼリーを作る様子が、通信回線を使って各会
場のテレビモニターに映し出されました。

このうち神戸市東灘区の会場では、パティシエを目指す男女4人が、モニターの映像を見なが
ら、同じレシピに沿ってゼリー作りに挑戦しました。

神戸の会場には、現場指導を行う菓子職人も派遣され、障害者たちはその場で質問をしながら
洋菓子作りの技術を学んでいました。

講習会を主催した社会福祉法人の竹中宏晃事務局長は、「これからもこうした通信技術を障害
者の就職支援に結びつけていきたい」と話していました。

また、参加した女性の1人は、「ふだん会えない人からさまざまなことを学べたので、役に立ちま
した」と話していました。

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