教育家庭新聞 2009年7月18日より転載

チャレンジドをパティシエに

神戸スウィーツ・コンソーシアム

一流講師からお菓子作りを学ぶ
一流講師からお菓子作りを学ぶ

 チャレンジド(障害者)が製菓技術の習得を目指す「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)in東京」の第1回講習会が6月20日、日清製粉小網町加工技術センターで開かれた。KSCは、社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉、日東商会が主催し、(株)モロゾフの八木淳司氏など一流の講師が、チャレンジドにレシピや技術を直接指導する。

 今後は、8名のチャレンジドがパティシエを目指して、お菓子やパンの作り方について6回の講習を受けることになる。

 八木講師は開催にあたって「昨年神戸で行ったが、受講者はとても意欲的だった。今まで学びたくても学べなかったということで、とても一生懸命学んでくれた。そして作業所に戻ってからも積極的に習ったことをみんなに伝えるなど、波及効果がとても高い。今回も同様なお手伝いをしたい。そして、作業所の職員達に勇気を与える、二次効果、三次効果を与えたい」と語った。

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